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3学会合同呼吸療法認定士は、取得後に年収が20〜30万円アップする可能性がある、看護師に人気の専門資格です。日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会の3学会が合同で認定するこの資格は、呼吸療法に関する高度な知識とスキルの証明になります。人工呼吸器管理や呼吸リハビリテーションの需要が高まる中、呼吸療法認定士を持つ看護師は病院からの評価が確実に上がります。
この記事でわかること
- 3学会合同呼吸療法認定士の概要と看護師にとっての価値
- 受験資格の要件(実務経験2年以上+認定講習会受講)
- 合格率60%台の試験を突破するための具体的な勉強法
- 取得後の年収への影響(+20〜30万円)と活躍の場
3学会合同呼吸療法認定士とは?資格の概要
3学会合同呼吸療法認定士は、人工呼吸器の管理、酸素療法、呼吸リハビリテーション、呼吸機能検査など、呼吸療法全般に関する専門知識を認定する資格です。1996年に制度が始まり、2026年現在で約50,000名以上が認定を受けています。
認定を受けられる職種は看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・臨床工学技士です。中でも看護師の受験者が最も多く、全受験者の約40%を占めています。
資格の基本情報
- 認定団体:日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会(3学会合同)
- 試験時期:毎年11月下旬〜12月上旬
- 認定講習会:毎年8月下旬(認定講習会の受講が受験必須条件)
- 合格率:60〜70%(年度による変動あり)
- 有効期限:5年間(更新には学会参加等の実績ポイントが必要)
- 受験費用:認定講習会20,000円+認定試験10,000円=合計約30,000円
その資格・スキル、今の職場で正当に評価されていますか?
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看護師の受験資格と必要な実務経験
呼吸療法認定士の受験には、以下の条件を満たす必要があります。
受験資格の要件
- 看護師免許を保有していること(准看護師も可)
- 実務経験2年以上(看護師として通算2年以上の臨床経験。呼吸器科や ICU に限らず、一般病棟でも可)
- 認定講習会を受講すること(毎年8月下旬に東京で2日間開催。受講料20,000円。定員あり、先着順のため早めの申し込みが必要)
注意すべきポイントとして、認定講習会の申し込みは毎年4月に受付開始され、数日で定員に達することがあります。受験を考えている方は、4月の申し込み開始日を事前にチェックし、初日に申し込むようにしてください。
実務経験の証明方法
実務経験は、所属施設の管理者(看護部長や師長)に「実務経験証明書」を記載してもらう形で証明します。転職経験がある場合は、以前の勤務先からも証明書を取り寄せる必要があるため、余裕を持って準備しましょう。
試験内容と合格率60%台を突破する勉強法
呼吸療法認定士の試験は、マークシート方式で100問(140点満点)、試験時間は120分です。合格基準は年度によって変動しますが、概ね正答率70%以上が目安です。
出題範囲と配点の目安
- 呼吸管理に必要な解剖・生理:約15%(肺の構造、ガス交換の仕組み、酸塩基平衡)
- 酸素療法:約10%(酸素投与デバイスの種類と適応、SpO2とPaO2の関係)
- 人工呼吸器:約25%(モード設定、ウィーニング、合併症の予防と対応)
- 呼吸リハビリテーション:約15%(排痰法、呼吸筋トレーニング、早期離床)
- 呼吸機能検査:約10%(スパイロメトリー、フローボリューム曲線の読み方)
- 血液ガス分析:約15%(ABG の読み方、酸塩基平衡障害の鑑別)
- 開胸・開腹手術後の管理:約10%(術後の呼吸合併症予防、胸腔ドレーン管理)
おすすめの勉強法(3ヶ月計画)
- 1ヶ月目(9月):認定講習会のテキストを通読する。特に「人工呼吸器」と「血液ガス分析」のセクションは重点的に読み込む
- 2ヶ月目(10月):過去問題集を購入し、3周する。間違えた問題は解説を読むだけでなく、テキストの該当ページに戻って理解を深める
- 3ヶ月目(11月):模擬試験形式で時間を計って解く。弱点分野を集中的に復習。試験前1週間は暗記項目(薬剤名・基準値・設定値)の最終確認
合格者の声として多いのは「認定講習会のテキストと過去問を繰り返し解くのが一番効果的」「臨床で人工呼吸器を扱っている人は有利」というものです。逆に「血液ガス分析が苦手で苦労した」という声もあり、ABGの読み方は早めに対策しておきましょう。
取得後の年収への影響|+20〜30万円の根拠
呼吸療法認定士を取得すると、以下の形で年収アップにつながります。
直接的な年収アップ
- 資格手当:月額3,000〜10,000円を支給する病院がある。年間で36,000〜120,000円のアップ
- 昇格・昇給への評価:人事考課で加点対象となり、昇給幅が広がる。年間で5〜10万円の差になることがある
間接的な年収アップ
- RST(呼吸サポートチーム)のメンバーに選ばれる:チーム活動手当が月額5,000〜10,000円つく病院もある
- 呼吸器内科やICUへの異動・転職:呼吸療法認定士を持つ看護師を優遇する求人は多い。ICU配属で年収が50万円以上アップするケースも
- 講師・指導者としての活動:院内研修の講師や看護学校の非常勤講師として副収入を得られる可能性がある
これらを総合すると、呼吸療法認定士の取得によって年間で20〜30万円の年収アップが現実的な目安です。さらにICUや呼吸器科への転職が実現すれば、50万円以上のアップも十分に可能です。
その資格・スキル、今の職場で正当に評価されていますか?
認定資格や専門スキルを持つ看護師は、年収+50〜100万円の評価を受けられる職場があります。レバウェル看護で、スキルに見合った待遇の求人を探しましょう。
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呼吸療法認定士の活躍の場と将来性
呼吸療法認定士の知識が活きる場面は、病院の中だけに留まりません。
- 急性期病院のICU・HCU:人工呼吸器管理のスペシャリストとして、医師からの信頼も厚くなる
- 呼吸器内科病棟:COPD・喘息・肺炎の患者ケアに専門性を発揮。吸入薬の指導などで患者教育にも貢献
- 在宅医療・訪問看護:HOT(在宅酸素療法)やNPPV(非侵襲的陽圧換気)を使用する在宅患者が増加中。呼吸療法の専門知識を持つ訪問看護師は需要が高い
- リハビリテーション病院:呼吸リハビリの計画立案と実施において中心的な役割を担う
- 医療機器メーカー:人工呼吸器メーカーのクリニカルスペシャリストとして、製品の導入サポートや医療従事者への教育を行うキャリアもある
高齢化に伴い呼吸器疾患の患者数は今後も増加が見込まれます。呼吸療法認定士の需要は長期的に高まり続けるでしょう。
まとめ|呼吸療法認定士は看護師の専門性を高める堅実な選択
3学会合同呼吸療法認定士は、看護師が臨床でのスキルアップと年収アップを同時に実現できる堅実な資格です。受験費用は約30,000円、実務経験2年以上あれば受験資格があり、認定講習会のテキストと過去問で3ヶ月集中すれば合格は十分に可能です。
資格取得後は呼吸療法のスペシャリストとして病院内での評価が上がるだけでなく、ICUや呼吸器科への転職、在宅医療への進出など、キャリアの選択肢が大きく広がります。次のステップとして検討してみてください。


