2025年最新版【たまプラーザ看護学校の特徴と入学ガイド】合格率や学費など徹底解説

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たまプラーザ看護学校は開校以来35年以上の歴史を持つ学校で、高度な看護技術と豊かな人間性を備えた看護師の育成に力を入れています。充実した実習施設、経験豊富な教員による手厚い指導体制、そして高い国家試験合格率と就職率を誇る本校は、多くの優秀な看護師を医療の現場へ送り出してきました。

2025年度の入学を検討されている方向けに、本記事では学校の特徴から入試情報、カリキュラム、実習体制、就職支援まで、進学検討に必要な情報を詳しくご紹介します。さらに、在校生や卒業生の声、具体的な学校生活の様子もお伝えしていきます。

社会人の方や、看護の道へ転職を考えている方にも参考になる情報が満載です。これから看護師を目指す皆様の夢への第一歩を、たまプラーザ看護学校は全力でサポートいたします。

この記事で分かること

  • たまプラーザ看護学校の学校概要と教育の特徴 
  • 2025年度入学試験の最新情報と効果的な対策方法 
  • 3年間の具体的なカリキュラムと実習の詳細
  • 充実した就職支援体制と進路状況
  • 在校生と卒業生の実際の声や体験談

この記事を読んでほしい人

  • 看護師を目指す高校生や社会人の方 
  • たまプラーザ看護学校への進学を具体的に検討されている方
  • 看護学校選びで学校の特徴や環境を重視している方
  •  仕事と両立しながら看護師資格の取得を目指している方
  •  神奈川県内の看護学校に関する情報を探している方

学校概要と特徴

たまプラーザ看護学校は、1985年の設立以来、数多くの優秀な看護師を輩出してきた伝統ある看護師養成機関です。充実した実習施設と経験豊富な教員陣による手厚い指導体制が特徴となっています。

ここでは、基本情報や教育理念、カリキュラムなどについて詳しく紹介していきます。

基本情報

神奈川県横浜市青葉区に位置するたまプラーザ看護学校は、3年制の看護師養成所として地域医療に貢献する人材を育成しています。1学年の定員は80名で、きめ細やかな指導を実現しています。取得できる資格は看護師国家試験受験資格となります。

また、令和5年度の看護師国家試験合格率は98.7%と、全国平均を大きく上回る実績を残しています。

学校施設・設備

最新の医療現場を想定した実習室には、高性能の実習用シミュレーターを完備しています。図書室には医療・看護関連の専門書や学術雑誌を約15,000冊所蔵し、学生の自主学習をサポートしています。

また、無線LANを完備したラーニングコモンズでは、グループ学習や個別学習が可能です。

教職員体制

専任教員は全員が看護師としての臨床経験を持ち、うち80%が修士号以上を取得しています。また、専門分野ごとに経験豊富な非常勤講師を招聘し、最新の医療知識と技術を学べる環境を整えています。教員一人あたりの学生数は約8名と、手厚い指導体制を実現しています。

教育理念とカリキュラムの特徴

「豊かな人間性と確かな看護実践力を備えた看護師の育成」を教育理念に掲げ、知識・技術・態度のバランスのとれた教育を提供しています。特に臨地実習では、学内で学んだ知識と技術を実践的に統合できるよう、段階的な学習プログラムを導入しています。

特色ある教育プログラム

1年次から臨床現場での見学実習を取り入れ、早期から看護師としての自覚を育みます。2年次以降は、高機能シミュレーターを活用した実践的な演習と、実際の医療現場での実習を組み合わせることで、確実な技術の習得を目指します。

また、3年次には、総合的な判断力を養うための統合実習を実施しています。

アクセスと周辺環境

東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩7分という好立地に位置し、神奈川県内はもとより、東京都からも通学可能です。周辺には実習施設となる総合病院や、図書館、カフェなどの施設が充実しており、学習環境として適しています。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアも近く、一人暮らしの学生も安心して生活できる環境が整っています。

学生寮について

遠方からの入学者のために、女子寮を完備しています。寮は学校から徒歩5分の場所に位置し、オートロックやセキュリティカメラを設置した安全な環境を提供しています。

全室個室で、共用施設には調理室、ランドリールーム、談話室を備えています。寮費は月額45,000円(食事込み)と、周辺の民間アパートと比べてリーズナブルな設定となっています。

2025年度入試情報

たまプラーザ看護学校の2025年度入学試験について、募集要項から試験科目、対策方法まで詳しくご説明します。一般入試に加え、社会人特別選抜や推薦入試など、複数の入試区分を設けていますので、ご自身に適した受験方法をお選びいただけます。

募集要項

2025年度は総募集人数80名に対し、一般入試(前期・後期)、推薦入試、社会人特別選抜の4つの区分で募集を行います。受験資格は高等学校卒業(見込み含む)または同等以上の学力を有する方となります。

入学検定料は30,000円で、出願期間は各入試区分により異なりますので、ご注意ください。

入試区分別募集人数

一般入試前期では40名、後期では20名の募集を予定しています。推薦入試は指定校推薦と公募推薦を合わせて15名、社会人特別選抜では5名を募集します。なお、実際の合格者数は受験生の成績により変動する可能性があります。

試験科目詳細

各入試区分によって試験科目が異なります。ここでは各区分の試験科目と試験時間、配点について詳しくご説明します。

一般入試の試験科目

一般入試では国語総合(100点・60分)、数学I(100点・60分)、英語(100点・60分)の3科目に加え、面接試験(50点)を実施します。特に英語では医療現場で必要となる基礎的な読解力と表現力を重視した出題となっています。

推薦入試の試験内容

推薦入試では小論文(100点・60分)と面接試験(100点)を実施します。小論文では医療や看護に関する時事的なテーマが出題されることが多く、論理的思考力と文章表現力が問われます。

社会人特別選抜の特徴

社会人特別選抜では、小論文(100点・60分)、面接試験(100点)に加え、職務経験等に関する書類審査(50点)を実施します。特に面接では、看護師を志望する動機や職務経験の活かし方などについて詳しく確認します。

過去問分析と対策

過去の入試問題を分析すると、いくつかの特徴的な傾向が見られます。ここでは科目ごとの出題傾向と効果的な対策方法をご紹介します。

国語総合の対策

現代文では医療や看護に関連する評論文が出題されることが多く、漢字の読み書きも重視されています。過去3年間の問題を分析すると、医療倫理や患者とのコミュニケーションに関する内容が頻出しています。

数学の特徴と対策

数学Iの範囲から、特に数と式、2次関数、図形と計量に関する問題が多く出題されています。また、医療現場で必要となる割合や濃度計算の基礎となる問題も含まれています。

英語試験のポイント

英語では医療や健康に関する題材を用いた長文読解が中心となります。過去の問題では、基本的な医療用語の理解も問われていますので、医療分野の英単語学習も重要です。

面接試験対策

面接試験では、志望動機や将来の展望、看護師としての適性などを多角的に評価します。ここでは効果的な面接対策についてお伝えします。

面接でよくある質問

志望動機や看護師を目指したきっかけ、学生生活で力を入れてきたことなど、定番の質問に対する回答を準備することが重要です。具体的なエピソードを交えながら、自分の言葉で説明できるよう準備しましょう。

面接のポイント

面接では、コミュニケーション能力や思考の論理性、医療職としての適性などを総合的に評価します。特に、患者さんへの共感力や医療チームの一員としての協調性が重視されます。

小論文対策

小論文試験では、医療や看護に関する時事的なテーマが出題されることが多いです。効果的な対策方法をご紹介します。

小論文の書き方のコツ

序論、本論、結論の3部構成を意識し、論理的な文章を心がけましょう。医療や看護に関する新聞記事やニュースに日頃から触れ、自分なりの考えを持つことが重要です。

このように、たまプラーザ看護学校の入試では、基礎学力に加えて、看護師としての適性や意欲を多面的に評価します。次のセクションでは、入学後のカリキュラムについて詳しくご説明いたします。

カリキュラムと学習内容

たまプラーザ看護学校では、3年間の体系的なカリキュラムを通じて、確かな知識と技術を持つ看護師を育成しています。理論と実践のバランスを重視し、段階的に学習を深められるよう工夫されています。

ここでは、年間スケジュールや特徴的な授業などについて紹介します。

年間スケジュール

1年次から3年次まで、それぞれの学年で重点的に学ぶ内容が設定されています。1年次では基礎分野と専門基礎分野を中心に学習し、2年次からは専門分野の科目が増えていきます。3年次では、それまでの学びを統合する実践的な内容となっています。

1年次の学習内容

1年次では人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進など、看護の基礎となる科目を学習します。また、基礎看護学実習を通じて、看護の基本的な技術を習得します。前期には解剖生理学や生化学などの基礎医学、後期には基礎看護技術の演習が中心となります。

2年次のカリキュラム

2年次では成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学など、専門分野の学習が本格化します。各領域の特徴を理解し、対象に応じた看護実践能力を養います。また、臨地実習も始まり、実際の医療現場で学びを深めていきます。

3年次の発展的学習

3年次では、これまでの学習内容を統合し、より実践的な能力を身につけます。在宅看護論や看護の統合と実践などの科目を通じて、チーム医療の中で活躍できる看護師を目指します。また、国家試験対策も本格的に開始します。

特徴的な授業

本校では、従来の講義形式に加え、アクティブラーニングやシミュレーション教育など、最新の教育手法を積極的に取り入れています。これにより、実践的な判断力と技術を効果的に習得することができます。

シミュレーション教育

高機能患者シミュレーターを使用した実践的な演習を行います。バイタルサインの測定や救急時の対応など、実際の医療現場を想定した訓練を繰り返し行うことで、確実な技術を身につけることができます。教員による丁寧なフィードバックも特徴です。

チーム医療演習

3年次には多職種連携を学ぶチーム医療演習を実施します。医師、薬剤師、理学療法士などの役割を理解し、チームの一員として効果的なコミュニケーションを図る方法を学びます。実際の症例を基にしたカンファレンスも行います。

学習サポート体制

学生一人ひとりが確実に学習目標を達成できるよう、きめ細かなサポート体制を整えています。担任制度に加え、チューター制度も導入し、学習面から生活面まで総合的にサポートします。

個別指導とメンタリング

各学年に2名の担任教員を配置し、定期的な面談を実施します。学習の進捗状況や課題の確認、進路相談など、きめ細かな指導を行います。また、必要に応じて補習授業も実施しています。

自己学習支援

図書室やラーニングコモンズを整備し、自己学習をサポートしています。オンラインの学習支援システムも導入しており、いつでも学習教材にアクセスすることができます。グループ学習室も完備し、学生同士で学び合える環境を提供しています。

国家試験対策

3年次から本格的に開始する国家試験対策は、模擬試験や特別講座を通じて、計画的に実施します。過去の出題傾向を分析し、効率的な学習方法を指導します。直前期には個別指導も強化します。

模擬試験と解説講座

定期的に模擬試験を実施し、弱点を早期に把握して対策を立てます。模擬試験後には詳細な解説講座を設け、理解を深めます。また、成績管理システムにより、個々の学習進捗を可視化し、効果的な学習をサポートします。

このように、たまプラーザ看護学校では、理論と実践をバランスよく学べるカリキュラムを提供しています。次のセクションでは、実習体制について詳しくご説明いたします。

実習体制

たまプラーザ看護学校の実習は、近隣の総合病院や地域医療機関と密接に連携して実施されています。段階的な実習プログラムにより、基礎から応用まで、確実な実践力を身につけることができます。

ここでは、実習施設やスケジュールについて紹介していきます。

実習施設紹介

本校の実習施設は、横浜市立大学附属病院や昭和大学横浜市北部病院をはじめとする、高度な医療を提供する総合病院が中心となっています。

さらに、地域の診療所や訪問看護ステーション、福祉施設なども実習先として提携しており、様々な医療現場を経験することができます。

主要実習病院の特徴

横浜市立大学附属病院では、最新の医療設備と充実した指導体制のもと、高度専門医療を学ぶことができます。救命救急センターや周産期医療センターなども備えており、幅広い症例を経験できることが特徴です。

地域医療機関での学び

地域の診療所や訪問看護ステーションでの実習では、在宅医療や地域包括ケアについて学びます。患者さんやご家族との関わりを通じて、地域に根ざした看護の実際を体験することができます。

実習スケジュール

実習は1年次から3年次まで、段階的に行われます。基礎看護学実習から始まり、各専門分野の実習へと進んでいきます。最終的には、習得した知識と技術を統合する総合実習で締めくくります。

1年次の基礎実習

1年次の基礎看護学実習では、病院の機能や看護師の役割について学びます。患者さんとのコミュニケーションや基本的な看護技術の実践を通じて、看護の基礎を身につけていきます。

2年次の専門分野実習

2年次からは、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学など、各専門分野の実習が始まります。それぞれの分野で特徴的な看護実践を学び、対象に応じた看護を展開する能力を養います。

3年次の統合実習

3年次の統合実習では、これまでの学びを活かしながら、複数の患者さんを受け持ち、優先順位を考えた看護を実践します。夜勤実習も体験し、24時間継続する看護の実際について理解を深めます。

実習記録の書き方

実習記録は、看護過程の展開を通じて、自己の看護実践を振り返り、学びを深めるための重要なツールです。本校では、実習記録の書き方についても丁寧な指導を行っています。

記録様式と記入方法

実習記録は、情報収集、アセスメント、看護計画、実施、評価の流れに沿って記載します。客観的な事実と主観的な判断を区別して記述することや、看護理論を用いた分析方法についても指導します。

効果的な記録の書き方

限られた時間の中で効率的に記録を作成するためのコツや、看護過程の展開方法について、実例を用いながら指導します。また、記録内容に対する指導教員からのフィードバックを通じて、より質の高い看護実践につなげていきます。

このように、たまプラーザ看護学校では、充実した実習環境と手厚い指導体制のもと、確かな実践力を持つ看護師の育成に取り組んでいます。次のセクションでは、就職支援と進路状況についてご説明いたします。

就職支援と進路状況

たまプラーザ看護学校では、充実した就職支援体制により、例年高い就職率を維持しています。一人ひとりの希望に寄り添ったキャリアカウンセリングと、きめ細かな支援プログラムにより、理想の就職先への内定獲得をサポートしています。

就職実績データ

2024年度の就職率は98.5%を達成し、その多くが神奈川県内の主要医療機関に就職しています。特に実習施設との強いつながりを活かし、横浜市立大学附属病院や昭和大学横浜市北部病院などの大規模総合病院への就職実績が豊富です。

主な就職先医療機関

横浜市立大学附属病院では毎年10名程度、昭和大学横浜市北部病院では8名程度の採用実績があります。その他、聖マリアンナ医科大学病院や地域の中核病院にも多くの卒業生が就職しています。初任給は平均で月額24万円程度となっています。

職種別就職状況

卒業生の約90%が総合病院の看護師として就職し、残りの10%は診療所や訪問看護ステーション、介護施設などで活躍しています。また、進学を選択し、認定看護師や専門看護師を目指す卒業生も増加傾向にあります。

キャリア支援詳細

3年間を通じて計画的なキャリア支援を実施しています。1年次からの職業観育成に始まり、2年次での進路相談、3年次での具体的な就職活動支援まで、段階的にサポートしています。

就職支援プログラム

就職活動に向けた具体的な支援として、履歴書・小論文の書き方指導、面接対策講座、就職試験対策講座などを実施しています。また、卒業生を招いた就職説明会も定期的に開催し、実際の職場の様子や就職活動のアドバイスを得る機会を設けています。

個別進路相談

専任のキャリアカウンセラーが常駐し、個別の進路相談に応じています。学生一人ひとりの適性や希望を考慮しながら、最適な就職先を共に検討します。また、実習先での経験を踏まえたアドバイスも提供しています。

卒業生の進路事例

実際の卒業生の進路選択や、キャリア形成の過程を具体的な事例としてご紹介します。それぞれの選択の背景や、現在の活躍状況から、将来のキャリアプランを考える参考としていただけます。

総合病院での活躍事例

卒業後、横浜市立大学附属病院に就職したA看護師は、救急外来での3年間の経験を経て、現在は救急看護認定看護師の資格取得を目指して学んでいます。病院全体の救急看護の質の向上に貢献することを目標としています。

地域医療での活躍事例

訪問看護ステーションに就職したB看護師は、在宅療養支援のスペシャリストとして活躍しています。地域包括ケアの重要性が増す中、患者さんやご家族との信頼関係を築きながら、質の高い在宅看護を提供しています。

このように、たまプラーザ看護学校では、確かな就職実績と充実した支援体制により、卒業後のキャリア形成をしっかりとバックアップしています。次のセクションでは、学生生活について詳しくご説明いたします。

学生生活

たまプラーザ看護学校での学生生活は、充実した学習環境と活発な課外活動により、将来の看護師としての成長を支える貴重な時間となっています。

ここでは、日々の学校生活の様子から学校行事、部活動まで詳しくご紹介します。

1日のスケジュール

平日の授業は9時から16時20分まで行われ、講義と演習をバランスよく配置しています。実習期間中は病院の勤務時間に合わせて、8時30分から16時までの実習となります。

講義日のタイムスケジュール

朝は8時30分に登校し、9時からの1時限目に備えます。昼休みは12時から13時までで、学生食堂やカフェテリアでの食事はもちろん、図書室での自習や友人との交流の時間としても活用されています。午後の授業は13時から始まり、16時20分に終了します。放課後は自主学習や部活動の時間となります。

実習期間中の1日

実習期間中は実践的な看護技術の習得に重点を置きます。朝は8時までに実習施設に到着し、情報収集や患者さんのケアを行います。昼食休憩を挟んで午後の実習を行い、実習記録の整理と翌日の準備を行って終了となります。

学校行事

年間を通じて様々な学校行事が開催され、学年を超えた交流や、看護への理解を深める機会となっています。各行事は学生委員会を中心に企画・運営されています。

戴帽式と学園祭

2年次の5月には、看護師を目指す者としての自覚を新たにする戴帽式が執り行われます。また、10月には学園祭「たまプラ祭」が開催され、各学年による展示や模擬店、地域住民向けの健康相談コーナーなど、多彩な企画が実施されます。

スポーツ大会と研修旅行

6月のスポーツ大会では、クラス対抗の競技を通じて学年を超えた交流を深めます。2年次の11月には研修旅行があり、他県の医療施設の見学や文化施設の訪問を通じて、見識を広げる機会となっています。

部活動・サークル

学業との両立を図りながら、多くの学生が部活動やサークル活動に参加しています。これらの活動は、将来のチーム医療に必要なコミュニケーション能力や協調性を育む場としても重要な役割を果たしています。

運動系クラブ活動

バレーボール部やバスケットボール部は、他の看護学校との定期的な交流戦を行っています。テニス部は週末を中心に活動し、初心者から経験者まで幅広く参加しています。また、ダンス部は学園祭でのステージ発表を目標に、熱心に練習に取り組んでいます。

文化系サークル

手話サークルや茶道部では、将来の医療現場で活かせる教養を身につけることができます。また、ボランティアサークルは地域の健康イベントに参加するなど、実践的な活動を行っています。英会話サークルでは、外国人患者への対応を想定した医療英語の学習も行っています。

このように、たまプラーザ看護学校では、充実した学生生活を通じて、看護師としての成長をサポートしています。次のセクションでは、在学生や卒業生からのQ&Aについてご紹介いたします。

おしえてカンゴさん!Q&A

たまプラーザ看護学校に関する皆様からのよくある質問について、現役の看護師教員がお答えします。入試から学校生活、就職までの疑問点を、具体的にご説明いたします。

入試・受験について

Q1:社会人入試の受験資格について教えてください。

社会人入試の受験資格は、高校卒業後3年以上の社会人経験がある方となります。職種は問いませんが、医療関係の職務経験がある方は、面接試験で評価の対象となります。出願時には在職証明書の提出が必要です。

Q2:入試の併願は可能ですか?

一般入試前期と後期の併願は可能です。ただし、推薦入試と一般入試の併願はできません。また、社会人特別選抜との併願も認められていません。それぞれの入試で検定料が必要となります。

学習・カリキュラムについて

Q3:バイトと学業の両立は可能でしょうか?

学業を優先することが原則ですが、放課後や週末にアルバイトをしている学生もいます。特に1年次は基礎的な学習が中心となるため、時間管理をしっかりすれば両立は可能です。ただし、実習期間中のアルバイトは推奨していません。

Q4:補講や個別指導はありますか?

基礎学力に不安がある方には、入学前から補習授業を実施しています。また、在学中も定期的な補講や個別指導の機会があり、担任教員による学習相談も随時受け付けています。

学校生活について

Q5:寮生活の詳細を教えてください。

女子寮は全室個室で、エアコン、机、ベッド、クローゼットを完備しています。共用施設には調理室、ランドリールーム、談話室があります。寮費は月額45,000円で、朝夕2食付きです。門限は平日21時、休日22時となっています。

Q6:通学時間はどのくらいが一般的ですか?

学生の平均通学時間は約40分です。最寄り駅のたまプラーザ駅から徒歩7分の好立地にあり、横浜市内はもちろん、東京都内からも通学可能です。自転車通学も許可していますが、事前に登録が必要です。

実習・就職について

Q7:実習先はどのように決まりますか?

実習先は学校が指定した協力施設の中から、学生の希望も考慮しながら決定します。主な実習施設は学校から1時間以内の場所にあり、実習グループは5~6名で構成されます。

Q8:就職のサポート体制について教えてください。

3年次から本格的な就職支援が始まります。履歴書の書き方指導や面接対策、病院説明会の開催など、充実したサポートを提供しています。また、卒業生による就職相談会も定期的に実施しています。

費用・支援制度について

Q9:奨学金制度について教えてください。

日本学生支援機構の奨学金に加え、神奈川県看護師等修学資金や病院独自の奨学金制度が利用可能です。返還免除制度のある奨学金もありますので、詳しくは入学後の説明会でご案内いたします。

Q10:学費の分割払いは可能ですか?

学費は前期と後期の分割納入が可能です。また、事情により一時的に学費の支払いが困難な場合は、分割払いの相談に応じています。

このように、入学を検討される皆様の疑問にお答えしてまいりました。さらに詳しい情報が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。次のセクションでは、まとめと参考情報をご紹介いたします。

まとめ・参考情報

たまプラーザ看護学校について、入試情報から学校生活、就職支援まで詳しくご紹介してきました。最後に、本校の特徴と進学を検討される方へのアドバイスをまとめさせていただきます。

学校選びのポイント

たまプラーザ看護学校は、充実した実習施設と手厚い学習支援体制が特徴です。特に実践的な演習プログラムと、きめ細かな指導により、高い国家試験合格率と就職率を維持しています。立地の良さと充実した学生生活も、本校の魅力となっています。

進学検討時の準備

入学を検討される方は、まずオープンキャンパスへの参加をお勧めします。実際の施設見学や在校生との交流を通じて、学校の雰囲気を直接感じていただくことができます。また、入試説明会では、より詳しい受験情報を得ることができます。

情報の有効期限

本記事の情報は2025年1月時点のものとなります。入試情報や学費、カリキュラムなどは年度により変更される可能性がありますので、最新情報は必ず学校にお問い合わせください。

お問い合わせ先

たまプラーザ看護学校の資料請求や見学申込み、その他ご質問については、以下の窓口にて承っています。入試や学校生活に関する疑問点は、お気軽にお問い合わせください。

なお、問い合わせの際は、この記事を見たとお伝えいただけますと、よりスムーズなご案内が可能です。

アクセス方法

東急田園都市線たまプラーザ駅下車、徒歩7分。駅からは案内表示に従ってお越しください。学校見学は予約制となっておりますので、事前にお申し込みをお願いいたします。

このように、たまプラーザ看護学校は、看護師を目指す皆様の夢の実現をサポートする充実した教育環境を整えています。本記事が、皆様の進路選択のお役に立てば幸いです。

より詳しい情報や、他の看護学校の情報をお探しの方は、看護師専門の情報サイト「ナースの森」もご活用ください。「ナースの森」では、全国の看護学校の詳細情報や、現役看護師によるキャリアアドバイス、就職情報など、看護師を目指す方に役立つ情報を多数掲載しています。【ナースの森】看護師のためのサイト  はたらくさんの最新コラムはこちら

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