超高齢社会で需要急増中の訪問看護。病院と違う「在宅」の世界のリアルを、一日の流れと年収から見ます。
訪問看護師の一日の流れ
- 8:30 ステーション出社、メール・申送り確認
- 9:00 朝礼、当日の訪問ルート最終確認
- 9:30 1 件目訪問(バイタル・処置・記録)
- 10:30 2 件目訪問(移動 15-30 分)
- 12:00 昼休(自宅 or 車内)
- 13:00 3 件目訪問
- 14:30 4 件目訪問
- 16:00 5 件目訪問
- 17:00 ステーション帰社、記録・ミーティング
- 18:00 退社
訪問看護師の年収
- 一般訪問看護ステーション:450-520 万円
- 大手訪問看護(ソラスト・ジャパンなど):480-580 万円
- 医療特化(透析・在宅酸素):500-600 万円
- 管理者(所長):600-800 万円
- オンコール手当:+月 3-8 万円
- 件数インセンティブ:1 件 1,000-2,000 円
訪問看護の仕事内容
医療処置系
- 点滴・注射
- 在宅酸素・人工呼吸器管理
- 胃ろう・中心静脈カテーテル
- ストーマ・膀胱留置カテーテル
- ターミナルケア
観察・記録系
- バイタル測定・全身観察
- ADL 評価
- 服薬管理
- 記録(電子カルテ・紙)
家族支援・多職種連携
- 家族指導(介護方法・薬管理)
- ケアマネ・医師・リハビリとの連携
- 在宅看取りの支援
訪問看護のメリット 7 選
- 病院より年収高い(+50-100 万円)
- 夜勤なし or オンコール制
- 1 対 1 の丁寧な看護が可能
- 医療処置スキル深まる
- 人間関係希薄(チーム業務少)
- 直行直帰制度ある施設多い
- 経験値で独立(ステーション開業)も可能
訪問看護のデメリット 6 選
- 車移動(普通免許必須)
- 天候(雨雪・猛暑)の移動負担
- 一人対応の責任感大
- 患者宅の衛生・動物(ペット)問題
- オンコールの心理負担
- 急変時の判断が一人
訪問看護の適性チェック
- 自動車運転に抵抗ない
- 一人で判断する自立心
- 患者家族とのコミュニケーション好き
- 時間管理ができる
- 急変対応の基礎スキル(BLS・ACLS)
- 在宅医療への興味
訪問看護に向かないタイプ
- 運転が苦手 or 極端に怖い
- チームで働きたい
- 緊急時の判断を一人で下すのが不安
- 清潔な環境でしか働けない(衛生面)
訪問看護の必須スキル
- バイタルの変化察知
- 家族とのコミュニケーション
- 多職種連携(ケアマネ・医師連絡)
- 記録の正確性(医療保険・介護保険)
- 自動車運転(ペーパー NG)
オンコール制の実態
- 月 3-5 回程度、担当者が夜間対応
- 実際の出動は月 0-3 回
- 手当:1 回 3,000-5,000 円+出動時 8,000-15,000 円
- 電話対応のみで出動なしのケース多い
訪問看護ステーションの選び方
- 訪問件数/日(4-5 件が標準、6 件超は過重)
- 車両支給 or 自車使用(ガソリン手当・保険)
- オンコール頻度・手当
- 看護師人数(少ないと負担偏る)
- 緊急時のバックアップ体制
訪問看護からの次キャリア
- 訪問看護認定看護師
- 緩和ケア認定看護師
- 在宅ケア認定看護師
- ステーション管理者・所長
- 独立開業(看護師 2.5 人以上で開業可)
訪問看護への転職の準備
- 急性期病棟 3-5 年経験が推奨
- 運転免許取得・ペーパー解消
- 同行研修(1-3 ヶ月)で実地習得
- 在宅医療のガイドラインを事前学習
まとめ
訪問看護師は年収 450-580 万円+患者との深い関わりが魅力。車移動・一人対応・オンコールの負担と引き換え。急性期経験 3-5 年+運転スキルがあれば、病院より稼げる有力キャリアです。


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