最新の公式案内では2026年10月1日オープンです
日本看護協会は2026年9月7日、看護職向けポータルサイト「NuPS(ナップス)」を10月1日にオープンすると公表しました。NuPSは、職歴、国家資格、研修受講履歴などを一元的に見える化し、ナースセンターへ就業・キャリア相談できる仕組みです。
開始時点で誰もが同じ機能を使えるわけではありません。日本看護協会の9月7日案内では、まず勤務先施設から医療従事者届出システムのIDを発行され、ログインできる就業中の看護職が対象です。潜在看護職向けサービスは今後順次対応する予定とされています。
NuPS特設サイトのFAQには、以前の「提供開始時期を延期する」という記述が9月7日時点で残っています。この記事では、日付が新しい日本看護協会とeナースセンターの案内に基づき10月1日開始予定と扱いますが、登録直前に公式表示を再確認してください。
NuPSで予定されていること
| 機能 | 公式案内の内容 | 注意点 |
|---|
| キャリア情報 | 職歴、免許、看護職以外の資格等を確認 | 元情報の登録・編集は医療従事者届出システムで行う |
| 研修履歴 | 対応する研修の履歴を一覧表示 | 研修実施主体のアップロード後に表示される |
| 履歴証明 | 研修受講履歴証明書を出力 | 対応研修は日本・都道府県看護協会主催分から順次 |
| キャリア相談 | 居住地または勤務地のナースセンターへ相談 | 就職・復職・転職・継続就業などを相談できる |
| 情報連携 | 関係システムの情報を本人同意で連携 | 勤務先が本人情報を自由閲覧する仕組みとは扱わない |
NuPSへ手入力するだけで全履歴が完成するのではなく、医療従事者届出システムや研修管理システムから情報が連携されます。情報提供には本人自身の同意が必要です。
ステップ1:自分が開始時の対象か勤務先へ確認する
看護部、人事、医療従事者届出システムの担当へ次を質問します。
- 当施設では医療従事者届出システムのID発行をいつ始めるか
- 自分のIDは発行済みか、初回ログイン方法は何か
- 登録支援の担当部署と問い合わせ先はどこか
- 勤務時間中に初期設定を行うか、必要な端末は何か
- 施設側が扱う情報と、本人だけが管理する情報の境界は何か
施設ごとの準備状況に差がある可能性があります。IDの発行・初回ログインができない場合は、NuPSだけで解決しようとせず勤務先担当へ確認します。
ステップ2:登録に必要な基本情報をそろえる
NuPS特設サイトのFAQでは、メールアドレス、氏名、生年月日などの基本情報に加え、看護職免許の番号と登録年月日の入力が必要と案内されています。
- 継続して受信できるメールアドレス
- 氏名・生年月日
- 保健師、助産師、看護師、准看護師の免許番号
- 免許の登録年月日
- 勤務先から発行されたシステムIDと初期案内
- 本人確認・マイナポータル利用に必要なもの
免許証の画像や番号を私用の共有チャットへ送らず、勤務先の正式な取扱手順に従います。准看護師免許のみの人は、一部都道府県から利用可能になると案内されているため、対象地域を確認してください。
ステップ3:マイナポータルで資格情報を登録する
公式の利用フローは、マイナポータルにログインし、資格情報の登録を申請し、審査を経て登録を完了する流れを示しています。画面や必要物は制度更新で変わることがあるため、操作はマイナポータルの現行マニュアルを使用します。
審査に時間がかかる可能性を考え、10月1日当日にすべて始めるのではなく、勤務先から案内を受けた段階で準備します。エラー画面や個人情報を本音箱など公開の場へ貼らないでください。
ステップ4:医療従事者届出システムで情報と同意を確認する
マイナポータルから医療従事者届出システムを開き、看護職キャリア情報を登録し、「NCCSへの情報提供」に本人が同意する流れです。
NuPSの画面ではキャリア情報を編集・削除できず、修正は医療従事者届出システムで行います。公式FAQでは、修正した情報は翌日からNuPSで見られるとされています。表示が違うときは、どのシステムが元データかを確認します。
ステップ5:研修履歴の情報提供同意を確認する
研修受講履歴を自動表示するには、研修申込時や各研修管理システムへの登録時などに、情報提供へ同意する必要があります。受講後すぐに表示されるとは限らず、研修実施主体がNuPSへアップロードしてから閲覧できます。
過去研修が一件表示されないだけで「受講記録が消えた」と判断せず、対応対象、同意、氏名・免許情報、アップロード時期を確認します。院内研修や民間研修がすべて自動連携されるとは案内されていません。
登録前チェックリスト
- [ ] 日本看護協会の最新ページで開始日と対象者を確認した
- [ ] 勤務先から医療従事者届出システムのIDを受け取った
- [ ] 初回ログインと問い合わせ先を確認した
- [ ] 免許番号・登録年月日を正式な書類で確認した
- [ ] マイナポータルの資格情報登録を確認した
- [ ] NCCSへの情報提供を自分で理解して同意した
- [ ] 研修実施主体側の情報提供同意を確認した
- [ ] 表示内容の修正先がNuPSではなく元システムであると理解した
NuPS・本音箱・カンゴさん・求人は役割が違います
NuPSは公的なキャリア情報の管理とナースセンター相談の入口です。職場で言えない感情や同じ立場の声を匿名で読みたいときは本音箱のキャリア・役割迷いを使えます。
履歴を「次に何を選ぶか」へ変えるならカンゴさんで、経験、負担、希望条件を整理できます。職場を変えることが選択肢になり、条件が言語化できた後に看護師求人を比較してください。NuPSの登録や情報連携の正式な問い合わせは、勤務先、NuPS、ナースセンターの窓口を利用します。
よくある質問
10月1日から離職中の看護師もすべて使えますか
日本看護協会の9月7日案内では、開始時は勤務先から医療従事者届出システムのIDを発行され、ログインできる就業中の看護職が対象です。潜在看護職向けは今後順次対応予定のため、離職中の人は都道府県ナースセンターへ直接確認してください。
NuPSで職歴を修正できますか
公式FAQでは、NuPS上で編集・削除・更新はできず、医療従事者届出システムで修正するとされています。
勤務先が本人の履歴を自動で見られますか
公式案内は、本人同意を得た情報連携と、本人がキャリアを管理する仕組みを示しています。院内面談で共有する場合も、本人の同意と目的・保存範囲を確認してください。
参考資料
最終確認日:2026年9月7日。特設サイトFAQには旧延期案内が残るため、公開後も開始日・対象・操作手順を継続確認します。
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