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看護師の転職において、職務経歴書は履歴書以上に合否を左右する書類です。「何を書けばいいかわからない」「看護師の職務経歴書って一般企業と何が違うの」と悩む方は多いですが、ポイントを押さえれば難しくありません。この記事では、採用担当者が見ているポイントを踏まえた書き方のコツ、診療科別の記載例、そしてすぐに使えるテンプレートの書き方を解説します。
この記事でわかること
- 採用担当者が職務経歴書で見ている3つのポイント
- 診療科・職場別の職務経歴書の書き方と具体的な記載例
- 差がつく自己PRの盛り込み方とNGワード
採用担当者が職務経歴書で見ているポイント
病院やクリニックの採用担当者は、職務経歴書の以下の点を特に注目しています。
1. 経験した診療科と業務内容の具体性
「外科病棟で勤務」だけでは情報が不十分です。「外科病棟(45床)にて、消化器外科・呼吸器外科の周術期看護に従事。術前オリエンテーション、術後のドレーン管理・疼痛コントロール、退院指導を担当」のように、具体的な業務内容を書くことが重要です。
2. 対応可能なスキルレベル
採用担当者は「入職後にどの程度任せられるか」を判断したいと考えています。「夜勤リーダー経験あり」「急変対応可能」「プリセプター経験あり」など、自分のスキルレベルがわかる情報を盛り込みましょう。
3. キャリアの一貫性と転職理由の合理性
転職回数が多い場合でも、そこに一貫性があれば問題ありません。「急性期でスキルを磨いた後、在宅看護に興味を持ち訪問看護へ転職」のように、キャリアの流れに筋が通っていることが大切です。
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職務経歴書の基本構成
看護師の職務経歴書は、以下の構成で作成するのが標準的です。
- タイトル・日付・氏名
- 職務要約(3〜5行で経歴の概要をまとめる)
- 職務経歴(勤務先ごとに時系列で記載)
- 保有資格
- 自己PR
職務要約の書き方
職務要約は採用担当者が最初に読む部分です。3〜5行で「自分は何ができる看護師か」を端的に伝えましょう。
【記載例】
看護師として10年間の臨床経験があります。急性期病院の外科病棟で5年間、周術期看護を中心に経験を積みました。その後、訪問看護ステーションに転職し、5年間にわたり在宅療養患者の看護に従事しています。夜勤リーダー、プリセプター、新人教育委員の経験があり、後輩育成にも力を入れてきました。
職務経歴の書き方(病院勤務の場合)
各勤務先について、以下の項目を記載します。
- 勤務先名・所在地・病床数・診療科
- 勤務期間(○年○月〜○年○月)
- 雇用形態(正社員・パート等)
- 配属部署と病床数
- 担当業務の詳細
- 役割・実績(リーダー、プリセプター、委員会活動等)
【記載例:急性期病院の場合】
○○総合病院(500床・二次救急指定)
東京都○○区 / 2018年4月〜2023年3月(5年間)/ 正社員
配属:外科病棟(45床)消化器外科・呼吸器外科
【担当業務】
・消化器外科・呼吸器外科の周術期看護(年間手術件数:約600件)
・術前オリエンテーション、術後のドレーン管理、疼痛コントロール
・化学療法患者の投薬管理(CVポート管理を含む)
・退院支援・退院指導(MSWとの連携)
・急変時の初期対応(BLS/ACLS取得済み)
【役割・実績】
・夜勤リーダー(2020年〜):夜間帯の業務統括、緊急時の判断・指示
・プリセプター(2021年〜):新人看護師2名の教育担当。離職率0%を達成
・業務改善委員会:術後チェックリストを改訂し、インシデント報告件数を前年比20%削減
診療科別 職務経歴のポイント
ICU・救急
重症度の高い患者の管理経験を具体的に書きましょう。「人工呼吸器管理(○台/日)」「IABP・PCPS管理の経験あり」「ECMOチームに所属」など、高度医療機器の取り扱い経験は大きなアピールポイントです。
内科
慢性疾患の管理、患者教育、多職種連携をアピールしましょう。「糖尿病患者の療養指導(自己注射指導・フットケア)」「退院前カンファレンスのコーディネート」など、継続的な関わりの経験を書きます。
小児科
子どもの発達段階に応じた看護と、家族への支援経験を中心に書きます。「プレパレーション(処置前の説明)の実施」「保護者への疾患説明・不安への傾聴」「学童期患児への学習支援」などが特徴的です。
訪問看護
一人で判断する場面が多い訪問看護では、自律的な判断力をアピールしましょう。「担当利用者数(○名/月)」「医師への報告・指示確認」「ケアマネジャーとの連携」「看取りケアの経験」などを具体的に記載します。
自己PRの書き方
自己PRは職務経歴書の最後に配置し、自分の強みを3つ程度に絞って書くのが効果的です。
自己PRの構成
- 強み(見出し):一言で強みを述べる
- 根拠(エピソード):その強みを発揮した具体的なエピソードを述べる
- 転職先での活かし方:その強みを応募先でどう活かすかを述べる
【自己PR例】
急変対応力
外科病棟で5年間勤務する中で、年間約30件の急変に対応してきました。BLS・ACLSの資格を取得し、夜勤帯では病棟全体の急変対応リーダーを任されていました。冷静な状況判断と的確な初期対応には自信があります。貴院のICUでもこの経験を活かし、安全な看護を提供したいと考えています。
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NGワードと注意点
職務経歴書でありがちなNGワードと注意点を確認しておきましょう。
- 「一通りの看護業務を経験」:何もアピールしていないのと同じ。具体的な業務内容を書く
- 「コミュニケーション力があります」:抽象的すぎる。「患者の不安を傾聴し、入院生活の満足度調査でチーム最高評価を獲得」のようにエピソードで示す
- 「前職に不満があったため退職」:ネガティブな退職理由は書かない。「より専門的なスキルを身につけるため」のように前向きに変換
- 「御社」:病院の場合は「貴院」、クリニックは「貴院」、施設は「貴施設」が正しい
- 誤字脱字:看護師は記録業務が多いため、誤字脱字は「記録も雑なのでは」という印象に直結する
職務経歴書とあわせて履歴書の書き方も確認しておきましょう。「看護師の履歴書の書き方完全ガイド」では、志望動機や自己PRの書き分け方も解説しています。
まとめ:具体性と数字が合否を分ける
看護師の職務経歴書で差がつくのは「具体性」です。病床数、手術件数、担当患者数、改善実績など、数字を使って自分の経験を客観的に伝えましょう。「何をやってきたか」だけでなく「その結果どうなったか」まで書くことで、採用担当者に「この人が来てくれたら病棟がよくなる」と思ってもらえる職務経歴書になります。







