看護学生 1 年目は情報量が膨大で、学習戦略を持たないと留年・退学リスクが高まります。前期で 70% の学生が「思っていたより大変」と感じる山場。本記事では学期別の優先科目と時間配分を、現役看護教員の視点でロードマップ化します。
1 年目の 4 大学習領域
- 解剖生理学(前期の山場):人体の正常構造と機能
- 看護基礎技術:バイタル・清拭・ベッドメイキング・移動介助
- 看護倫理・看護学概論:思考の土台
- 病態生理学(後期):疾患の仕組み
学期別ロードマップ
前期(4 - 7 月)
| 週次 | 重点 | 時間配分 |
| 4 月(適応期) | 授業の流れ把握・ノート術確立 | 予復習 1 h / 日 |
| 5 月 | 解剖生理(循環・呼吸) | 予復習 2 h / 日 |
| 6 月 | 解剖生理(消化・内分泌)+ 基礎技術実技 | 予復習 2-3 h / 日 |
| 7 月(期末) | 試験対策(過去問 3 回転) | 勉強 4-6 h / 日 |
夏休み(8-9 月)
- 前期復習:苦手科目の総復習
- 国試対策アプリで解剖生理の基礎問題 500 問
- 基礎看護技術の動画視聴(YouTube、看護 roo 等)
- 余裕があれば早期実習(ボランティア病院見学)
後期(10 - 1 月)
| 週次 | 重点 | 時間配分 |
| 10 月 | 病態生理(循環器疾患) | 予復習 2 h / 日 |
| 11 月 | 病態生理(呼吸器・消化器)+ 技術演習 | 予復習 2-3 h / 日 |
| 12 月 | 基礎看護実習前準備 | 勉強 3-4 h / 日 |
| 1 月(期末) | 後期試験対策 | 勉強 5-7 h / 日 |
春休み(2 - 3 月)
- 2 年生の履修科目予習(成人看護学・小児看護学の教科書購読)
- 解剖生理の総まとめ(2 年で必須の土台)
- 基礎看護技術の動画反復視聴
- 実習バッグ・アイテムの準備
留年しないためのチェックリスト
- □ 授業出席率 90% 以上(80% で留年リスク)
- □ 解剖生理のノートを毎週更新
- □ 試験 2 週間前から過去問を 3 回転
- □ 期末試験前 2 日は睡眠 6 時間以上確保
- □ わからない所を同期・先輩に聞く習慣
よくある失敗パターン
- 授業を「録音すれば OK」で聞き流す → 前期試験で総崩れ
- レポートを提出日深夜に始める → 単位を落とす
- バイトを週 3 以上入れる → 試験前に寝不足で暗記できず
- 解剖生理を暗記で乗り切ろうとする → 2 年生で病態が理解できず連鎖失敗
推奨の勉強ツール
- 解剖生理:ヒューマン・ボディ(3D アプリ)、ぜんぶわかる人体解剖図
- 看護技術:看護 roo 動画、YouTube ナースフル
- 国試対策アプリ:QB 看護師、クエスチョン・バンク
- ノート術:コーネル式ノート(要約欄を作る)
FAQ
Q1: 授業動画は倍速視聴 OK?
A. 1.2 - 1.5 倍までが理解を損なわない限界。初見で 2 倍は記憶に残らず非効率。
Q2: バイトは何時間まで?
A. 週 10-15 時間が限界目安。学校生活優先、深夜帯は避ける。
Q3: 授業についていけない時は?
A. 早期に教員オフィスアワーに相談。1 年生は周りと進度を揃えるサポートがあります。
まとめ
- 前期は解剖生理、後期は病態生理が 2 大山場
- 出席率 90% 以上が単位確保の前提
- 夏休み・春休みの復習がその後の学年を左右
- 解剖生理は暗記ではなく理解、2 年生の土台


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