看護師の退職金はいくら?勤続年数別の相場と計算方法を徹底解説【2026年版】

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看護師の退職金は、勤続10年で200〜300万円、20年で500〜800万円が一般的な相場です。しかし施設の種類や退職金制度の有無によって金額は大きく異なります。「自分はいくらもらえるのか」「退職金がない病院はどうすればいいのか」という疑問を持つ方は少なくありません。この記事では、看護師の退職金に関する具体的なデータと計算方法、そして損をしないための知識を網羅的にお伝えします。

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この記事でわかること

  • 看護師の退職金の相場を勤続年数別・施設別に具体的な金額で解説
  • 退職金の3つの計算方法(基本給連動型・定額型・ポイント制)の違い
  • 退職金なしの病院での対処法と損をしない退職タイミング

看護師の退職金 勤続年数別の相場

退職金の金額は勤続年数によって大きく変わります。以下は看護師の退職金の一般的な相場をまとめたものです。

勤続3年の退職金:20〜50万円

勤続3年での退職金は20〜50万円が目安です。退職金制度のある病院でも、勤続3年未満は支給対象外としているケースが多く、3年がひとつの区切りになっています。若手看護師が転職を考える際は、この「3年の壁」を意識しておくとよいでしょう。あと数ヶ月で3年に届く場合は、退職時期を調整することで退職金の有無が変わることがあります。

勤続5年の退職金:50〜120万円

勤続5年になると、退職金は50〜120万円程度になります。この時点で「自己都合退職」と「会社都合退職」の差額が顕著になり始めます。自己都合退職の場合、支給率が会社都合の60〜80%に減額されるのが一般的です。5年勤めたら次のキャリアを考えたいという看護師は、退職金規程の支給率を事前に確認しておきましょう。

勤続10年の退職金:200〜300万円

勤続10年で200〜300万円が相場です。10年勤務すると退職金の支給率が大きく上がる設計になっている施設が多いため、この金額帯になります。国公立病院では退職金制度が手厚く、10年で300万円以上になるケースもあります。一方、中小規模の民間病院では200万円を下回ることもあるため、施設による差が大きい勤続年数です。

勤続20年の退職金:500〜800万円

勤続20年になると、退職金は500〜800万円と大きな金額になります。特に国公立病院や大規模な医療法人では、退職金計算の基本給が高く設定されていることもあり、800万円を超えるケースも珍しくありません。20年以上勤務した場合は退職金の税制優遇(退職所得控除)も大きくなるため、手取り額も有利です。

勤続30年以上の退職金:1,000〜2,000万円

定年まで勤め上げた場合、退職金は1,000〜2,000万円に達します。公立病院の看護師が定年退職した場合の平均退職金は約1,900万円というデータもあります。一方、民間病院では退職金制度の有無や内容にばらつきが大きく、1,000万円に届かないケースもあります。

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退職金の3つの計算方法

退職金の計算方法は病院によって異なりますが、大きく分けて3つの方式があります。自分の病院がどの方式を採用しているかを知ることで、おおよその退職金を事前に計算できます。

1. 基本給連動型

最も一般的な計算方法で、退職時の基本給をベースに計算します。

計算式:退職時の基本給 × 勤続年数に応じた支給率

例えば、基本給30万円・勤続10年・支給率8.0の場合、退職金は30万円 × 8.0 = 240万円となります。支給率は勤続年数が長くなるほど上がる仕組みです。自己都合退職の場合は支給率に0.6〜0.8の係数が掛けられることが多いです。

2. 定額型(テーブル型)

勤続年数ごとに退職金の金額が固定されている方式です。基本給に関係なく、「勤続5年=80万円」「勤続10年=250万円」のように定額で決まっています。計算がシンプルでわかりやすい反面、基本給が高い看護師にとっては不利になることもあります。

3. ポイント制

近年増えているのがポイント制です。勤続年数、役職、資格などに応じて毎年ポイントが加算され、退職時にポイントの合計 × 単価で退職金が計算されます。

計算式:累積ポイント × ポイント単価

例えば、年間100ポイント × 10年 × 単価1万円 = 1,000ポイント × 1万円 = 1,000万円というイメージです。ただし実際は役職ポイントが加算されるため、管理職経験があると退職金が大きくなります。ポイント制は「年功序列」よりも「貢献度」を反映できるため、大規模な医療法人グループで採用が増えています。

施設別の退職金制度の違い

看護師の退職金は、勤務する施設の種類によって大きく異なります。

国公立病院

退職金制度が最も手厚いのが国公立病院です。国家公務員・地方公務員の退職手当法に基づく退職金が支給されるため、制度として安定しています。定年退職の場合、勤続35年で約2,000万円が目安です。また、退職金は確実に支払われるという安心感があります。

大規模医療法人・大学病院

大規模な医療法人や大学病院も、比較的手厚い退職金制度を持っています。外部の企業年金基金や退職金共済に加入していることも多く、定年退職時の退職金は1,200〜1,800万円程度です。

中小民間病院

中小規模の民間病院では、退職金制度の充実度にばらつきがあります。中小企業退職金共済(中退共)に加入している場合は一定の退職金が保障されますが、自院独自の制度のみの場合は金額が低めに設定されていることがあります。定年退職で500〜1,000万円程度が目安です。

クリニック・診療所

個人経営のクリニックでは退職金制度がないことも珍しくありません。退職金制度がある場合でも、金額は入職時の契約や就業規則によってまちまちです。クリニックへの転職を検討する場合は、採用面接時に退職金制度の有無を必ず確認しましょう。

退職金がない・少ない場合の対処法

「うちの病院には退職金制度がない」「退職金があっても少額」という場合でも、将来に向けた対策は可能です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する

退職金制度がない場合、iDeCoは自分で退職金を積み立てる最も有効な手段です。毎月の掛金が全額所得控除になるため、節税しながら老後資金を準備できます。看護師(第2号被保険者)の場合、月額12,000〜23,000円が上限です。20年間積み立てれば、運用次第で500万円以上を準備することも可能です。

NISAで資産運用する

2024年から拡充された新NISA制度を利用すれば、年間360万円まで非課税で投資が可能です。退職金の代わりとして、毎月コツコツ積み立てることで将来の資産形成ができます。投資信託(インデックスファンド)であれば、投資の知識が少なくても始めやすいです。

退職金制度のある病院への転職を検討する

今の病院に退職金制度がない場合、退職金制度が充実した施設への転職を検討するのも有効な選択肢です。特に国公立病院や大規模医療法人は退職金が手厚い傾向にあります。年齢が若いうちに転職すれば、勤続年数を積み上げてより多くの退職金を受け取ることが可能です。

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損をしない退職のタイミングとポイント

退職のタイミングによって退職金の額が大きく変わることがあります。損をしないために、以下のポイントを押さえておきましょう。

支給率が上がるタイミングを確認する

多くの病院では、勤続3年、5年、10年など区切りの年数で退職金の支給率が大きく上がります。あと数ヶ月で次の区切りに届く場合は、退職時期を調整することで退職金が数十万円増えることもあります。退職金規程で支給率テーブルを確認しておきましょう。

退職金にかかる税金を理解する

退職金には退職所得控除が適用され、通常の給与より税負担が軽くなります。退職所得控除の計算式は以下のとおりです。

  • 勤続20年以下:40万円 × 勤続年数(最低80万円)
  • 勤続20年超:800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)

例えば勤続10年の場合、退職所得控除は400万円です。退職金が300万円であれば、全額が控除内に収まるため税金はかかりません。勤続20年なら控除額は800万円になるため、退職金が800万円以下であれば非課税です。

「退職金見込額証明書」を請求する

退職を考えている段階で、人事部や総務部に「退職金見込額証明書」を発行してもらうことができます。住宅ローンの審査などで必要になるケースもあるため、退職前に自分の退職金額を正確に把握しておくことは重要です。就業規則に退職金規程が記載されているはずなので、まずはそちらを確認してみましょう。

まとめ:退職金は事前に把握して計画的に

看護師の退職金は施設の種類、勤続年数、退職金制度の種類によって大きく異なります。重要なのは、自分の退職金額を事前に把握し、キャリアプランに組み込んで計画を立てることです。退職金制度がない場合でも、iDeCoやNISAを活用することで自分自身の退職金を作ることは可能です。将来の経済的な安定のために、今のうちから情報を集めて準備を始めましょう。

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