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カンファレンスで何を言えばいいかわからなくて、いつも黙ったまま終わってしまう。そんな経験はありませんか。結論から言うと、カンファレンスの発言には「型」があります。「○○さんの事例で私が感じたのは…」「○○さんの看護計画について質問なのですが…」のように、発言のきっかけとなるフレーズを覚えておけば、沈黙が怖くなくなります。この記事では、カンファレンスの発言テンプレート、司会の進行セリフ、テーマの決め方まで、看護学生が明日から使える実践的なスキルをまとめました。
この記事でわかること
- カンファレンスで使える発言テンプレート(質問・意見・感想・提案)
- 司会を任された時の進行セリフと時間配分の目安
- テーマの決め方と沈黙を破るフレーズ集
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カンファレンスの目的を理解しよう
まず、カンファレンスは「正しい答えを言う場」ではありません。カンファレンスの本来の目的は以下の3つです。
- 情報共有:自分が経験したことをグループメンバーと共有し、全員の学びにする
- 多角的な視点:一人では気づけなかった視点を、他の学生の意見から得る
- 思考の言語化:頭の中にある「なんとなくの考え」を言葉にすることで、思考を整理する
つまり、カンファレンスでは「正解を言うこと」ではなく「考えを共有すること」が求められています。「的外れなことを言ったらどうしよう」と不安になる必要はありません。あなたの体験から感じたこと、疑問に思ったことを素直に発言すれば、それだけで十分にカンファレンスに貢献しています。
カンファレンスの発言テンプレート 12パターン
発言のきっかけが掴めない時は、以下のテンプレートに自分の体験を当てはめて使ってください。大きく「質問系」「意見系」「感想系」「提案系」の4カテゴリに分けています。
質問系の発言テンプレート
- 「○○さんの看護計画について質問なのですが、○○の部分はどのような根拠で立てましたか?」 → 他の学生の発表に対する質問。「根拠を聞く」のは建設的な質問の基本
- 「○○の場面で、私だったら○○と対応したと思うのですが、○○さんはなぜ○○を選びましたか?」 → 自分の考えと比較しながら質問する。多角的な視点の獲得につながる
- 「○○の状況で、皆さんだったらどう対応しますか?私は迷っていて、皆さんの考えを聞きたいです」 → 自分の迷いをオープンにして、グループの知恵を借りる。発言のハードルが低い
意見系の発言テンプレート
- 「○○さんの発表を聞いて、私も似たような経験がありました。私の場合は○○で…」 → 他の学生の発表に共感しつつ、自分の経験を添える。最も発言しやすいパターン
- 「○○さんのケースを聞いて思ったのですが、○○という看護診断も考えられるのではないでしょうか」 → 別の看護診断や看護問題の可能性を提示する。根拠も一緒に述べるとなお良い
- 「○○さんの事例から、私は○○の大切さを改めて感じました。理由は○○だからです」 → 他の学生の事例から自分の学びを言語化する。「学びを共有する」発言
感想系の発言テンプレート
- 「今日の実習で最も印象に残ったのは○○の場面です。○○と感じたからです」 → 振り返りカンファレンスで使いやすい。感情と理由をセットで述べる
- 「○○の場面で、最初は○○だと思っていたのですが、実際に経験してみて○○だとわかりました」 → 経験前と経験後の認識の変化を述べる。成長を示す発言
- 「正直に言うと、○○の場面で私は戸惑いました。今振り返ると、○○すればよかったと思います」 → 自分の課題を正直に共有する。自己覚知を示す発言として評価される
提案系の発言テンプレート
- 「○○さんの事例に対して、○○というアプローチもあるのではないかと思います。例えば○○…」 → 具体的な代替案を提示する。カンファレンスの議論を深める発言
- 「○○の問題に対して、教科書では○○と書いてありました。実際の現場ではどうなのか、指導者の先生に聞いてみたいです」 → 知識と実践のギャップを提起する。指導者へのブリッジにもなる発言
- 「今回のカンファレンスで話し合ったことを踏まえて、明日は○○を意識して実習に臨みたいと思います」 → カンファレンスの学びを翌日の行動に結びつける。まとめの発言として有効
司会を任された時の進行セリフ集
実習中のカンファレンスで司会を任されることがあります。「何を言えばいいのか」「沈黙が続いたらどうしよう」と不安になりますが、以下の進行セリフを覚えておけば大丈夫です。
カンファレンスの基本的な流れと時間配分
一般的な実習カンファレンスは30〜45分程度です。以下の時間配分を目安にしましょう。
- 開始の挨拶・テーマ説明:2分
- 発表者の発表:5〜10分
- 質疑応答・意見交換:15〜20分
- まとめ・指導者コメント:5〜10分
- 終了の挨拶:1分
進行セリフ:開始
「それでは、本日のカンファレンスを始めます。本日のテーマは『○○について』です。まず○○さんから事例の発表をお願いします。発表時間は○分程度でお願いします。」
進行セリフ:発表後の質疑応答
「○○さん、ありがとうございました。それでは、○○さんの発表について質問や意見がある方はいますか。」
(沈黙が続いた場合)
「では、私から一つ質問させてください。○○の場面で○○と判断した根拠をもう少し詳しく教えてもらえますか。」
(さらに沈黙が続いた場合)
「皆さんは似たような経験はありましたか?自分の受け持ち患者さんと比較して、感じたことがあれば共有してもらえると嬉しいです。」
進行セリフ:議論を促す
「今○○さんが言った○○という意見について、他の方はどう思いますか。」
「○○さんの意見と○○さんの意見は少し違う視点ですね。どちらの方がこの患者さんに合っていると思いますか。」
「ここまでの議論を整理すると、○○と○○という2つの意見が出ています。他に考えられるアプローチはありますか。」
進行セリフ:まとめ・終了
「それでは、そろそろまとめに入ります。今日のカンファレンスでは、○○について話し合い、○○や○○といった意見が出ました。」
「指導者の先生、コメントやアドバイスがありましたらお願いいたします。」
(指導者コメント後)
「ありがとうございました。今日のカンファレンスでの学びを、明日からの実習に活かしていきましょう。以上でカンファレンスを終了します。ありがとうございました。」
カンファレンスのテーマの決め方
カンファレンスのテーマを考えるのも司会の役割です。「何をテーマにすればいいかわからない」という時は、以下のカテゴリから選びましょう。
テーマ例 10選
- 「受け持ち患者とのコミュニケーションで困っていること」
- 「患者の個別性を踏まえた看護計画の立て方」
- 「実習中に倫理的に迷った場面について」
- 「チーム医療の中での看護師の役割とは」
- 「患者の退院後の生活を見据えた支援について」
- 「実習で経験した看護技術の振り返りと改善点」
- 「患者の安全・安楽を守るために工夫したこと」
- 「受け持ち患者の家族への支援について」
- 「今回の実習で自分が最も成長したと感じる点」
- 「この領域の実習で新たに発見した看護の魅力」
良いテーマの条件
- 全員が発言できるテーマ:特定の学生の事例に限定しすぎず、全員が自分の経験と照らし合わせて発言できるもの
- 答えが一つではないテーマ:「○○の手順は?」のように正解が一つしかないものではなく、複数の視点から議論できるもの
- 実習で実際に感じた疑問や困りごと:教科書的なテーマよりも、リアルな体験に基づくテーマの方が議論が活発になります
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沈黙が怖い時に使える「つなぎフレーズ」10選
カンファレンス中の沈黙は怖いものですが、沈黙は「みんなが考えている時間」でもあります。とはいえ、長い沈黙が続くと気まずいのは事実。以下のフレーズを覚えておくと、沈黙を自然に破ることができます。
- 「少し話は変わりますが、○○について皆さんはどう感じましたか?」
- 「先ほど○○さんが言っていた○○について、もう少し深掘りしてもいいですか?」
- 「私は正直まだ自分の考えがまとまっていないのですが、○○については○○かなと思っています」
- 「教科書では○○と書いてあるのですが、実際はどうなんでしょうね」
- 「○○さんの受け持ち患者さんと私の受け持ち患者さんで、共通する部分がありそうですね」
- 「逆の立場(患者さんの立場)で考えると、どう感じるのでしょうか」
- 「この場面、もし夜勤中に起きたらどう対応しますか?」
- 「指導者の先生が○○とおっしゃっていたのですが、それについてどう思いますか?」
- 「今回の学びを、次の実習でどう活かせそうですか?」
- 「まだ時間がありますので、今日の実習で気になったこと、何でも良いので共有しませんか?」
まとめ|カンファレンスは「練習の場」
カンファレンスで完璧な発言をする必要はありません。実習中のカンファレンスは、将来看護師になった時に必要なプレゼンテーション能力やディスカッション能力を「練習する場」です。うまく言えなくても、的外れでも、発言すること自体に価値があります。
この記事で紹介した発言テンプレートや進行セリフを、実習前に一度声に出して読んでみてください。「こう言えばいいんだ」というパターンが頭に入っているだけで、カンファレンスへの不安は大幅に減ります。
沈黙を恐れず、不完全でもいいから自分の言葉で話す。その積み重ねが、あなたを「伝える力」のある看護師に育ててくれます。
実習の報告でも緊張してしまうという方は「看護実習の報告の仕方|緊張しないコツとSBAR報告の例文」もぜひ参考にしてください。実習の持ち物がまだ揃っていない方は「看護実習の持ち物リスト完全版」もあわせてご覧ください。







