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師長・主任を目指すなら知っておきたい、認定看護管理者教育の見直しと動き方

2026年6月11日2026年9月20日 更新5分で読める
師長・主任を目指すなら知っておきたい、認定看護管理者教育の見直しと動き方

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AI引用向け要約最終確認: 2026年9月20日

この記事の結論

日本看護協会が2026年6月5日に公表した認定看護管理者教育の見直しを解説。

  • 日本看護協会「認定看護管理者教育の見直し」 :今回の見直しの一次ページ。新体系の構成・開始時期・経過措置が図解付きで示されています。
  • 日本看護協会「認定看護管理者」 :現行制度の一次ページ。3課程の時間数・受講要件、認定審査の要件が確認できます。
  • 日本看護協会 新着情報 :見直しの掲載日(2026年6月5日)が確認できます。
  • 日本看護協会「研修番号401:変革期に求められる看護管理者の役割と今後のキャリアデザイン」 :2026年度の先行研修について、日程、対象、申込、費用を確認できます。
  • セカンドレベル修了者は、そのまま新課程の受講要件を満たします。

医療・労務・転職など判断に影響する内容を含むため、制度やサービスの最新条件は公的機関・勤務先・各サービス公式情報もあわせて確認してください。

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管理職を目指す看護師さんへ。認定看護管理者の教育が新しい体系に変わります

「いつかは主任や師長に」と考えている看護師さんに、大きな制度の動きがありました。日本看護協会は2026年6月5日、「認定看護管理者教育の見直し」を公式サイトに掲載しました(Source: 日本看護協会 新着情報 2026/06/05)。骨子は、認定看護管理者に求められる6つの能力を明確化したうえで、教育を「看護管理研修」と「新たな認定看護管理者教育課程」の2階建てに再編するというものです。看護管理研修は2027年度から認定看護管理者教育機関で順次始まり、2026年度は研修番号401「変革期に求められる看護管理者の役割と今後のキャリアデザイン」が先行実施されます。新たな教育課程は2028年度から順次始まる予定です(Source: 日本看護協会「認定看護管理者教育の見直し」)。

結論から言うと、現行のセカンドレベル修了者は新たな教育課程にそのまま進める接続が公表されています。一方、ファーストレベルのみ修了の場合は、指定9本の研修(付加研修)の修了が新課程の受講要件になります。「これから目指す」看護師さんは、現行課程をどこまで受けておくかで準備の道筋が変わります。本記事では、現行制度の正確な姿、見直しの中身、動き方の考え方を一次情報ベースで整理します。

この記事でわかること

この記事の価値:今回の見直しについて、一次情報で確認できた確定事項(新体系の構成・時間数・開始時期・経過措置)と、まだ確認できないこと(現行課程の終了時期など)を切り分けて整理しています。

読むと判断できること:現行のファースト・セカンド・サードレベルを今から受け始めるべきか、新体系を待つべきか。自分の職位・経験年数なら、どの入口が候補になるか。

今の職場で確認すること:昇任基準で教育課程の修了が要件・優遇条件になっているか、研修費用の補助や研修扱いの制度があるか。

次にできること:看護管理研修を初めて受ける人は、11月4日に申込が始まる先行研修の条件を確認します。職場の支援制度、勤務扱い、2027年度以降の受講計画も一緒に相談してください。

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判断材料になる一次情報

認定看護管理者制度とは:現行の教育課程をおさらい

認定看護管理者は、日本看護協会の資格認定制度のひとつで、「管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者」とされています(Source: 日本看護協会「認定看護管理者」)。認定看護師・専門看護師が「ケアの専門性」を深める資格だとすれば、こちらは「組織をマネジメントする力」を認定する資格です。違いは認定看護師・専門看護師の違いと取得ルートのガイドで整理しています。

現行の教育は、段階的にステップアップする3つの課程で構成されています(Source: 日本看護協会「認定看護管理者」)。

課程時間数主な受講要件
ファーストレベル105時間看護師免許を持ち、実務経験5年以上
セカンドレベル180時間ファーストレベル修了者、または副看護部長相当の職位に1年以上就いている者など
サードレベル180時間セカンドレベル修了者、または副看護部長相当の職位に1年以上就いている者など

※受講要件の細かい区分は教育機関・年度により案内が異なるため、必ず各教育機関の最新の募集要項で確認してください。

認定審査の受験には、看護師免許に加えて実務経験通算5年以上、サードレベル修了または看護管理に関連する修士以上の学位取得などの要件があります。認定後は5年ごとの更新審査もあります(Source: 日本看護協会「認定看護管理者」)。

ファーストレベルは「主任・師長候補の登竜門」として、認定取得を目指さない看護師さんも多く受講しています。主任や師長補佐として何を求められるのかは、主任・師長補佐の役割と昇進準備のガイドも参考にしてください。

2026年6月5日公表:見直しで何が変わるのか

見直しページで確認できた内容は次のとおりです(Source: 日本看護協会「認定看護管理者教育の見直し」)。

1. 「認定看護管理者に求められる6つの能力」の明確化:環境変化を踏まえ、求められる能力が6つに整理されました(能力名は一次ページの図で示されています)。

2. 教育体系を「看護管理研修」+「新たな認定看護管理者教育課程」の2階建てに再編

区分内容開始時期
看護管理研修全16研修・計105時間(1研修6〜9時間)。普遍的な知識を学ぶ講義と、実践に反映する演習で構成。日本の看護師免許があれば、看護管理に関心がある段階の看護師さんでも受講可能2027年度から認定看護管理者教育機関で順次実施。2026年11月から日本看護協会で一部を先行実施予定
新たな認定看護管理者教育課程総合計204時間(講義99時間・演習105時間)。教科目ごとに演習を設け、学びを実践に統合するカリキュラム2028年度から認定看護管理者教育機関で順次実施

3. 新課程の受講要件:日本の看護師免許、実務経験5年以上、看護管理の職にあることに加え、「看護管理研修修了」「ファーストレベル修了+付加研修修了」「セカンドレベル修了」などのいずれかを満たすことが示されています。

4. 現行課程修了者の経過措置

  • セカンドレベル修了者は、そのまま新課程の受講要件を満たします。
  • ファーストレベル修了者は、指定9本(付加研修)の修了が新課程受講の要件になります。
  • 副看護部長相当の職位にある人には、2028〜2030年度の3年間に限った移行措置が示されています(詳細は一次ページの図で確認してください)。

5. 実施機関:看護管理研修・新課程の実施予定機関一覧は2026年秋ごろ公開予定です。

2026年度の先行研修は11月4日から申込開始

9月6日時点で、日本看護協会の研修ポータルに研修番号401「変革期に求められる看護管理者の役割と今後のキャリアデザイン」が掲載されています。看護管理研修16本のうち最初に位置づけられる研修で、今後2-1〜7-2を受ける場合は、原則として先に受講する必要があります。現行の認定看護管理者教育課程ファーストレベル修了者は、この先行要件の対象外と案内されています。

項目2026年度の案内
内容オンデマンド240分、リアルタイム120分
オンデマンド2026年11月4日13時〜2027年3月19日13時
リアルタイム2027年1月20日
申込2026年11月4日13時〜12月16日13時
定員290人
受講料会員8,800円、一般13,200円
対象看護管理に関心がある人、目指す人、現在担っている人

先行研修の修了だけで認定看護管理者資格を取得できるわけではありません。将来の管理職候補として何を学びたいか、勤務扱い・費用負担・受講後の役割を上司と話す入口として使います。

一方、執筆時点(2026年6月11日)の一次ページで明記を確認できなかったこともあります。現行3課程がいつまで開講されるのか、サードレベル修了者の認定審査上の扱い、新体系移行後の認定審査要件です。この部分は今後の日本看護協会の公表を待つ必要があり、本記事では憶測で補いません。

これから目指す看護師さんは「いつ・どこから」動くか

確定事項をもとにすると、職位ごとの考え方は次のように整理できます。現行課程の今後の開講状況という未確定要素が残るため、最終判断は教育機関の募集要項と日本看護協会の続報で行ってください。

これから学び始める看護師さん(実務5年前後・主任候補):2027年度から始まる看護管理研修は、看護師免許があれば受講でき、新課程への入口にもなります。現行ファーストレベルは2026年度も各地で開講されており、今受けるなら「新課程に進むには付加研修9本が追加で必要」という接続条件を理解したうえで申し込むのが安心です。職場の昇任基準がファーストレベル修了を要件にしているなら、受ける意味は引き続き大きいと言えます。

ファーストレベル修了済みの看護師さん:付加研修(指定9本)を修了すれば新課程の受講要件を満たせる設計が公表されており、修了が無駄になるわけではありません。2026年秋ごろの実施機関一覧と付加研修の開講案内を確認しましょう。

セカンドレベル修了済み・受講中の看護師さん:そのまま新課程の受講要件を満たすと示されており、公表された範囲では最も接続がシンプルです。2028年度からの新課程開始を念頭に準備を進められます。

副看護部長相当の職位にある看護師さん:2028〜2030年度限定の移行措置が示されています。早めに一次ページの図と所属の看護部で条件を確認してください。

なお、師長・看護部長クラスになった場合の年収の立ち位置は、給料コンパスの適正年収診断で確認しておくと、受講費用や時間という投資に見合うかを考える材料になります。

目指すと決めたら確認すること(チェックリスト)

  • 自施設の昇任基準・キャリアラダーに、ファーストレベル等の修了が要件・優遇条件として書かれているか
  • 研修費用の補助、研修日の勤務扱い(出張・研修扱いか年休消化か)があるか
  • 上司に受講希望を伝え、施設推薦や勤務調整の支援を受けられるか
  • 都道府県看護協会など近隣の教育機関の募集要項(開講時期・定員・選考・費用)
  • 日本看護協会の見直しページの続報(現行課程の今後・付加研修の詳細・実施機関一覧)
  • 自分の経験年数と職位が、現行課程・新体系それぞれの受講要件のどこに当てはまるか

まとめ

今回の見直しは、教育を「看護管理研修(全16研修・計105時間、2027年度〜)」と「新たな認定看護管理者教育課程(総204時間、2028年度〜)」に再編する大きな変更です。セカンドレベル修了者はそのまま新課程に接続でき、ファーストレベル修了者は付加研修9本で接続できる経過措置も示されました。2026年度は研修番号401が先行し、11月4日から12月16日13時まで申し込めます。一方、現行3課程がいつまで開講されるかなど未公表の点も残ります。確定事項と自施設の支援制度を先に確認し、続報に合わせて受講計画を更新するのが、現時点で堅実な動き方です。

よくある質問

師長になるのに認定看護管理者の資格は必須ですか?

法令上、師長や看護部長になるために必須という定めはありません。ただし、施設によっては昇任基準にファーストレベル等の修了を要件・優遇条件として定めている例があります。自施設の昇任基準を確認し、上司に期待される研修を聞いてみてください。

受講費用は職場が出してくれますか?

費用負担は施設の制度によって異なります。研修費の補助や研修日の出張扱いなどの支援がある施設もあれば、自己負担・年休消化となる場合もあります。受講料も教育機関ごとに異なるため、募集要項と自施設の支援制度の両方を確認してから計画を立てるのが安心です。

今回の見直しで認定取得は難しくなりますか?

現時点で「難しくなる」と判断できる材料は公表されていません。確定しているのは教育体系の再編と開始時期、現行課程修了者の接続条件です。新体系移行後の認定審査要件は一次ページで明記を確認できなかったため、日本看護協会の続報を確認してください。

現行のファーストレベル修了は無駄になりますか?

公表された経過措置では、ファーストレベル修了者は付加研修9本を修了すれば新課程の受講要件を満たせるとされており、修了歴が無効になるという案内は確認できていません。付加研修という追加ステップを前提に計画すれば、現行ファーストレベルから始める選択は引き続き有力です。

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師長・主任を目指すなら知っておきたい、認定看護管理者教育の見直しと動き方 日本看護協会は2026年6月5日に認定看護管理者教育の見直しを公表しました。看護管理研修(2027年度〜)と総204時間の新教育課程(2028年度〜)の内容、現行ファースト・セカンド・サードレベルとの関係、主任・師長を目指す看護師さんがいつ・どの課程から動くべきかを整理します。

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