整形外科看護師の仕事内容・年収を徹底解説|患者の回復が見える現場のリアル【2026年版】

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はたらく看護師さん 編集部
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整形外科看護師は、年収450〜520万円で患者の回復を目に見える形で実感できる診療科です。骨折や関節疾患の術後リハビリを支援し、歩けなかった患者が歩けるようになる過程に伴走します。体力勝負の側面はありますが、患者の笑顔と感謝の言葉が大きなやりがいにつながる領域です。

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この記事でわかること

  • 整形外科看護師の仕事内容(術後管理・リハビリ支援)と1日の流れ
  • 整形外科看護師の年収・給料の内訳と病院別の違い
  • 整形外科看護師に向いている人の特徴と転職時の注意点

整形外科看護師の仕事内容|1日のタイムスケジュール付き

整形外科看護師の業務は、周術期管理と早期離床・リハビリテーション支援が中心です。人工関節置換術、脊椎手術、骨折の手術、スポーツ外傷などが主な対象疾患で、患者の年齢層は10代から90代まで幅広いのが特徴です。

整形外科看護師の主な業務

  • 術前オリエンテーション:手術の流れ、術後のリハビリスケジュール、疼痛管理の説明
  • 術後管理:創部の観察、ドレーン管理、疼痛評価(NRSスケール)、深部静脈血栓症(DVT)の予防
  • 早期離床の促進:術後翌日からの座位・立位・歩行を理学療法士と連携して支援
  • ギプス・牽引の管理:ギプス内の循環障害チェック、牽引装置の角度・重量の確認
  • ADL(日常生活動作)の支援:移乗介助、トイレ誘導、入浴介助、食事介助
  • 退院支援:自宅の環境調整(手すり設置、段差解消)、退院後のリハビリ継続の指導
  • 転倒予防:高齢患者が多いため、転倒リスクのアセスメントと予防策が重要

整形外科病棟の1日のタイムスケジュール(日勤の場合)

  • 8:30 出勤・夜勤者からの申し送り・病棟ラウンド
  • 9:00 バイタルサイン測定・創部観察・ドレーン管理・疼痛評価
  • 9:30 医師回診の同行・包帯交換の介助
  • 10:00 術後患者の早期離床(ベッドサイドで座位→車椅子移乗)
  • 10:30 リハビリ室への搬送・理学療法士との情報共有
  • 11:00 手術前の患者への術前オリエンテーション・術前処置
  • 12:00 昼食介助・食事量の観察・昼食休憩(交代制)
  • 13:00 清潔ケア(入浴介助・清拭)・体位変換
  • 14:00 退院指導・自主トレーニング方法の説明・家族面談
  • 15:00 看護記録の入力・リハビリカンファレンス
  • 16:30 夜勤者への申し送り・退勤

整形外科の特徴は患者の回復が目に見えることです。術後初日は痛みで動けなかった患者が、1週間後には歩行器を使って歩いている。その変化を間近で見られるのは、整形外科看護師の大きなモチベーションになります。

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整形外科看護師の年収・給料|平均と手当の内訳

整形外科看護師の年収は450〜520万円が相場です。夜勤手当が主な収入上乗せ要因で、特別な診療科手当は一般的にありません。

  • 基本給:23〜27万円
  • 夜勤手当:1回10,000〜13,000円 × 月4〜5回 = 40,000〜65,000円
  • 時間外手当:月10,000〜25,000円(手術の多い日は残業が発生しやすい)
  • 賞与:基本給の3.0〜4.5ヶ月分

整形外科専門病院やスポーツ整形に特化した施設では、手術件数が多く忙しい分、残業手当が増えて実質的な年収が高くなることがあります。回復期リハビリテーション病棟は急性期と比べて残業が少なく、安定した働き方ができます。

整形外科看護師に必要なスキル・資格

  • 整形外科疾患の知識:骨折の分類、人工関節の種類、脊椎疾患の病態と治療法
  • 周術期看護:整形外科手術前後の看護計画の立案と実施。DVT予防策の理解
  • リハビリテーション看護:理学療法士・作業療法士と連携した回復支援の知識
  • ボディメカニクス:患者の移乗介助時に自分の身体を守る技術。整形外科は体力仕事のため腰痛予防が必須
  • 運動器看護認定看護師(旧・皮膚排泄ケア含む整形外科系):整形外科看護のスペシャリスト資格
  • 回復期リハビリテーション看護認定コース:回復期リハ病棟での看護を体系的に学べる研修

整形外科看護師のメリット5つ

  1. 患者の回復が目に見える:「歩けなかった人が歩けるようになる」という明確な成果は、整形外科看護のいちばんの魅力です
  2. 患者の年齢層が幅広い:若いスポーツ外傷の患者から高齢の骨折患者まで、多様な年齢層と関われます
  3. チーム医療の充実:医師・理学療法士・作業療法士・MSW(医療ソーシャルワーカー)との連携が密で、チームの一員としての達成感があります
  4. 急変が比較的少ない:ICUや循環器と比べて、生命に直結する急変は少ないです。精神的な負担は比較的軽い部類です
  5. 退院支援のスキルが身につく:退院後の生活を見据えた支援は、地域包括ケアの時代に非常に重要なスキルです

整形外科看護師のデメリット・大変なこと

  • 体力的にきつい:患者の移乗介助、体位変換、歩行介助は力仕事です。看護師自身の腰痛が職業病と言えるレベルで発生します
  • ナースコールが多い:整形外科の患者は自力で動けないことが多いため、トイレ・体位変換・疼痛管理のナースコールが頻繁です
  • 認知症患者への対応:高齢の大腿骨骨折患者には認知症を合併しているケースが多く、徘徊やせん妄への対応が必要です
  • 疼痛管理の難しさ:術後の痛みは患者のQOLに直結します。痛みの訴えが強い患者への適切な対応は経験が必要です
  • 医療処置のスキルが偏る:循環器や呼吸器のような複雑な医療機器を扱う機会が少ないため、他科へのキャリアチェンジ時にスキルギャップを感じることがあります

整形外科看護師に向いている人・向いていない人

向いている人

  • 体力に自信がある人:移乗介助が多い整形外科では、ある程度の体力は必須条件です
  • 患者の回復を一緒に喜べる人:リハビリの成果を患者と分かち合えるポジティブさ
  • 高齢者のケアが好きな人:整形外科の患者の多くは高齢者です。高齢者との関わりを楽しめることが大切です
  • チームワークを重視する人:リハスタッフとの密な連携が日常的に求められます

向いていない人

  • 腰痛がある人:移乗介助の頻度が高いため、既存の腰痛を悪化させるリスクが高いです
  • 高度な医療機器を扱いたい人:ICUや手術室のような複雑なデバイスは整形外科では少ないです
  • 認知症患者への対応が苦手な人:高齢者が多い整形外科では避けられません
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整形外科看護師への転職方法と注意点

  1. 急性期 vs 回復期:手術直後のケアに関わりたいなら急性期整形外科。じっくりリハビリに関わりたいなら回復期リハ病棟
  2. 手術件数と主な術式:人工関節・脊椎・外傷・スポーツ外傷など、施設によって得意分野が異なる
  3. リハビリスタッフの配置:理学療法士の数が充実している病院は看護師の負担が軽減される
  4. 腰痛対策の取り組み:リフト(移乗補助器具)の導入、ノーリフティングポリシーの有無を確認
  5. クリニカルパスの整備:整形外科はクリニカルパスが使いやすい領域。パスが整備されている病院は業務が効率的

まとめ

整形外科看護師は、年収450〜520万円で患者の回復を目に見える形で実感できるやりがいのある診療科です。術後リハビリの支援を通じて「歩けるようになった」「痛みが取れた」という成果を患者と共有できます。体力的な大変さはありますが、回復を喜ぶ患者の笑顔が最大の報酬です。

診療科ごとの年収や働き方を比較したい方は「【2026年版】看護師の年収ランキング|診療科別・都道府県別の完全比較」も参考にしてください。転職のタイミングに迷っている方は「看護師の転職ベストタイミングはいつ?2026年版の完全ガイド」で最適な時期を確認できます。

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