
出産後のママにとって欠かせない育児アイテムのひとつが授乳クッション。
赤ちゃんとママの快適な授乳タイムをサポートするこのアイテムは、正しく選び、適切に使用することで授乳の質を大きく向上させることができます。
本記事では、助産師として数多くの授乳ケアをサポートしてきた経験から、授乳クッションの選び方と効果的な使用法を徹底解説します。市販の人気商品も実際に試した上でのレビューもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでほしい人
- これから出産を控えている妊婦さん
- 授乳クッションの購入を検討している新米ママ
- 授乳時の姿勢に悩みや痛みを感じている授乳中のママ
- 母乳育児をより快適に続けたいと考えている方
- 育児用品選びで何を基準にすればよいか迷っている方
- 授乳時の腱鞘炎や腰痛などの身体的負担を軽減したい方
- 双子の授乳をサポートするアイテムを探している方
この記事で分かること
- 助産師の視点から見た授乳クッション選びの重要なポイント
- 体型や授乳スタイルに合わせた最適な授乳クッションの選び方
- 2025年現在の市場で入手可能な授乳クッションの徹底比較
- 授乳クッションを使った効果的な授乳姿勢のとり方
- 赤ちゃんにとっても快適な授乳環境を作るためのヒント
- 授乳クッションのお手入れ方法と長持ちさせるコツ
- 授乳以外でも活用できる授乳クッションの使い道
授乳クッションとは?基本的な理解から始めよう

授乳クッションは、その名前の通り授乳をサポートするために設計された特殊なクッションです。
一般的なクッションとは異なり、赤ちゃんとママの両方の快適さを考慮して作られています。
C字型やドーナツ型など様々な形状があり、ママの腕や背中、肩への負担を軽減しながら、赤ちゃんを適切な高さと角度でホールドする役割を果たします。
授乳クッションの基本的な役割
授乳クッションの主な役割は授乳時のサポートですが、実際には多くの機能を果たします。まず、赤ちゃんを適切な高さに保持することで、ママの腕や肩への負担を軽減します。長時間の授乳は想像以上に体に負担がかかるもの。
特に産後は体力も回復途中であることが多く、授乳クッションは身体的な疲労を大幅に軽減してくれます。
また、正しい授乳姿勢をサポートすることで、赤ちゃんが母乳を飲みやすい態勢を維持できます。これにより乳頭トラブルの予防や授乳効率の向上にもつながります。適切な姿勢は乳管閉塞や乳腺炎などの予防にも効果的です。
授乳クッションを使うメリット
授乳クッションを使用することで得られるメリットは多岐にわたります。ママにとっては、腕や肩、背中への負担が大幅に軽減されます。特に新生児期は1回の授乳に20〜40分かかることもあり、この姿勢を1日8回以上維持するのは相当な労力です。授乳クッションを使うことで、腱鞘炎や肩こり、腰痛などの予防になります。
赤ちゃんにとっては、安定した姿勢で授乳を受けられるため、よりスムーズに母乳を飲むことができます。これは空気の飲み込みを減らし、ゲップが出やすくなったり、お腹の張りを軽減したりする効果もあります。
また、正しい授乳姿勢を保つことで、乳頭への適切な吸着が促され、乳頭の痛みや傷の予防にもつながります。特に初めての授乳では、正しい姿勢を維持することが難しいこともありますが、授乳クッションはその助けとなってくれます。
授乳クッションは本当に必要?代用品との比較
「タオルを丸めたり、普通のクッションで代用できるのでは?」というご質問をよく受けます。確かに一時的な代用としては可能ですが、専用の授乳クッションには明確な利点があります。
まず、形状の安定性です。授乳クッションは授乳中に形が崩れにくく設計されているため、授乳の途中で姿勢を直す必要がありません。対してタオルやバスタオルは時間とともに沈んでいきますので、長時間の授乳では何度も調整が必要になることがあります。
また、専用の授乳クッションは赤ちゃんの体をしっかりとサポートするよう設計されており、赤ちゃんが滑り落ちるリスクを減らします。さらに洗濯のしやすさや耐久性も考慮されているため、長期的に見れば専用品を選ぶメリットは大きいでしょう。
助産師が教える授乳クッション選びの重要ポイント

授乳クッションの選び方について、助産師として多くのママたちをサポートしてきた経験から、特に重視すべきポイントをご紹介します。
適切な授乳クッションを選ぶことで、授乳の質が向上し、ママと赤ちゃん双方の快適さにつながります。
形状とサイズの選び方
授乳クッションには大きく分けて、C字型、ドーナツ型、I字型などの形状があります。それぞれに特徴がありますので、自分の体型や授乳スタイルに合わせて選ぶことが大切です。C字型は最も一般的で、ウエストに巻きつけるように使用します。腰回りをサポートしながら赤ちゃんを支えるため、安定感があります。特に帝王切開後のママには、お腹に直接圧がかからないよう調整できるC字型がおすすめです。
ドーナツ型は周囲が均一に膨らんでいる形状で、どの向きからでも使いやすいという特徴があります。特に双子の授乳や、さまざまな姿勢で授乳したい方に向いています。I字型は比較的小さめで持ち運びやすく、赤ちゃんの成長に合わせて使い方を変えられる汎用性があります。授乳以外の用途でも使いやすいというメリットがあります。
サイズについては、ママの体型に合わせることが重要です。特に身長が低めの方は、大きすぎるクッションだと使いづらい場合があります。逆に、身長が高めの方や、胸の位置が高めの方は、やや大きめのクッションの方が快適に使えることが多いです。試着できる店舗であれば、実際に抱いてみて感触を確かめるのがベストです。
素材と中材の重要性
授乳クッションの素材と中材は、使用感と耐久性に大きく影響します。素材については、肌触りの良さと洗濯のしやすさを考慮して選びましょう。
カバーの素材としては、コットン100%のものが肌に優しく、汗や母乳で汚れても洗濯しやすいためおすすめです。特に敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方は、オーガニックコットンなどの低刺激性素材を選ぶとより安心です。
中材については、マイクロビーズ、ポリエステル綿、そして低反発ウレタンなど様々な種類があります。マイクロビーズは形状を自在に変えられる柔軟性がある一方、経年劣化で潰れてくることがあります。ポリエステル綿は軽量で洗濯もしやすいですが、使用とともに硬さが変わることがあります。低反発ウレタンは体にフィットして安定感がありますが、やや重みがあり、完全に洗濯することが難しい場合があります。
洗濯のしやすさと耐久性
カバーが取り外し可能かどうかをチェックしましょう。取り外せるカバータイプであれば、こまめに洗濯することができ、衛生的に使用できます。できれば替えのカバーが別売りされているかも確認すると便利です。
次に、中材も洗えるかどうかを確認します。完全に水洗いできるタイプであれば、より衛生的に長く使用することができます。ただし、中材まで洗濯できるタイプは乾燥に時間がかかることがあるため、使用頻度や生活スタイルによって選ぶとよいでしょう。
耐久性については、縫製の丁寧さやファスナーの質なども確認ポイントです。特に毎日使用するアイテムなので、安価なものよりも多少値段が高くても品質の良いものを選ぶことで長期的には経済的になることもあります。実際の使用者レビューなども参考にすると良いでしょう。
価格帯と投資価値
授乳クッションの価格帯は、2,000円台の比較的リーズナブルなものから10,000円を超える高機能なものまで幅広く存在します。では、どの価格帯を選べばよいのでしょうか?
基本的な機能を備えた授乳クッションであれば、3,000円〜5,000円程度で購入可能です。この価格帯でも十分実用的なものが多いですが、耐久性や素材の質、デザイン性などで差が出てくることがあります。
一方、6,000円〜10,000円程度の中〜高価格帯になると、より機能性に優れたものや、オーガニック素材を使用したもの、デザイン性の高いものなどが選べるようになります。特に長期間の使用を考えている場合や、授乳の頻度が高い場合は、この価格帯での投資も検討する価値があります。
2025年最新!助産師おすすめの授乳クッション商品比較

ここでは、現在市場で入手可能な授乳クッションの中から、特に注目の商品をピックアップし、助産師の視点から比較評価します。
実際に使用してみた感想や、ママたちからのフィードバックも含めて詳しくご紹介します。
C字型クッションのおすすめ商品
まず、多くの助産師が推奨する定番商品として「エルゴベビー・ナチュラルカーブ・ナーシングピロー」があります。オーガニックコットンのカバーと適度な硬さの中材で、赤ちゃんをしっかり支えつつも、ママの体にもフィットします。特に背中のサポート部分が厚めに設計されており、授乳時の姿勢維持をサポートしてくれます。価格は8,800円程度とやや高めですが、耐久性に優れ、長期間使用できる点で投資価値は高いです。
次に、コストパフォーマンスに優れた「ニシキ ベビー マルチクッション」も人気です。5,500円程度とリーズナブルながら、カバーの取り外しが簡単で洗濯性に優れています。中材の硬さも適度で、新生児から使いやすい設計になっています。ただし、大柄な方には少し小さく感じることがあるようです。
高機能タイプを求める方には「ロンドンベーシック ナーシングピロー」がおすすめです。9,800円程度と高価格帯ですが、高さ調節が可能で、ママの体型や赤ちゃんの成長に合わせてカスタマイズできます。また、カバーが二重構造になっており、内側のカバーで汚れを防ぎつつ、外側のカバーをこまめに洗濯できる点も衛生的です。
ドーナツ型クッションの特徴と商品紹介
代表的な商品として「BabyMoov マタニティピロー」があります。7,200円程度で、妊娠中のお腹や腰のサポートとしても使え、出産後は授乳クッションとして活用できる2WAY設計が魅力です。特に体格の大きい方にも使いやすいサイズ感が好評です。ただし、やや大きめなので、コンパクトな使用感を求める方には不向きかもしれません。
より手頃な価格帯では「Cカーブ 授乳クッション」が人気です。4,500円程度で、ドーナツ型ながらも片側が少し膨らんだデザインで、赤ちゃんの頭部を少し高く保持できる工夫がされています。カバーは100%コットンで肌触りが良く、取り外して洗濯も可能です。中材にマイクロビーズを使用しているため、形状が自在に変えられるのも魅力です。
高機能タイプとしては「My Brest Friend デラックス」が注目です。9,500円程度と高価格ですが、腰部のサポート力が非常に高く、長時間の授乳でも疲れにくいと評判です。また、小さなポケットが付いており、授乳中に必要な小物を収納できる便利な設計もポイントです。背面にはクリップ式のストラップが付いており、ママの体型に合わせて調整できるのも特徴です。
I字型・その他の形状のクッション比較
「ベッタ 授乳クッション」は6,300円程度のI字型クッションで、シンプルでありながら高い機能性を備えています。特に小柄なママや、里帰り出産などで持ち運びが必要な方に人気です。コンパクトながらも適度な硬さがあり、安定した授乳姿勢をサポートします。また、授乳後は赤ちゃんのお座りサポートとしても活用できる汎用性の高さが魅力です。
変わった形状では「トッポンチーノ」も注目の商品です。8,000円程度とやや高価ですが、イタリア発祥の特殊な形状で、赤ちゃんを包み込むような設計が特徴的です。これにより赤ちゃんに安心感を与え、母親の体温や匂いを感じさせることができます。授乳だけでなく、寝かしつけや抱っこのサポートとしても活用できるため、長期間使用できる点が魅力です。
また、「SANDESICA 抱き枕」は3,800円程度と手頃な価格ながら、妊娠中の抱き枕から授乳クッション、そしてベビーベッドのガード代わりにもなる多機能設計が魅力です。特に妊娠中から使いたい方におすすめで、コストパフォーマンスに優れています。ただし、専用の授乳クッションほどのサポート力はないため、授乳に特化したものを求める場合は専用品がおすすめです。
双子ママ向け特別設計クッションの紹介
「Twin Z Pillow」は双子授乳に特化した設計の授乳クッションで、12,000円程度と高価格ですが、その機能性は双子ママから絶大な支持を得ています。W字型の特殊な形状で、同時授乳が可能な設計になっています。また、背面のサポートクッションも充実しているため、長時間の授乳でも疲れにくいのが特徴です。カバーは取り外して洗濯可能で、複数のカラーバリエーションがあるのも魅力です。
より手頃な価格帯では「My Brest Friend ツイン」が8,500円程度で人気です。広めの面積を確保しながらも、使わない時はコンパクトに折りたためる設計が特徴です。腰部のサポート力も高く、長時間の授乳でも疲れにくいという声が多く聞かれます。
日本製にこだわるなら「エスメラルダ ツインズ授乳クッション」も選択肢の一つです。9,800円程度で、日本人の体型に合わせた設計が特徴で、コンパクトながらも十分な支持力があります。また、カバーには抗菌防臭加工が施されているため、衛生面でも安心です。
効果的な授乳クッションの使用方法

授乳クッションを選んだら、次は効果的な使い方をマスターしましょう。
ここでは、様々な授乳姿勢での使用方法や、赤ちゃんの月齢に合わせた活用法をご紹介します。
基本的な装着方法と姿勢のポイント
授乳クッションの基本的な装着方法について、まずはC字型クッションを例にご説明します。
- 座った状態で、クッションの開いている部分を自分の体の正面に向けます。
- クッションをウエストに巻きつけるように装着します。
- クッションが腰の周りにしっかりとフィットするよう位置を調整します。特に背中側のサポート部分が腰を支えるよう配置することがポイントです。
- 赤ちゃんをクッションの上に乗せ、乳房の高さに合わせて位置を調整します。
授乳中は、クッションの位置がずれないよう注意しましょう。必要に応じて、枕や通常のクッションを併用して、より快適な姿勢を作ることもおすすめです。
クラドルホールド(ゆりかごだき)での使い方
クラドルホールド(ゆりかごだき)は最も一般的な授乳姿勢で、特に初めての授乳に向いています。この姿勢での授乳クッションの使い方をご紹介します。
まず、授乳クッションをウエストにフィットさせ、授乳する側の腕の下にクッションがしっかり入るよう調整します。例えば、左胸で授乳する場合は、左腕の下にクッションが来るようにします。次に、赤ちゃんをクッションの上に寝かせ、体を横向きにして、お腹と胸がママの体に向くよう配置します。赤ちゃんの頭は授乳する乳房の方向に向け、耳、肩、腰が一直線になるようにします。
赤ちゃんの頭は肘の内側の窪みでサポートし、手のひらで赤ちゃんの背中や臀部を支えます。授乳クッションは腕全体を支え、赤ちゃんの体重を支える役割を果たします。この姿勢でのポイントは、クッションの高さが適切であることです。赤ちゃんの口が乳頭の高さにくるよう調整してください。低すぎると赤ちゃんが乳房に届かなかったり、ママが前かがみになって腰に負担がかかったりします。
フットボールホールド(わきばさみだき)のテクニック
フットボールホールド(わきばさみだき)は、赤ちゃんをわきの下に抱える授乳姿勢で、特に帝王切開後のママや双子の授乳に適しています。この姿勢での授乳クッションの使い方をご紹介します。
まず、授乳クッションをウエストにフィットさせます。授乳する側の横にクッションが来るよう調整します。例えば、右胸で授乳する場合は、右脇の下にクッションを配置します。次に、赤ちゃんをクッションの上に乗せ、脇の下に収まるように配置します。赤ちゃんの体は背中が上を向くよう寝かせ、足はママの背中の方向に向けます。赤ちゃんの頭は授乳する乳房の方向に位置するよう調整します。
この姿勢では、赤ちゃんの頭や首をしっかりと手でサポートすることが重要です。手のひらで赤ちゃんの頭の後ろを支え、親指と人差し指で首の周りをサポートします。授乳クッションは赤ちゃんの体重を支え、ママの腕への負担を軽減します。この姿勢でのポイントは、赤ちゃんの体がまっすぐ伸びすぎないよう気をつけることです。やや曲げた自然な姿勢が理想的です。また、クッションの高さを調整して、赤ちゃんの口が乳頭の高さに来るようにしましょう。
サイドライイング(横向き)での活用法
サイドライイング(横向き)は、ママと赤ちゃんが横になった状態での授乳姿勢で、特に夜間の授乳や産後の疲労が強い時に役立ちます。この姿勢での授乳クッションの活用法をご紹介します。
まず、ベッドなど平らな場所で横向きに寝ます。授乳する側を下にして寝るのがポイントです。例えば、左胸で授乳する場合は左側を下にして横になります。次に、授乳クッションを背中側に配置し、背中をサポートします。これにより、横向きの姿勢を安定させることができます。また、もう一つの授乳クッションや普通の枕を赤ちゃんの背中側に置くことで、赤ちゃんが仰向けに転がることを防ぎます。
赤ちゃんはママと向かい合うようにして横向きに寝かせます。赤ちゃんの口が乳頭の高さに来るよう位置を調整します。必要に応じて、赤ちゃんの下に小さなタオルやハンカチを敷いて高さを調整しても良いでしょう。サイドライイングでのポイントは、赤ちゃんの鼻がふさがれないよう注意することです。乳房が大きいママは特に気をつけましょう。また、この姿勢では寝落ちしやすいため、赤ちゃんの安全確保に十分注意が必要です。授乳後は必ず赤ちゃんを安全な場所に移してから休むようにしましょう。
月齢別の授乳クッション活用術
赤ちゃんの成長に合わせて、授乳クッションの使い方も少しずつ変化させると良いでしょう。ここでは月齢別の活用法をご紹介します。
新生児期(0〜1ヶ月)
この時期の赤ちゃんは首がすわっておらず、完全にサポートが必要です。授乳クッションは赤ちゃんの体全体を支える高さと角度に調整します。特に頭部が少し高くなるようにすると、呼吸がしやすく、ミルクの逆流も防ぎやすくなります。
新生児期は授乳の頻度も高く、1回の授乳に時間がかかることが多いため、授乳クッションのサポート力が特に重要です。クッションの位置がずれないよう、しっかりと体にフィットさせて使用しましょう。
生後1〜3ヶ月
少しずつ首のすわりが始まる時期ですが、まだ完全ではないため、引き続きしっかりとしたサポートが必要です。授乳の間隔は少し空くようになりますが、1回あたりの時間はまだ長いことが多いです。
この時期は赤ちゃんの体重も増えてくるため、腕の負担が増えます。授乳クッションの高さを少し高めに調整すると、ママの腕や肩への負担を軽減できます。また、赤ちゃんの視覚も発達してくるため、ママの顔を見やすい角度に調整してあげると良いでしょう。
生後4〜6ヶ月
首がすわり、上半身の安定性が増してくる時期です。授乳クッションの役割は、主に赤ちゃんの体重を支えることになります。赤ちゃん自身も少し動くようになるため、安定した姿勢を保てるよう注意が必要です。
この時期になると授乳以外の用途でも授乳クッションを活用できます。例えば、お座りの練習のサポートとして背中に置いたり、寝返りの際の安全クッションとして使用したりすることができます。
生後7ヶ月以降
離乳食が始まり、母乳やミルクの回数が徐々に減ってくる時期です。一方で、赤ちゃんの好奇心は強くなり、授乳中も周りを見回したりと、落ち着きがなくなることがあります。
この時期の授乳クッションは、むしろママがリラックスして授乳できるよう、ママの姿勢をサポートする役割が大きくなります。また、授乳以外でも、お座り補助やくつろぎスペースの確保など、多用途に活用できます。
月齢が上がるにつれて、授乳クッションへの依存度は低下していきますが、赤ちゃんの成長に合わせて使い方を工夫することで、1歳過ぎまで活用できるアイテムとなります。
授乳クッションのお手入れと注意点

授乳クッションを清潔に保ち、長く使用するためのお手入れ方法と使用上の注意点について解説します。
洗濯方法と頻度のアドバイス
授乳クッションの洗濯方法は、製品によって異なりますので、まずは取扱説明書を確認しましょう。一般的なお手入れの方法と頻度についてアドバイスします。
カバーの洗濯
ほとんどの授乳クッションはカバーを取り外して洗濯することができます。カバーは赤ちゃんの汗や母乳、唾液などで汚れやすいため、1〜2週間に1回程度、または目立った汚れがついたらすぐに洗濯するのが理想的です。
洗濯方法は、基本的に洗濯機での洗濯が可能ですが、色落ちや縮みを防ぐために、以下の点に注意しましょう。
- 洗濯ネットに入れて洗う
- 中性洗剤を使用する
- 他の衣類と分けて洗う(特に初回の洗濯時)
- 漂白剤は使用しない
- 洗濯表示を確認し、指定された温度で洗う
乾燥機の使用については製品ごとに指示が異なりますので、取扱説明書を確認してください。自然乾燥の場合は、直射日光を避け、風通しの良い場所で乾かすことをおすすめします。
中材の洗濯
中材の洗濯についても製品によって異なります。完全に水洗い可能な製品もあれば、部分洗いのみ可能な製品、全く洗えない製品もあります。
水洗い可能な中材であれば、3〜6ヶ月に1回程度の頻度で洗濯するとよいでしょう。ただし、乾燥に時間がかかることがほとんどですので、天気の良い日を選んで洗濯することをおすすめします。
部分洗いのみ可能な場合は、汚れた部分を濡れたタオルで軽く拭き取り、しっかり乾燥させます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水を含ませたタオルで拭き取った後、水拭きでしっかり洗剤を落とします。洗えない中材の場合は、カバーをこまめに洗濯することで清潔を保ちましょう。また、定期的に日光に当てて風通しをよくすることで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
長持ちさせるためのケア方法
授乳クッションを長持ちさせるためには、日常的なケアが重要です。以下にいくつかのポイントをご紹介します。
日常的なケア
- 使用後は風通しの良い場所に置き、湿気がこもらないようにする
- 直射日光や高温多湿の場所を避けて保管する
- ペットや小さなお子さんが引っ張ったり噛んだりしないよう注意する
- 定期的にカバーを外して中材を軽くたたき、形を整える
- 使用しない時は清潔な袋や箱に入れて保管する
中材の変形防止
特にマイクロビーズやポリエステル綿などの中材は、使用とともに偏りや変形が生じることがあります。これを防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
- 定期的に中材全体をやさしくマッサージして形を整える
- 使用する向きを時々変える
- 過度に体重をかけたり、上に重いものを置いたりしない
- 洗濯後はしっかりと乾かし、中材が固まらないようにする
カバーの破れ防止
カバーは繰り返しの洗濯や着脱で傷みやすい部分です。以下の点に注意して破れを防ぎましょう。
- カバーの着脱は優しく行い、無理に引っ張らない
- ファスナーやボタンなどの金具部分に負荷をかけない
- 洗濯時はネットに入れ、他の衣類と擦れないようにする
- 少しでもほつれや破れを見つけたら、早めに補修する
これらのケアを日常的に行うことで、授乳クッションの寿命を延ばし、清潔な状態を保つことができます。
授乳クッション使用時の注意点
授乳クッションを使用する際の注意点について、安全面と効果的な使用の両面からご説明します。
安全面での注意点
- 授乳中に赤ちゃんから目を離さない
- 赤ちゃんの鼻や口がふさがれていないか常に確認する
- 授乳クッションの上で赤ちゃんを一人にしない
- 授乳後は赤ちゃんを安全な場所に移してから休む
- 就寝中の添い寝用には使用しない(特に新生児期)
- 授乳クッションの上に他の物を置いて高さを調整する場合は、安定性を確認する
効果的な使用のための注意点
- 使用前にクッションの形を整え、安定した状態で使用する
- ママの体型や赤ちゃんの成長に合わせて、定期的に使用方法を見直す
- 腕や肩に過度な負担がかかっていないか意識し、必要に応じて姿勢を調整する
- 長時間同じ姿勢での使用を避け、適度に体を動かす
- 授乳中に痛みや不快感がある場合は、無理をせずに姿勢を変更する
- 授乳クッションだけに頼らず、必要に応じて枕や通常のクッションと併用する
これらの注意点を守ることで、より安全で効果的に授乳クッションを活用することができます。特に初めて使用する場合は、慣れるまで少し時間がかかることもありますので、焦らずに自分と赤ちゃんに合った使い方を見つけていきましょう。
授乳クッションの多目的活用法

授乳クッションは授乳期間だけでなく、妊娠中から赤ちゃんの成長に合わせて様々な用途に活用できます。
その多目的な使い方をご紹介します。
妊娠中の活用方法
授乳クッションは、実は妊娠中から活用することができます。特にドーナツ型やC字型のクッションは、妊婦さんの体をサポートするのに適しています。
睡眠時のサポート
妊娠中期以降は、おなかの大きさで仰向けに寝ることが難しくなります。そんな時に授乳クッションを活用しましょう。
- 横向きに寝る際、おなかとの間にクッションを挟むことで、おなかへの圧迫を軽減します。
- 背中側にもクッションを置くことで、寝返りを打った際のサポートになります。
- 足の間にクッションを挟むと、骨盤や腰への負担が軽減され、より快適に眠ることができます。
座位時のサポート
妊娠後期になると、長時間の座位でも腰や骨盤に負担がかかります。このような場合にも授乳クッションが役立ちます。
- 腰の後ろにクッションを置くことで、姿勢をサポートします。
- 座面の下にクッションを敷くことで、骨盤への圧力を分散させることができます。
- デスクワーク中の足置きとして使用することで、足のむくみを軽減する効果も期待できます。
リラックスタイムのサポート
妊娠中は体調の変化や不安で、リラックスする時間が特に重要です。授乳クッションを使って、より快適なリラックスタイムを過ごしましょう。
- 読書やテレビ視聴時に腕置きとして使用することで、姿勢を安定させます。
- おなかの下にクッションを置いて横になることで、おなかの張りを和らげることができます。
- マタニティヨガやストレッチの際のサポートクッションとしても活用できます。
妊娠中から授乳クッションを使用することで、出産後の授乳時にもスムーズに使いこなすことができるでしょう。
赤ちゃんの発達をサポートする使い方
授乳期間が終わった後も、授乳クッションは赤ちゃんの発達をサポートするアイテムとして活用できます。
お座りの練習
生後6ヶ月頃から始まるお座りの練習に、授乳クッションを活用しましょう。
- クッションを赤ちゃんの背中側に半円形に配置することで、後方への転倒を防ぎます。
- 前方にもクッションを置くことで、前のめりになった際のクッションにもなります。
- クッションの硬さを調整することで、徐々に自分の力でお座りできるよう練習を進められます。
うつぶせ遊びのサポート
首がすわった頃から始めるうつぶせ遊びも、授乳クッションがあると快適です。
- C字型クッションを胸の下に置くことで、上体を少し持ち上げた状態を作れます。
- この姿勢により、赤ちゃんは周囲を見渡しやすくなり、手遊びもしやすくなります。
- うつぶせ嫌いの赤ちゃんも、クッションによる適度な高さで抵抗感が少なくなることがあります。
寝返りの練習
寝返りの練習には、安全なスペースを確保することが重要です。
- 授乳クッションを赤ちゃんの周囲に配置することで、転落を防ぎます。
- クッションに向かって寝返りする練習をすることで、寝返りの動きを促進します。
- 寝返りの際の衝撃を和らげる緩衝材としても機能します。
ハイハイの練習
ハイハイの練習段階では、授乳クッションを障害物として活用できます。
- クッションを乗り越える練習をすることで、筋力強化につながります。
- 複数のクッションで簡単なコースを作り、探索行動を促進します。
- 膝や手首への負担を軽減するクッションとしても使用できます。
授乳期間後も長く使えるアイデア
授乳期間やベビー期が終わった後も、授乳クッションは家庭内で様々な用途に活用できます。
子どものくつろぎスペース
幼児期の子どもにとって、授乳クッションは自分専用のくつろぎスペースになります。
- 読書やテレビ視聴時の座布団として
- お昼寝の際の枕や体をサポートするクッションとして
- 遊びの中での「基地」や「家」の一部として
大人のリラックスアイテム
授乳クッションは大人のリラックスアイテムとしても優秀です。
- 腰痛持ちの方の座位サポートクッションとして
- 足を乗せるフットレストとして
- 横向きで寝る際の抱き枕として
- 長時間のデスクワーク時の腕置きとして
ペットのベッドとして
授乳クッションは適度な包まれ感があるため、小型のペットのベッドとしても最適です。
- 猫や小型犬のくつろぎスペースとして
- ペットとの遊びの道具として
- ペットの移動時のキャリーの中のクッションとして
インテリアアイテムとして
デザイン性の高い授乳クッションなら、インテリアアイテムとしても活用できます。
- ソファのアクセントクッションとして
- ベッドヘッドのサポートクッションとして
- 来客用の予備クッションとして
授乳クッションは多機能アイテムであり、工夫次第で長期間にわたって様々な用途に活用できます。購入時には、授乳期間後の使用も考慮して選ぶと、より満足度の高い選択ができるでしょう。
実践的なケーススタディ:授乳クッションの活用例

実際に授乳クッションを使用したママたちの体験談から、様々な状況での具体的な活用例をご紹介します。
ケーススタディ1:初めての母乳育児をサポート
Aさん(32歳)は初めての出産後、母乳育児に挑戦しましたが、正しい授乳姿勢がわからず、赤ちゃんがうまく吸えないことが多くありました。また、授乳のたびに腕や肩、腰に痛みを感じていました。
問題点
- 授乳姿勢がわからず、赤ちゃんが正しく吸着できない
- 授乳のたびに体に痛みを感じる
- 授乳に時間がかかり、体力的に消耗する
導入した解決策
助産師のアドバイスで、体型に合ったC字型の授乳クッションを購入。特に背中のサポート力が高いタイプを選びました。また、授乳クッションの正しい使い方について指導を受けました。
結果
- クッションによって赤ちゃんが適切な高さに保持されるようになり、吸着が改善
- 腕や肩への負担が軽減され、長時間の授乳でも痛みが軽減
- 安定した姿勢で授乳ができるようになり、乳頭の痛みも改善
- 授乳時間が短縮され、母子ともにストレスが減少
Aさんは「授乳クッションを使うようになってから、授乳が楽しい時間に変わりました。初めは少し高いと思ったけれど、この投資は絶対に価値がありました」と話しています。
ケーススタディ2:帝王切開後の授乳をサポート
Bさん(29歳)は帝王切開での出産後、傷口の痛みがある中での授乳に悩んでいました。赤ちゃんの体重が傷口にかかると痛みが強く、授乳を躊躇することもありました。
問題点
- 帝王切開の傷口に負担がかかる授乳姿勢
- 痛みによる授乳の躊躇
- 姿勢の制限による授乳の難しさ
導入した解決策
フットボールホールド(わきばさみだき)に適した大きめのC字型授乳クッションを導入。クッションの位置を工夫して傷口に圧がかからないよう調整しました。
結果
- 赤ちゃんの体重が傷口にかからず、痛みなく授乳が可能に
- フットボールホールドが安定して行えるようになり、赤ちゃんの吸着も改善
- 痛みの心配がなくなったことで、リラックスして授乳できるようになった
- 授乳に前向きになり、母乳分泌も増加
Bさんは「帝王切開後は動くのも辛かったけれど、このクッションのおかげで痛みを気にせず授乳できるようになりました。回復期には横向きでの授乳にも活用して、とても助かりました」と語っています。
ケーススタディ3:双子ママの同時授乳の工夫
Cさん(35歳)は双子の母親で、別々に授乳することによる時間的・体力的な負担に悩んでいました。同時授乳を試みたものの、適切なサポートがなく困難を感じていました。
問題点
- 別々の授乳による時間の長さと体力消耗
- 同時授乳の姿勢の難しさ
- 赤ちゃん二人を同時に支える困難さ
導入した解決策
双子用に特化した大型のW字型授乳クッションを導入。同時授乳のための正しい姿勢と、赤ちゃんの配置方法についてアドバイスを受けました。
結果
- 安定した姿勢で同時授乳が可能になり、授乳時間が半減
- ママの体への負担が大幅に軽減
- 両方の赤ちゃんを視界に入れて授乳できるようになり、安心感が増加
- 時間に余裕ができたことで、自分の休息時間も確保できるように
Cさんは「双子育児は本当に大変でしたが、この専用クッションは救世主でした。授乳の時間が半分になっただけでなく、同時に両方の赤ちゃんと目を合わせながら授乳できる喜びも感じられるようになりました」と喜んでいます。
看護師さんからのQ&A「おしえてカンゴさん!」

授乳クッションに関する皆さんからよくいただく質問に、経験豊富な助産師の立場からお答えします。
Q1:授乳クッションは本当に必要ですか?
A:授乳クッションは絶対に必要というわけではありませんが、あると授乳が格段に快適になります。特に初めての授乳や、授乳期間が長くなる場合には大きなサポートになります。
授乳時の正しい姿勢を保つことで、乳頭トラブルの予防や授乳効率の向上、ママの身体的負担の軽減など、様々なメリットがあります。
タオルや普通のクッションでも代用できる場合もありますが、専用品の方が安定性や使いやすさで優れています。快適な授乳タイムのために、投資する価値のあるアイテムと言えますね。
Q2:授乳クッションはいつからいつまで使用できますか?
A:授乳クッションは妊娠中から使い始めることができ、赤ちゃんの授乳が終わる1歳半〜2歳頃まで幅広く活用できます。
妊娠中は睡眠サポートや腰痛軽減に、出産後は授乳のサポートとして、そして赤ちゃんの成長に合わせてお座りサポートや安全クッションとしても使えます。
さらにその後も、幼児のくつろぎスペースや大人のリラックスクッションとして長く使えるため、数年単位で活用できる育児アイテムと言えるでしょう。授乳期間だけでなく、長期的な視点で選ぶと良いですね。
Q3:双子の授乳に最適な授乳クッションはありますか?
A:双子の授乳には、特に同時授乳ができるよう設計された専用の授乳クッションがおすすめです。「Twin Z Pillow」や「My Brest Friend ツイン」などの双子専用デザインのクッションは、二人の赤ちゃんを同時に支えられる大きさとサポート力があります。
これらは通常のクッションよりも広い面積と強いサポート力を持ち、両方の赤ちゃんを適切な高さと角度で保持できます。専用クッションがなければ、大きめのドーナツ型クッションと追加のクッションを組み合わせる方法もありますが、できれば専用品を選ぶと安全性と快適性が高まります。
双子育児は時間との戦いですので、同時授乳を可能にする良質なクッションへの投資は非常に価値があると言えますよ。
Q4:帝王切開後に痛みなく使える授乳クッションはありますか?
A:帝王切開後は傷口に直接圧力がかからないよう配慮した授乳クッションの選択と使用方法が重要です。
特におすすめなのは、クッションの形状を調整できるマイクロビーズタイプや、低反発ウレタンタイプのC字型クッションです。これらを使用する際は、傷口より上の位置に高めに配置することで、赤ちゃんの体重が直接傷口にかかるのを防げます。
また、フットボールホールド(わきばさみだき)の授乳姿勢を取ると、傷口への圧迫がさらに軽減されます。一般的に「エルゴベビー・ナチュラルカーブ」や「カドリースネイル」などは帝王切開後のママにも使いやすいと評判です。どのクッションでも位置の微調整が大切ですので、痛みを感じたらすぐに位置を変えて調整してくださいね。
Q5:授乳クッションと抱き枕の違いは何ですか?
A:授乳クッションと抱き枕は一見似ていますが、設計目的と機能性に大きな違いがあります。授乳クッションは赤ちゃんを適切な高さと角度で保持し、ママの姿勢もサポートするよう設計されています。
そのため、適度な硬さと形状安定性があり、授乳の効率性と快適さを重視しています。一方、抱き枕は主に妊婦の睡眠をサポートするためのもので、柔らかさと体にフィットする柔軟性を重視しています。授乳クッションはコンパクトでも機能的である一方、抱き枕は体全体をサポートするため大きめです。
両方の機能を兼ね備えた「2WAYタイプ」も市販されていますが、どちらの用途をより重視するかによって選び方が変わってきます。個人的には授乳期間が長い場合は、授乳に特化した専用クッションの方が使い勝手が良いと思いますよ。
まとめ:快適な授乳生活のために
助産師として多くのママたちの授乳をサポートしてきた経験から、一言メッセージを送らせてください。
授乳は母子にとって大切なコミュニケーションの時間です。この時間をより快適で幸せなものにするために、授乳クッションという「道具」を上手に活用してください。ただし、どんなに優れた道具も、使う人の気持ちや工夫次第でその価値が変わります。
無理なく続けられる授乳スタイルを見つけることが、長期的な母乳育児の成功につながります。辛いと感じたときは無理をせず、周囲に相談したり、道具の力を借りたりしながら、赤ちゃんもママも笑顔になれる授乳タイムを目指してくださいね。
何よりも大切なのは、ママと赤ちゃんが穏やかに過ごせることです。授乳クッションはその手助けとなるアイテムの一つに過ぎません。自分とわが子に合った方法で、授乳期間を楽しく乗り切っていただければ幸いです。
より詳しい情報や、現役看護師の体験談、奨学金情報など、看護師を目指す方々へのキャリアサポート情報は【ナースの森】でご覧いただけます。経験豊富な先輩看護師たちがあなたの悩みにお答えします。就職情報や最新の医療トレンド、継続的な学習サポートなど、看護師としてのキャリアをトータルでサポートいたします。
会員登録いただくと、以下のような特典もご利用いただけます。
- 看護学生向けの学習支援コンテンツ
- 現役看護師によるキャリア相談
- 奨学金情報の優先案内
- 実習お役立ち情報
- 就職活動サポート
▶︎【ナースの森】看護師のためのキャリア支援サイトはこちら