ケアマネジャー(介護支援専門員)は高齢者の介護プランを作る専門職。看護師経験 5 年で受験可、合格率 20%と難易度は高いですが、介護業界で重宝される資格です。
ケアマネジャーとは
- 介護保険法に基づく都道府県認定資格
- 高齢者のケアプラン作成が主業務
- 介護事業所・地域包括支援センターで活躍
- 医療系(看護師)+福祉系(介護福祉士)両方から受験可
受験資格
- 看護師として5 年以上の実務経験
- 実務経験 900 日以上
- 受験対象職:看護師・介護福祉士・社会福祉士・PT・OT・医師など
- 医療系看護師は受験者の 30% 程度(介護福祉士に次ぐ 2 位)
試験の構成
- 年 1 回、毎年 10 月実施
- マークシート 60 問
- 介護支援分野 25 問+保健医療福祉分野 35 問
- 各分野で 70% 以上の得点率が必要
- 試験時間 120 分
合格率と難易度
| 年 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
| 2023 | 約 54,000 | 約 12,000 | 22.4% |
| 2022 | 約 55,000 | 約 11,000 | 19.0% |
| 2021 | 約 55,000 | 約 13,000 | 23.3% |
- 看護師の合格率は全体より高め(25-30%)
- 医学知識の有利さ
試験対策と勉強時間
- 学習時間:200-300 時間(6 ヶ月程度)
- 独学でも可能、通信講座は +3-5 万円
- 過去問+模試の反復が鉄則
- 介護保険法の制度理解が最重要
おすすめ通信講座
- ユーキャン(3-5 万円)
- たのまな(2-3 万円)
- 資格の大原(6-10 万円)
- LEC(10-15 万円)
合格後の手続き
- 試験合格
- 実務研修(87 時間) — 合格翌年の 1-3 月が多い
- 都道府県に登録
- ケアマネジャー証交付
- 5 年ごとの更新研修
ケアマネの仕事内容
- ケアプラン作成:利用者の状況に合わせた介護サービス計画
- アセスメント:自宅訪問で生活状況把握
- サービス担当者会議:医師・介護士・家族と調整
- 給付管理:介護保険給付の請求書作成
- モニタリング:月 1 回以上の訪問チェック
ケアマネの活躍の場
- 居宅介護支援事業所:独立系ケアマネの主戦場
- 地域包括支援センター:行政委託、安定
- 介護施設:特養・老健のケアマネ
- 病院の地域連携室:退院支援
- 訪問看護ステーション:兼任多い
ケアマネの年収
- 居宅ケアマネ:400-500 万円
- 地域包括支援センター:420-550 万円(公務員系)
- 施設ケアマネ:380-480 万円
- 主任ケアマネ:+50-80 万円
- ケアマネ手当:月 5,000-20,000 円
看護師 vs ケアマネの比較
| 項目 | 看護師 | ケアマネ |
| 年収 | 480 万円 | 400-450 万円 |
| 夜勤 | あり | なし |
| 肉体負担 | 大 | 小 |
| 書類業務 | 中 | 大 |
| 残業 | 月 10-30 時間 | 月 5-20 時間 |
ケアマネのメリット
- 夜勤なし、土日休み多い
- 肉体的負担が軽減
- 在宅ワーク・訪問の自由度
- 50-60 代でも長く続けられる
- 看護師資格+ケアマネで最強
ケアマネのデメリット
- 年収は看護師より低い場合も
- 書類業務が多い
- 介護保険法の改正で業務変動
- 多職種調整のストレス
- 利用者・家族対応の感情労働
主任ケアマネ(上位資格)
- ケアマネ 5 年以上の実務で受験可
- 研修 70 時間修了で取得
- 地域包括支援センターの必置職員
- 年収 +50-80 万円
看護師経験がケアマネで活きる場面
- 医療的ケアが必要な利用者のプラン作成
- 病院との連携スムーズ
- 医師との専門用語コミュニケーション
- 褥瘡・糖尿病など看護視点のアセスメント
- 退院支援の説得力
取得に向くタイプ
- 看護師経験 5 年以上
- 在宅・介護分野に興味
- 夜勤から解放されたい
- 長く続けられる仕事探し
- 書類作成・調整業務に抵抗ない
まとめ
ケアマネジャーは看護師の次のキャリアとして人気の資格。合格率 20% の難関だが、6 ヶ月の学習で取得可能。年収 400-500 万円+夜勤なしで、50-60 代まで長く続けられる安定職です。


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