看護師におすすめの副業12選|バレない方法と確定申告のポイント【2026年】

編集部
「はたらく看護師さん」編集部 現役看護師監修・臨床経験に基づく信頼性の高い情報
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看護師の副業は、正しい方法で行えば月3万〜10万円の副収入を得ることが十分に可能です。2018年の厚生労働省「モデル就業規則」改定により副業・兼業が原則容認となり、看護師の副業へのハードルは年々下がっています。実際、看護師の約15%が何らかの副業を行っているというデータもあります。

この記事では、看護師の資格・スキルを活かせる副業12選を月収目安付きで紹介するとともに、「職場にバレない方法」「確定申告の手順」「就業規則の確認ポイント」まで実践的に解説します。

看護師が副業を始める前に確認すべきこと

副業を始める前に、必ず以下の3点を確認してください。知らずに副業を始めて懲戒処分を受けるケースは実際にあります

就業規則の副業規定を確認する

勤務先の就業規則で副業がどのように規定されているか、まず確認しましょう。一般的なパターンは以下の3つです。

  • 「副業禁止」:明確に禁止している場合。ただし、法的には民間病院の「副業禁止」に強制力はない(判例あり)。とはいえ、就業規則違反で処分されるリスクはある
  • 「届出制」:副業は可能だが、事前に届け出が必要。近年増えているパターン
  • 「許可制」:上司の許可を得れば副業可能。最も多いパターン

公立病院・国立病院の看護師は「公務員」扱いのため、副業は原則禁止です(地方公務員法第38条)。ただし、講演・執筆・農業・不動産投資など一部は認められる場合があります。人事部門に事前確認することをお勧めします。

本業に支障が出ない範囲で行う

看護師の仕事は人の命に関わります。副業で疲労が溜まり、本業でミスをしてしまっては本末転倒です。夜勤明けに副業を入れる、休日をすべて副業に充てるなどの無理は禁物。「月4〜8回、無理のない範囲で」が基本方針です。

副業の所得が20万円を超えたら確定申告が必要

副業で年間20万円を超える所得(収入から経費を引いた金額)がある場合、確定申告が必要です。申告しないと「脱税」になりますので、この点は必ず覚えておいてください。詳しい手順は後述します。

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看護師におすすめの副業12選【月収目安付き】

看護師の資格や経験を活かせる副業を中心に、実際の月収目安と特徴を紹介します。

1. 単発バイト(イベントナース・ツアーナース)

  • 月収目安:3万〜8万円(月2〜4回)
  • 時給:1,500〜2,500円
  • 内容:スポーツイベント・音楽フェス・修学旅行の救護担当。拘束時間は6〜12時間
  • メリット:単発なのでスケジュール調整がしやすい。外の空気が吸えてリフレッシュにもなる
  • 始め方:「MCナースネット」「スーパーナース」などの看護師派遣サイトに登録

2. 訪問看護の非常勤(パート)

  • 月収目安:4万〜10万円(週1〜2日)
  • 時給:1,800〜2,500円
  • 内容:利用者の自宅を訪問し、健康管理やケアを実施。1回の訪問は30〜60分
  • メリット:病棟とは違う看護の面白さを体験できる。将来の独立やキャリアチェンジにつながる
  • 注意点:訪問看護は臨床経験3年以上が求められることが多い

3. 健診バイト

  • 月収目安:3万〜6万円(月2〜3回)
  • 日給:10,000〜15,000円
  • 内容:企業の出張健診や健診センターでの採血・血圧測定・心電図など
  • メリット:日勤のみ。残業がほぼない。単発で入れる案件が多い
  • 向いている人:採血が得意な看護師。繁忙期(春〜秋)は案件が豊富

4. 看護師派遣(単発・短期)

  • 月収目安:5万〜12万円(月3〜5回)
  • 時給:1,800〜3,000円(夜勤は35,000〜40,000円/回)
  • 内容:人手不足の病院や施設に1日〜数日単位で勤務。夜勤の単発は特に高時給
  • メリット:高時給で効率よく稼げる。いろいろな職場を経験できる
  • 始め方:「レバウェル看護 派遣」「ナースパワー」に登録

5. 介護施設の夜勤バイト

  • 月収目安:6万〜12万円(月2〜4回)
  • 1回あたり:25,000〜35,000円
  • 内容:有料老人ホームやグループホームの夜間看護。急変時の対応が主
  • メリット:病棟の夜勤に比べて業務量が少なく、仮眠が取れることも多い
  • 注意点:1人配置の施設ではオンコール対応のプレッシャーがある

6. コールセンター(医療相談)

  • 月収目安:3万〜8万円(週1〜2日、1日4〜8時間)
  • 時給:1,500〜2,200円
  • 内容:保険会社・製薬会社の医療相談窓口、自治体の健康相談ダイヤルなど
  • メリット:在宅勤務可能な案件もある。身体的な負担が少ない
  • 向いている人:電話対応に抵抗がない方。子育て中で外出が難しいナース

7. 医療ライター

  • 月収目安:2万〜10万円(月4〜10本)
  • 単価:1記事3,000〜15,000円(文字単価2〜5円)
  • 内容:医療・健康系メディアの記事執筆。看護師の臨床経験に基づいた記事は高単価
  • メリット:完全在宅。自分のペースで作業できる。スキルが上がれば単価も上がる
  • 始め方:「クラウドワークス」「ランサーズ」で「看護師 ライター」で検索。医療記事の監修案件もある

8. 治験コーディネーター(CRC)の非常勤

  • 月収目安:5万〜10万円(週1日)
  • 時給:2,000〜3,000円
  • 内容:治験に参加する被験者のスケジュール管理、同意説明の補助、データ収集
  • メリット:臨床経験を活かしながら製薬業界を学べる。将来CRCへの転身も視野に
  • 注意点:GCP(治験実施基準)の知識が求められる。未経験の場合は研修が必要

9. オンライン健康相談

  • 月収目安:1万〜5万円
  • 単価:1相談500〜2,000円(15〜30分)
  • 内容:LINEやZoomで一般の方からの健康相談に応じる。子どもの体調不良、介護の相談など
  • メリット:完全在宅。スキマ時間で対応可能。スマホだけでできる
  • 始め方:「ココナラ」「タイムチケット」で健康相談サービスを出品

10. メディカルコール(夜間救急相談)

  • 月収目安:3万〜8万円(月4〜8回、1回3〜4時間)
  • 時給:1,800〜2,500円
  • 内容:自治体の「#7119」や小児医療相談「#8000」の電話対応
  • メリット:在宅勤務可能。トリアージ能力を活かせる
  • 注意点:夜間・休日の対応が中心。判断力が求められる

11. セミナー講師・研修講師

  • 月収目安:2万〜10万円(月1〜4回)
  • 報酬:1回10,000〜50,000円
  • 内容:看護学生向けの国試対策講座、新人研修の講師、BLS/ACLSインストラクターなど
  • メリット:単価が高い。自分の専門性を活かせる。キャリアの幅が広がる
  • 向いている人:認定看護師や専門看護師、教育に興味がある中堅〜ベテラン看護師

12. 看護師系インフルエンサー(SNS・ブログ)

  • 月収目安:0円〜30万円以上(軌道に乗るまで半年〜1年)
  • 内容:Instagram・TikTok・YouTubeで看護師の日常や転職情報を発信。ブログのアフィリエイト収入
  • メリット:ストック型の収入。軌道に乗れば不労所得に近づく
  • 注意点:患者情報の取り扱いには細心の注意。病院名・個人が特定される投稿は厳禁

副業が職場にバレない方法

「副業はしたいけど、職場にバレたら困る」という方へ。副業がバレる最大の原因は「住民税」です。正しい対処法を知っておけば、バレるリスクを大幅に減らせます。

住民税の「普通徴収」を選択する

通常、住民税は「特別徴収(給与天引き)」で本業の給与から差し引かれます。副業収入がある場合、副業分の住民税が本業の給与に上乗せされて通知されるため、経理担当者に「あれ、この人の住民税が多い」と気づかれることがあります。

これを防ぐには、確定申告書の「住民税の徴収方法」で「自分で納付(普通徴収)」を選択します。これにより、副業分の住民税は自宅に届く納付書で自分で支払うことになり、本業の給与明細には影響しません。

その他のバレない対策

  • SNSで副業の話をしない:同僚に副業のことを話すのは最大のリスク。一人に話せば部署全体に広まると思ってください
  • 同じ医療圏で副業しない:同じ地域の病院・クリニックで副業すると、知り合いに目撃される可能性がある。できれば別のエリアで
  • 在宅でできる副業を選ぶ:医療ライター、オンライン相談などは物理的にバレようがない
  • 副業先の勤務表と本業のシフトが重ならないよう注意:社会保険の二重加入で発覚するケースもある

看護師の副業と確定申告の手順

副業の年間所得が20万円を超えたら、確定申告が必要です。「難しそう」と思うかもしれませんが、実際にやることは3ステップだけです。

ステップ1:収入と経費を記録する

副業で得た収入と、それにかかった経費をすべて記録します。看護師の副業の場合、経費になるものは以下の通りです。

  • 交通費:副業先への電車代・ガソリン代
  • 通信費:在宅副業に使うスマホ代・インターネット代(業務使用分)
  • 参考書籍・資料代:ライター業務のための専門書など
  • 消耗品:副業用のパソコン周辺機器、文房具など

記録は会計アプリ「freee」や「マネーフォワード確定申告」を使うと楽です。レシートをスマホで撮影するだけで自動仕訳してくれます。

ステップ2:雑所得か事業所得かを判断する

副業の所得区分は、一般的に以下のように分けます。

  • 雑所得:副業として行っている場合(月数回の単発バイト、ライター業など)。大半の看護師はこちら
  • 事業所得:継続的・反復的に行い、相応の収入がある場合。開業届を出して青色申告するメリットがある
  • 給与所得:パート・アルバイトとして雇用されている場合。勤務先から源泉徴収票をもらう

副業が「給与所得」の場合は確定申告時に本業の源泉徴収票と合算します。「雑所得」の場合は収入から経費を差し引いた金額を申告します。

ステップ3:e-Taxで確定申告する

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」(e-Tax)からオンラインで申告できます。マイナンバーカードとスマホがあれば、自宅で完結します。

  • 申告期間:毎年2月16日〜3月15日
  • 必要書類:本業の源泉徴収票、副業の収入証明(支払調書など)、経費の領収書
  • 住民税の徴収方法:必ず「自分で納付(普通徴収)」を選択すること

確定申告が不安な場合は、税理士に依頼するのも一つの手です。副業の確定申告なら、年間3万〜5万円程度で税理士に丸投げできます。副業の節税アドバイスももらえるため、費用対効果は高いです。

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副業よりも「本業の年収を上げる」という選択肢

副業で月3万〜5万円を稼ぐのは魅力的ですが、本業の年収を50万〜100万円上げる方が効率的な場合もあります。副業には体力的・時間的なコストがかかりますが、転職で年収アップが実現すれば、休日を犠牲にする必要がなくなります。

副業と転職、どちらが有利か

具体的に比較してみましょう。

  • 副業で月5万円稼ぐ場合:年間60万円の収入増。ただし休日・夜勤明けの時間を使う。確定申告も必要。体力的な負担あり
  • 転職で年収60万円アップの場合:本業だけで同じ60万円の増収。休日は自由。副業の手間もなし。社会保険・退職金も増える

もちろん、副業には「新しいスキルが身につく」「キャリアの幅が広がる」というメリットもあります。しかし「お金が目的」なら、まず本業の年収を上げることを検討した方が合理的です。

看護師の転職市場は売り手市場

看護師の有効求人倍率は2倍以上が続いており、転職によって年収50万〜100万円アップは決して珍しくありません。特に、急性期の経験がある看護師は引く手あまたです。

「副業しなければ生活が厳しい」という状態は、そもそも本業の年収が適正でない可能性があります。自分のスキル・経験に見合った年収をもらえているか、一度確認してみることをおすすめします。

まとめ:副業は「正しい方法」で賢く始めよう

看護師の副業のポイントをまとめます。

  • 就業規則を確認してから始める。公務員看護師は原則禁止
  • 看護師の資格を活かせる副業が高時給で効率的(単発バイト・健診・派遣など)
  • 在宅副業ならバレるリスクも体力的負担も少ない(ライター・オンライン相談)
  • 住民税は「普通徴収」を選んでバレない対策を
  • 年間所得20万円超で確定申告が必要。e-Taxで簡単にできる
  • 副業よりも転職で年収アップの方が効率的な場合もある

副業も転職も、「自分の市場価値を知ること」が第一歩です。今の年収・スキルで他の病院に転職したらいくらもらえるのか、副業よりも転職の方が年収アップの近道ではないか。そうした情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。

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