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看護師国家試験の勉強は、4年生(最終学年)の4月から計画的に始めることで、実習と両立しながら合格ラインに到達できます。「いつから始めればいいの?」と不安に感じている方も多いと思いますが、結論から言えば早いに越したことはありません。ただし闇雲に始めるのではなく、時期ごとに何をやるべきかを明確にしたスケジュールが成功の鍵です。
この記事でわかること
- 看護師国試対策を始めるべき時期と月別の学習スケジュール
- 必修問題と一般・状況設定問題それぞれの効率的な勉強法
- おすすめ教材の使い方と暗記が苦手な人のための学習テクニック
看護師国試の基本情報を押さえる
まず国試の全体像を把握しましょう。敵を知ることが対策の第一歩です。
- 試験日:毎年2月中旬の日曜日(2026年は2月15日)
- 合格率:例年87〜92%程度。しっかり対策すれば合格できる試験
- 出題数:全240問(必修50問 + 一般問題130問 + 状況設定問題60問)
- 合格基準:必修問題80%以上(40問/50問)かつ一般・状況設定問題の合計が基準点以上(毎年変動。概ね65%前後)
- 出題範囲:人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論、看護の統合と実践
特に重要なのが必修問題で80%以上を取ることです。一般・状況設定で高得点を取っても、必修が80%を下回ると不合格になります。必修問題は基礎的な内容が中心ですが、油断して落とす人が毎年います。
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月別学習スケジュール(4月〜2月)
4月〜6月:基礎固め期(1日1〜2時間)
この時期は実習の合間を縫って、基礎的な知識の復習を始めます。解剖生理学と疾病論を中心に、1〜2年生で学んだ内容を思い出すところからスタートしましょう。
- 解剖生理学の教科書を読み返す(特に循環器・呼吸器・消化器・腎臓)
- 国試対策の参考書(レビューブック等)を入手し、全体像を把握する
- 過去問アプリで1日10〜20問ずつ解き始める(正答率は気にしない)
7月〜9月:弱点克服期(1日2〜3時間)
夏休みは国試対策に最もまとまった時間を確保できる時期です。過去問を5年分解いて、自分の弱点分野を明確にします。
- 過去問5年分を1周する(科目別に正答率を記録)
- 正答率の低い分野をリストアップし、参考書で集中的に復習
- 必修問題の過去問を別枠で解き始める
- 学校の夏期講習や予備校の夏期講座があれば活用する
10月〜11月:実力養成期(1日3〜4時間)
実習が終わり、本格的に国試モードに切り替える時期です。過去問の2周目に入り、間違えた問題の解説を徹底的に理解します。
- 過去問2周目。1周目で間違えた問題を中心に解き直す
- 状況設定問題の対策を本格化(長文問題に慣れる)
- 模試を受験し、全国の中での自分の位置を確認する
- 模試で間違えた問題は「自分だけの弱点ノート」にまとめる
12月〜1月:総仕上げ期(1日5〜6時間)
試験まで残り2ヶ月。新しい教材に手を出さず、これまで使ってきた教材を繰り返すことが最も効果的です。
- 過去問3周目。全問正解を目指し、完璧に仕上げる
- 必修問題を毎日50問ずつ解き、安定して90%以上取れる状態にする
- 弱点ノートを毎朝15分読み返す
- 最新の模試問題集を時間を計って本番形式で解く
- 暗記事項の最終確認(薬の副作用、検査の基準値、法律の数字等)
2月(試験直前1〜2週間):調整期
直前期は新しいことを詰め込むのではなく、これまでの復習と体調管理を優先します。
- 弱点ノートとレビューブックの総復習
- 必修問題の最終チェック(確実に80%以上取れる自信をつける)
- 睡眠リズムを整える(試験は午前から。夜型は2週間前から朝型に切り替え)
- 試験会場への交通手段と所要時間を確認する
- 持ち物チェック(受験票、筆記用具、時計、昼食、防寒具)
必修問題の対策ポイント
必修問題は「看護師として最低限知っておくべき知識」が問われます。基本的な内容が多いものの、曖昧な理解では引っかかる選択肢も多いため、丁寧な対策が必要です。
- 頻出テーマを優先的に:バイタルサインの正常値、感染予防策、薬の5R/6R、倫理原則、関連法規は毎年出題される
- 「消去法」ではなく「確信」で選ぶ:必修は4択で明確に正解がわかる問題が多い。曖昧な知識では対応できない
- 過去問を10年分解く:必修は出題パターンが限られており、過去問の類似問題が多い
- 毎日解く習慣をつける:12月以降は毎日50問を日課にし、本番で「見たことがある問題」を増やす
効率的な暗記テクニック
国試では覚えなければならない事項が膨大です。闇雲に暗記するのではなく、科学的に効果が証明された方法を活用しましょう。
- 間隔反復法:1日後→3日後→1週間後→2週間後のタイミングで同じ内容を復習すると長期記憶に定着する
- アウトプット学習:読むだけでなく、問題を解く・友達に説明する・ノートに書くなど、能動的に出力する学習が最も効果的
- 語呂合わせの活用:検査の基準値や薬の副作用など、意味のない数字は語呂合わせで覚える。自分で作った語呂が一番記憶に残る
- 図やマインドマップを描く:疾患の病態生理は文字で読むより図にして理解する方が定着しやすい
- 寝る前の15分と起きてすぐの15分:睡眠前後は記憶の定着率が高い。暗記事項の確認にこの時間を活用する
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おすすめ教材と使い方
国試対策の教材は数多くありますが、手を広げすぎないことが重要です。メインの参考書1冊、過去問集1冊、そして必修問題集1冊の3冊を徹底的にやり込むのが最も効率的です。
- レビューブック(メディックメディア):国試に出る知識を1冊に凝縮した参考書。持ち運びしやすく、書き込みながら自分だけの辞書に育てるのがおすすめ
- クエスチョン・バンク(メディックメディア):過去問に詳細な解説がついた問題集。なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他が不正解なのかを理解できる
- 必修問題集:必修に特化した問題集を1冊用意し、繰り返し解く
- 国試対策アプリ:通学時間やスキマ時間の活用に最適。メインの勉強の補助ツールとして使う
教材選びで迷ったら、学校の先輩が使っていた教材を参考にするのがおすすめです。学校の講義内容と相性の良い教材が見つかりやすいためです。
まとめ:計画的な学習で国試を突破する
看護師国家試験は合格率約90%の試験です。適切な計画を立てて継続的に学習すれば、必ず合格できます。大切なのは「いつから始めるか」ではなく「始めたら続けること」です。1日30分でも毎日続ける方が、直前に一気にやるよりも効果的です。
不安な気持ちは誰もが持っています。でも毎日少しずつ問題を解き、わかることが増えていく実感が、やがて自信に変わります。仲間と一緒に勉強したり、SNSで同じ目標を持つ人とつながったりすることも、モチベーション維持に効果的です。あなたの合格を心から応援しています。
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