看護実習の持ち物リスト完全版|先輩ナースの「持って行けばよかった」

編集部
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看護実習に何を持っていけばいいのか不安なあなたへ。結論から言うと、実習要項に書いてある必須アイテムに加えて「あると便利なもの」を準備できるかどうかで、実習の快適さは大きく変わります。この記事では、実際に実習を乗り越えた先輩看護師・看護学生100人以上の声をもとに、持ち物を「必須」「あると便利」「持って行ってはいけないもの」の3カテゴリで整理しました。チェックリスト形式になっているので、実習前日の最終確認にもお使いください。

この記事でわかること

  • 看護実習の持ち物を「必須」「あると便利」「NG」の3カテゴリで完全整理
  • 先輩ナースが「持って行けばよかった」と後悔した隠れた便利アイテム
  • 実習前日に使えるチェックリスト(コピペ・印刷OK)
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【必須】実習要項に書いてある基本の持ち物リスト

まずは、どの実習先でもほぼ確実に必要になる基本アイテムです。学校の実習要項にも記載されているものばかりですが、意外と忘れる人がいるので改めて確認しましょう。

ユニフォーム・身だしなみ関連

  • ナース服(白衣):学校指定のもの。前日にアイロンをかけ、シワのない状態にしておきましょう。予備として2着あると安心です。汚れた場合にその日のうちに洗って翌日着られるよう、速乾性のある素材がベストです
  • ナースシューズ:学校指定の白いシューズ。新品を履いていくと靴擦れするので、事前に何度か履いて馴染ませておきましょう。インソール(中敷き)を入れると長時間の立ち仕事でも足が疲れにくくなります
  • 名札(ネームプレート):学校から支給される実習用の名札。忘れると実習先に入れてもらえない場合もあります。実習バッグのポケットに常に入れておく習慣をつけましょう
  • 靴下:白の無地ソックス。くるぶし丈ではなく、ふくらはぎまであるクルー丈が望ましいです。毎日洗い替えできるよう5足以上用意しておくと安心です
  • 髪留め・ヘアゴム:髪が肩につく長さなら必須です。黒か紺の地味な色を選びましょう。お団子ネットやシニヨンネットを使うとまとめ髪が崩れにくくなります

実習に使う器具・道具

  • 聴診器:学校指定のリットマン(Littmann)クラシックIIIが最も一般的です。まだ持っていない場合は、実習開始の2週間前までに購入しておきましょう。イヤーチップのサイズが合っているか事前に確認し、自分の名前をテープで貼っておくと紛失防止になります
  • ペンライト:瞳孔の対光反射を確認するために使います。100円ショップのものでも使えますが、先端が細くて光が集中するLEDタイプ(500〜1,000円程度)がおすすめです。電池切れに備えて予備の電池も持っておきましょう
  • 時計(ナースウォッチ or 秒針付き腕時計):バイタルサイン測定で秒針が必要です。実習先によっては腕時計禁止の場合があるので、ナースウォッチ(ポケットに付けるクリップ式の時計)を用意しておくと安心です。脈拍測定のときに秒針が見やすいことが最優先なので、デジタルよりアナログがおすすめです
  • メモ帳(ポケットサイズ):白衣のポケットに入るA6〜B7サイズのメモ帳。指導者からの指示やアドバイス、患者さんの情報を素早くメモするために必須です。リングノートだとポケットの中で引っかかるので、綴じノートか手帳タイプがベターです
  • ボールペン(3色以上):黒・赤・青の3色ボールペンが1本あると便利です。記録は黒、重要事項は赤、自分のメモは青と色分けすると後から見返しやすくなります。消せるボールペン(フリクション)は公的記録には使えませんが、自分のメモ用には便利です
  • 印鑑(シャチハタ・三文判):出席簿への押印や書類へのサインで使います。朱肉不要のシャチハタタイプが便利です。白衣のポケットに常に入れておきましょう

書類・資料関連

  • 実習要項・実習の手引き:実習の目標、スケジュール、評価基準が書かれた冊子。毎日持参し、実習目標を確認してから病棟に入りましょう
  • 実習記録用紙:学校指定のフォーマット。予備を多めにコピーしておくと安心です。記録用紙はクリアファイルに入れて持ち運び、濡れたり折れたりしないようにしましょう
  • 教科書・参考書:実習領域の教科書(成人看護学、小児看護学など)。荷物が重くなるので、全部持っていくのではなく、その日に関連する科目だけに絞りましょう。付箋やインデックスを貼って、必要な情報にすぐアクセスできるようにしておくと実習中に焦りません
  • クリアファイル・バインダー:記録用紙や配布資料を整理するために最低3枚は必要です。「今日の記録用」「提出済み」「参考資料」と分けておくと管理が楽です

【あると便利】先輩が「持って行けばよかった」と後悔したアイテム

実習要項には書いていないけれど、実際に持っていくと実習生活が格段に快適になるアイテムたちです。先輩看護師・看護学生へのアンケートで特に声が多かったものを厳選しました。

身体ケア・快適グッズ

  • ハンドクリーム(無香料・ポケットサイズ):実習中は手洗い・手指消毒の回数が1日50回を超えることも珍しくありません。手が荒れてひび割れると患者さんのケアにも支障が出ます。無香料のミニサイズを白衣のポケットに入れておき、休憩のたびに塗りましょう。ユースキンやアトリックスのチューブタイプが人気です
  • 絆創膏:靴擦れ、紙で指を切る、爪が割れるなど、意外とケガが多いのが実習です。ポケットに2〜3枚入れておくと自分にも周りの学生にも使えます
  • 制汗シート・デオドラント(無香料):緊張による汗で白衣の下がびっしょりになることがあります。昼休みにさっと拭けるシートタイプが便利です。ただし香りつきは避けてください。患者さんの中には香りに敏感な方がいます
  • 生理用品:ストレスで生理周期が乱れることが多い実習期間。突然の生理に備えて、ポーチに1〜2枚常備しておきましょう。ナプキンだけでなくショーツタイプのものもあると安心です
  • 目薬:実習記録を深夜まで書いていると目が疲れます。ドライアイ用の目薬を1本持っておくと重宝します
  • のど飴・ミントタブレット:緊張で口の中がカラカラになることがあります。休憩時間にさっと舐められるように持っておくと安心です。報告前の口臭ケアにも

学習・記録の効率化グッズ

  • 付箋(ポストイット):教科書の該当ページに目印を付けたり、記録用紙にメモを貼ったりするのに大活躍します。薄い色の小さいサイズ(25mm×75mm程度)がポケットに入れやすくおすすめです
  • マーカーペン(蛍光ペン):教科書の重要箇所にマーキングしたり、カルテ情報のポイントを色分けしたりするのに便利です。2〜3色あれば十分です
  • ポケットサイズの看護技術マニュアル:「ナーシングポケットマニュアル」や「根拠がわかる看護技術」のポケット版があると、バイタルサインの基準値や看護手技の手順をすぐに確認できます。スマホで調べるのはNGな実習先が多いので、紙の本が安心です
  • 電卓:点滴の滴下数計算、BMI計算、薬液の希釈計算など、実習中に計算が必要な場面は意外と多いです。スマホの電卓は使えないので、ポケットに入る小型の電卓があると助かります
  • 予備のメモ帳とペン:メモ帳がいっぱいになったとき、ペンのインクが切れたとき用の予備です。実習バッグの中に入れておきましょう

生活・食事関連

  • 水筒(マグボトル):実習中は忙しくて自販機に行く時間がないことも。保温・保冷できるマグボトルにお茶や水を入れて持参しましょう。500ml程度がちょうどいいサイズです
  • 軽食・おやつ:朝が早くてお昼までもたない、午後の実習で低血糖気味になる、という声が多いです。カロリーメイトやソイジョイなど、さっと食べられるバータイプの補食を1〜2本持っておきましょう。ただし病棟では飲食禁止なので、休憩室で食べてください
  • お弁当(必要に応じて):実習先の食堂が使える場合と使えない場合があります。事前に確認し、食堂が使えない場合はお弁当を持参しましょう。電子レンジが使えるかどうかも要確認です
  • 小銭:実習先のロッカーが100円リターン式だったり、自販機で飲み物を買ったりするために、100円玉と10円玉を多めに持っておくと便利です

【NG】実習に持って行ってはいけないもの

実習先は医療現場です。感染管理や患者さんのプライバシーの観点から、持ち込みが禁止されているものがあります。うっかり持っていくと指導者に注意されるだけでなく、実習評価にも影響する可能性があるので注意してください。

絶対に持ち込んではいけないもの

  • スマートフォン(病棟内):ロッカーに置いていくのが基本です。病棟内でのスマホ使用は厳禁。写真撮影は患者さんのプライバシー侵害になり、SNSへの投稿は実習中止・退学につながる重大な違反です。調べものをしたい場合は教科書や参考書を使いましょう
  • 香水・香りの強い整髪料:化学物質過敏症の患者さんや、抗がん剤治療中の患者さんは香りで気分が悪くなることがあります。無香料の製品を選んでください
  • アクセサリー類(ピアス・ネックレス・指輪・ブレスレット):感染管理の観点からすべて外すのが原則です。結婚指輪も含め、実習中は外してロッカーに置いていきましょう。指輪の下は細菌が繁殖しやすく、手洗いの効果が下がります
  • マニキュア・ジェルネイル・つけ爪:爪は短く切って清潔に保つのが基本。マニキュアは爪の色の観察(チアノーゼの判定など)を妨げます
  • カラーコンタクトレンズ:身だしなみの基準から外れるため、使用不可としている学校がほとんどです

持ち込みに注意が必要なもの

  • 自分のパソコン・タブレット:実習先の許可がない限り持ち込みNGです。USB紛失による情報漏洩リスクがあるため、多くの病院がIT機器の持ち込みを制限しています
  • 録音機器:指導内容を録音したい気持ちはわかりますが、患者さんの声が入る可能性があり、プライバシーの問題からNGです
  • 大きなバッグ・キャリーケース:ロッカーに入らないサイズの荷物は持っていかないでください。荷物は最小限にまとめましょう

実習バッグの選び方と荷物の詰め方

持ち物が揃ったら、次はバッグの選び方です。実習バッグは毎日使うものなので、使いやすさが直接実習の快適さに影響します。

実習バッグの条件

  • A4ファイルが入るサイズ:実習記録用紙や教科書がA4サイズなので、それが折れずに入るサイズが最低条件です
  • 自立するマチ付き:更衣室の棚や床に置いたときに倒れないことが重要です。マチが10cm以上あるトートバッグが人気です
  • ポケットが多い:水筒、文房具、書類を分けて入れられるポケットがあると、中身がごちゃごちゃにならず、必要なものをすぐに取り出せます
  • 防水・撥水素材:雨の日に教科書や記録用紙が濡れると大変です。ナイロンやポリエステルの撥水加工されたものを選びましょう
  • 色は黒・紺・グレーなど落ち着いた色:医療現場にふさわしい落ち着いた色が無難です。キャラクターものや派手な色は避けましょう

荷物を軽くするコツ

  • 教科書は必要な部分だけコピー:教科書を丸ごと持っていくのではなく、実習で使いそうなページだけコピーしてクリアファイルに入れましょう。1冊500gの教科書を3冊持っていくと、それだけで1.5kgです
  • 白衣のポケットに日用品を分散:ペンライト、メモ帳、印鑑、ハンドクリームなど、使用頻度の高いものは白衣のポケットに入れておけばバッグが軽くなります
  • ロッカーに置いておくものを決める:参考書やおやつなど、常に持ち歩く必要がないものはロッカーに置いておきましょう

【チェックリスト】実習前日の最終確認

実習前日の夜に、以下のチェックリストで最終確認をしましょう。コピーして印刷し、チェックを入れながら準備すると抜け漏れがなくなります。

ユニフォーム・身だしなみ

  • □ ナース服にアイロンをかけた
  • □ ナースシューズをバッグに入れた
  • □ 名札をポケットまたはバッグに入れた
  • □ 白い靴下を用意した
  • □ ヘアゴム・ヘアピンを用意した
  • □ 爪を短く切った(先端の白い部分が1mm以下)
  • □ アクセサリーを外した

実習器具・道具

  • □ 聴診器
  • □ ペンライト(電池OK確認済み)
  • □ ナースウォッチまたは秒針付き腕時計
  • □ メモ帳(ポケットサイズ)
  • □ 3色ボールペン + 予備ペン
  • □ 印鑑(シャチハタ)

書類・資料

  • □ 実習要項・実習の手引き
  • □ 実習記録用紙(予備含む)
  • □ 該当科目の教科書またはコピー
  • □ クリアファイル 3枚以上
  • □ 今日の実習目標を記入した

あると便利グッズ

  • □ ハンドクリーム(無香料)
  • □ 絆創膏 2〜3枚
  • □ 付箋
  • □ 電卓
  • □ 水筒
  • □ 軽食・おやつ
  • □ 小銭(100円玉多め)
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領域別実習で追加で必要になるもの

基礎看護学実習以降の領域別実習では、実習内容に応じて追加の持ち物が必要になる場合があります。

小児看護学実習

  • 手作りの紙芝居やおもちゃ:プレパレーション(処置の説明)で使う視覚教材。子どもの年齢に合わせた絵本やパペットを事前に準備しておきましょう
  • エプロンシアター用のエプロン:保育園実習がある場合に必要になることがあります
  • 折り紙・シール:子どもとのコミュニケーションツールとして重宝します

母性看護学実習

  • レオポルド触診法の手順メモ:妊婦さんの腹部触診の手順は覚えにくいので、ポケットサイズのメモにまとめておきましょう
  • 分娩経過記録用紙の予備:パルトグラム(分娩経過表)は急いで書くことが多いので、書き損じ用の予備があると安心です

精神看護学実習

  • プロセスレコード用紙の予備:患者さんとの対話を振り返るプロセスレコードは、精神看護学実習の要。書き直しが多いので予備は必須です
  • 気持ちを整理するためのノート:精神科実習は感情的に揺さぶられることが多い領域です。自分の気持ちを書き出すノートがあると、セルフケアに役立ちます

在宅看護学実習

  • 自転車(移動用):訪問看護ステーションの実習では、自転車で利用者宅を回ることがあります。事前に実習先に確認し、貸し出しがない場合は自分で用意する必要があります
  • 雨具(カッパ):自転車移動がある場合、傘ではなくカッパが必須です。上下セパレートタイプが動きやすいです
  • 地図・ルートメモ:訪問先の住所とルートを紙にメモしておきましょう。スマホのナビに頼りたいところですが、実習中のスマホ使用はNGな場合が多いです

まとめ|準備は万全に、でも完璧じゃなくて大丈夫

看護実習の持ち物は、この記事で紹介したチェックリストを使えば抜け漏れなく準備できます。必須アイテムは実習要項に沿って確実に揃え、「あると便利」グッズは自分の実習スタイルに合わせて取捨選択してください。

ただし、持ち物の準備にこだわりすぎる必要はありません。忘れ物をしたら同じグループの仲間に借りれば大丈夫ですし、足りないものがあれば翌日持っていけばいいのです。それよりも大切なのは、十分な睡眠を取って体調万全で実習に臨むこと。持ち物は道具であり、一番大切な道具は「あなた自身の健康な身体と前向きな気持ち」です。

実習の目標の立て方に不安がある方は「看護実習の目標の書き方|診療科別の具体例30選」も参考にしてください。また、実習中の報告で緊張してしまうという方は「看護実習の報告の仕方|緊張しないコツとSBAR報告の例文」もあわせてご覧ください。

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