看護師資格を持っていれば、保健師や助産師の資格を追加で取得してキャリアを広げられます。本記事では 3 資格の違いと、それぞれのキャリア展開を比較します。
3 資格の比較
| 項目 | 看護師 | 保健師 | 助産師 |
| 取得ルート | 看護専門校 3 年 or 大学 4 年 | 看護師 + 保健師課程 1 年 | 看護師 + 助産師課程 1〜2 年 |
| 主な職場 | 病院・クリニック | 保健所・企業・学校 | 病院・助産院 |
| 年収目安 | 450〜550 万円 | 400〜550 万円 | 500〜650 万円 |
| 主な業務 | 療養上のケア | 予防・健康管理 | 出産・母子ケア |
| 国試合格率 | 90% 前後 | 90% 前後 | 99% 前後 |
看護師の役割
病気・ケガの療養支援、医療処置、生活援助が主。医療の最前線で最も求められる国家資格で、有資格者数は 170 万人超。
保健師の役割
予防・健康管理が中心。保健所で地域住民の健康指導、企業で従業員の健康管理、学校で生徒の保健指導など、医療の手前の健康相談を担います。
保健師に向いている人
- 治療より予防に関心がある
- 講話・指導が得意
- カレンダー通りの勤務を希望
- 地域社会や企業と関わりたい
助産師の役割
妊娠・出産・産後ケアの専門職。分娩介助は助産師と医師のみが行える独占業務。病院の産科、助産院、母親教室が主な職場です。
助産師に向いている人
- 出産と母子ケアに情熱がある
- 夜勤・オンコール対応が可能
- 女性看護師(助産師は女性限定)
- 専門性の高いキャリアを築きたい
取得ルートと難易度
保健師
看護師免許取得後、保健師課程(1 年)修了 → 国家試験合格。大学 4 年生で看護師 + 保健師 を同時取得するルートが一般的。
助産師
看護師免許取得後、助産師専門学校 or 大学院(1〜2 年)修了 → 国家試験合格。競争倍率は高め(特に国公立)。
キャリア展開の例
- 病棟看護師 → 企業の産業保健師(ワークライフバランス重視)
- 病棟看護師 → 助産師(産科専門性を深める)
- 看護師 + 保健師 → 行政職(公務員として地域保健を担う)
まとめ:キャリアの幅を広げる追加資格
看護師資格に保健師 or 助産師を加えれば、働ける場所と役割が大きく広がります。予防領域なら保健師、出産領域なら助産師が選択肢です。
よくある質問
Q. 看護師から保健師になるのに何年かかる?
A. 働きながら保健師学校に通うケースで 1〜2 年。大学院のルートもあります。
Q. 助産師は男性も取得できる?
A. 日本では助産師は女性のみが対象(保健師助産師看護師法)。男性看護師が出産介助を行うことはできません。
Q. 産業保健師は看護師より年収高い?
A. 大手企業の産業保健師は年収 500〜600 万円超えも珍しくなく、病院看護師と同等〜上位のケースが多いです。


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