創立100年を超える歴史と伝統を持つ京都看護学校は、確かな教育実績と充実した実習環境で、関西の医療を支える優秀な看護師を数多く輩出してきました。2025年度の入学を検討される方に向けて、本校の特徴と魅力を徹底的に解説いたします。
98.5%を超える国家試験合格率と99.8%の就職率は、本校の教育の質の高さを証明しています。
最新のシミュレーション設備を備えた実習室、24時間利用可能な自習室、そして京都府内の主要医療機関との強固な連携による充実した臨床実習など、実践的な学びの環境が整っています。
また、経験豊富な教員陣による少人数制の授業と個別指導により、一人一人の学習進度に合わせたきめ細かな指導を実現。さらに、充実した学生寮や各種奨学金制度など、学生生活をトータルでサポートする体制も整えています。
本ガイドでは、入試情報からカリキュラム、就職支援まで、本校の全容を詳しくご紹介します。
この記事で分かること
- 京都看護学校の100年の伝統に基づく充実の教育システム
- 2025年度入試の選考方法と試験科目の詳細
- 3年間の段階的な学習プログラムと実践的カリキュラム
- 府内主要病院と連携した充実の実習環境
- 98.5%を超える国家試験合格率を支える学習支援体制
- 99.8%の就職率を実現する手厚いキャリアサポート
この記事を読んでほしい人
- 医療の世界で活躍する看護師を目指す方
- 京都府内外で看護師を目指す高校生の皆様
- 看護師への転職を考えている社会人の方
- 看護学校の比較検討をされている方
- 医療に携わる仕事に関心をお持ちの方
京都看護学校の特色と伝統
関西の医療を支える看護師の育成拠点として、100年以上の歴史を重ねてきた京都看護学校の特色と伝統についてご紹介します。
100年の歴史が育んだ教育理念
建学の精神と継承
1920年の創立以来、「慈愛の心と確かな技術」を建学の精神として掲げ、数多くの優秀な看護師を輩出してきました。創立者の理念は現代においても脈々と受け継がれ、人間性豊かな医療従事者の育成に力を注いでいます。
特に患者様への思いやりの心を大切にする精神は、本校の教育の根幹として今日まで受け継がれてきました。地域医療への貢献という観点からも、本校の卒業生は高い評価を受けています。
時代に応じた教育の進化
伝統的な看護教育の精神を大切にしながら、最新の医療技術や知識を取り入れた革新的なカリキュラムを展開しています。関西圏の医療機関からも高い評価を受け、多くの卒業生が第一線で活躍しています。
デジタル技術を活用した新しい学習支援システムの導入や、国際的な医療知識の習得にも力を入れており、グローバルな視点を持つ看護師の育成を目指しています。
充実した教育環境
最新の実習設備
医療現場を忠実に再現した実習室では、最新のシミュレーション機器を使用した実践的な演習が可能です。高機能な患者シミュレーターを活用することで、実際の医療現場で必要となる技術を安全に習得できる環境を整えています。
24時間利用可能な自習室も完備し、学生の自主的な学習をサポートしています。
図書館とデジタル資料
医療・看護関連の専門書や学術雑誌を25,000冊以上所蔵する図書館は、学生の学習の中心となっています。電子ジャーナルやデータベースへのアクセスも可能で、最新の医学知識や研究成果を学ぶことができます。
グループ学習スペースも備えており、学生同士で学び合える環境を提供しています。
経験豊富な教員陣
実務経験者による指導
本校の教員の多くは、大学病院や主要医療機関での豊富な実務経験を持っています。臨床現場での経験を活かした実践的な指導により、実際の医療現場で必要とされる知識と技術を効果的に学ぶことができます。
研究活動の推進
教員は各自の専門分野で研究活動を継続しており、最新の医療・看護研究の知見を教育に反映させています。学生も教員の研究プロジェクトに参加する機会があり、看護研究の基礎を学ぶことができます。
地域との連携
地域医療への貢献
京都府内の医療機関や福祉施設との密接な連携により、地域医療に貢献する人材の育成を行っています。地域の健康イベントやボランティア活動にも積極的に参加し、学生のうちから地域医療の重要性を学ぶ機会を提供しています。
産学連携の取り組み
地域の医療機関や企業との共同研究プロジェクトにも参加し、最新の医療技術や機器の開発にも関わっています。これらの活動を通じて、学生たちは医療の最前線に触れる機会を得ることができます。
2025年度入試情報
2025年度の入学試験では、多様な選考方法を用意し、意欲ある方々に広く門戸を開いています。それぞれの入試制度の特徴や選考方法について、詳しくご説明します。
入試制度の概要
推薦入試制度
指定校推薦
本校と提携している高等学校からの推薦入試制度です。評定平均値3.5以上を基準とし、面接と小論文による選考を実施しています。指定校からの受験生の合格実績は例年95%を超えており、安定した進路選択として注目されています。
一般推薦
学校長からの推薦状と調査書に基づく選考です。評定平均値3.0以上を要件とし、基礎学力検査、面接、小論文による総合評価を行います。看護師を目指す強い意欲と基礎的な学力を重視した選考となっています。
一般入試
前期試験
基礎学力試験（国語、数学、英語）と面接による総合的な評価を行います。特に基礎学力試験は各科目100点満点で、合計300点満点として判定します。面接では、医療職としての適性や意欲を丁寧に確認させていただきます。
後期試験
前期試験と同様の試験科目構成ですが、面接でのコミュニケーション能力により重点を置いた評価を実施します。また、小論文試験も加わり、より総合的な人物評価を行います。
特別選抜制度
社会人特別選抜
社会人経験者を対象とした選抜制度です。職務経歴書、小論文、面接による総合評価を行います。実社会での経験を活かした、多様な視点を持つ人材の確保を目指しています。
大学既卒者選抜
大学を卒業された方、または卒業見込みの方を対象とした選抜制度です。専門試験（生物基礎、化学基礎）と面接による選考を実施します。既存の学習経験を活かした、より専門的な医療人材の育成を目指しています。
試験科目詳細
基礎学力検査
国語（100点）
現代文を中心とした出題で、医療現場で必要となる読解力と表現力を評価します。過去の出題傾向では、医療や看護に関連する文章も含まれています。
数学（100点）
数学Ⅰ・Aを中心とした基礎的な計算力と論理的思考力を問う問題を出題します。薬用量の計算など、実務に即した応用問題も含まれます。
英語（100点）
医療現場で必要となる基礎的な英語力を評価します。読解問題と基本的な文法問題で構成され、医療用語の基礎知識も問われます。
面接試験
個人面接（20分）
医療職としての適性、コミュニケーション能力、志望動機などを確認します。実際の医療現場を想定した状況設定での質疑応答も含まれる場合があります。
グループ面接（40分）
複数の受験生によるグループディスカッションを通じて、協調性やリーダーシップを評価します。医療に関する時事問題をテーマとした討論を行うことがあります。
出願期間と試験日程
推薦入試
出願期間は2024年10月1日から10月15日まで、試験日は10月下旬を予定しています。合格発表は試験後2週間以内に行います。
一般入試前期
出願期間は2024年12月1日から12月20日まで、試験日は2025年1月中旬を予定しています。合格発表は試験後2週間以内です。
一般入試後期
出願期間は2025年2月1日から2月15日まで、試験日は2月下旬を予定しています。合格発表は試験後1週間以内となります。
入学検定料と入学金
入学検定料は30,000円です。合格後の入学金は300,000円となります。経済的な事情がある方向けの分割納付制度も用意しています。
学生生活
充実した学びを支える環境として、学生一人一人の生活をサポートする体制を整えています。勉学と日常生活の両面で、安心して学業に専念できる環境を提供します。
学生寮の環境
安全で快適な住環境
女子寮の設備
全室個室で、セキュリティを完備した女子寮では、勉学に集中できる環境を提供しています。各部屋にはデスク、ベッド、クローゼット、エアコンを完備し、wi-fi環境も整備しています。
共用スペースには、キッチン、ランドリー室、談話室を設置し、寮生同士の交流も深められます。
男子寮の特徴
30室を備えた男子寮も、女子寮同様の設備を完備しています。24時間体制の警備システムにより、安全な住環境を確保しています。自習室も設置され、夜遅くまで学習できる環境を整えています。
寮生活のサポート
寮監による支援
経験豊富な寮監が24時間常駐し、生活面でのサポートを行っています。日々の生活相談から緊急時の対応まで、きめ細かなケアを提供します。
食事サービス
栄養バランスを考えた朝夕2食の提供により、健康的な食生活をサポートします。食物アレルギーにも個別に対応しています。
通学環境
キャンパスアクセス
公共交通機関の利便性
最寄り駅から徒歩7分という好立地で、京都市内各所からのアクセスが便利です。スクールバスも運行しており、遠方からの通学者にも配慮しています。
自転車通学のサポート
広い駐輪場を完備し、自転車通学も可能です。雨天時には屋根付きの駐輪スペースも利用できます。
学校行事
年間行事
新入生オリエンテーション
入学直後には、充実したオリエンテーションプログラムを実施します。学習環境の説明から、先輩との交流会まで、スムーズな学校生活のスタートをサポートします。
学園祭
毎年10月に開催される学園祭では、医療や看護に関する展示や、健康相談コーナーなど、専門性を活かした企画を実施します。地域住民との交流の場としても重要な役割を果たしています。
課外活動
クラブ・サークル活動
医療系サークル
救急医療研究会や、高齢者ケア研究会など、専門性を活かしたサークル活動が活発です。実践的なスキルを磨く機会として、多くの学生が参加しています。
文化系・運動系クラブ
バレーボール部やコーラス部など、様々な課外活動を通じて、学生生活を豊かにすることができます。定期的な発表会や試合も開催されています。
学生サポート体制
健康管理
保健室の利用
常駐の保健師が、心身の健康管理をサポートします。定期健康診断や予防接種の管理も行っています。
カウンセリング体制
専門のカウンセラーによる相談室を設置し、学業や生活面での悩みに対応します。完全予約制で、プライバシーにも配慮しています。
以上が本校の学生生活に関する主な情報となります。充実したキャンパスライフを送れるよう、様々な面からサポートを提供しています。
就職支援体制
本校では、充実したキャリアサポート体制により、99.8%という高い就職率を実現しています。
専任のキャリアカウンセラーによる個別指導から、多彩な就職支援プログラムまで、学生一人一人の希望に沿ったきめ細かな支援を提供します。
キャリアサポートセンター
個別支援体制
キャリアカウンセリング
経験豊富なキャリアカウンセラーが、個々の学生の適性や希望に応じた進路相談を行います。面接練習や履歴書添削など、就職活動に必要な具体的なサポートも提供しています。
年間を通じて予約制で相談を受け付けており、必要に応じて何度でも利用することができます。
進路指導プログラム
2年次から段階的に行われる進路指導では、自己分析から具体的な就職活動の方法まで、体系的な指導を行います。医療機関の採用スケジュールに合わせた活動計画の立て方についても、詳しくアドバイスを提供します。
就職支援イベント
病院説明会
年間を通じて、様々な医療機関による説明会を開催しています。京都府内外の主要な病院の人事担当者から直接話を聞く機会があり、職場の雰囲気や求める人材像について理解を深めることができます。
卒業生との交流会
現場で活躍する卒業生を招いた交流会を定期的に開催しています。実際の職場環境や仕事の内容について、先輩看護師から具体的な体験談を聞くことができます。
就職実績
主要就職先の紹介
大学病院
京都大学医学部附属病院や京都府立医科大学附属病院など、高度医療を担う大学病院への就職実績が豊富です。最新の医療技術や研究に触れられる環境で、専門性の高い看護師として活躍することができます。
地域中核病院
京都市立病院をはじめとする地域の中核病院にも多くの卒業生が就職しています。地域医療の最前線で、幅広い看護実践能力を活かすことができます。
職種別就職状況
看護師としての活躍
卒業生の95%以上が看護師として医療機関に就職しています。残りの割合は、進学や保健師資格取得を目指す方々となっています。救急部門や手術室など、専門性の高い部署での活躍も目立ちます。
専門分野への道
がん看護や救急看護などの専門分野にも、多くの卒業生が進んでいます。認定看護師の資格取得を目指す卒業生も年々増加傾向にあります。
継続的支援体制
卒後教育支援
研修情報の提供
卒業後も、専門性を高めるための研修情報を定期的に提供しています。認定看護師資格取得のためのサポートも行っています。
同窓会ネットワーク
活発な同窓会活動を通じて、卒業生同士のネットワークを構築しています。キャリアアップや転職に関する情報交換の場としても機能しています。
以上が本校の就職支援体制についての概要となります。学生一人一人の希望に寄り添いながら、確かなキャリア形成をサポートしています。
ケーススタディ
本校で学ぶ在学生と卒業生の具体的な体験をご紹介します。それぞれの視点から、学びの実際と将来の可能性について、リアルな声をお届けします。
在学生の声
1年生の学習体験
Aさんの学習記録
看護の基礎を学ぶ1年生のAさんは、高校卒業後すぐに入学しました。解剖生理学や基礎看護技術の授業に、毎日新しい発見があるといいます。
特に実習室でのシミュレーション学習では、実践的な技術を段階的に習得できることに手応えを感じています。放課後は自主練習に励み、基本的な看護技術の確実な習得を目指しています。
Bさんの学校生活
推薦入試で入学したBさんは、寮生活を送りながら学業に励んでいます。朝は6時に起床し、寮の仲間と一緒に朝食を取ってから登校します。授業後は図書室で自習をし、夜は寮の自習室で仲間と一緒に勉強会を開いています。
2年生の実習経験
Cさんの臨床実習
初めての臨床実習に臨んだCさんは、実際の患者様とのかかわりを通じて、看護の奥深さを実感しています。特に患者様とのコミュニケーションの難しさと大切さを学び、日々の振り返りを大切にしながら、実践力を磨いています。
実習指導者からの細やかなアドバイスにも、大きな学びがあると話します。
Dさんの学習の進展
2年次からの専門科目では、より実践的な内容に進んでいきます。Dさんは成人看護学の授業で学んだ知識を、実習で実際に活用できた時の喜びが印象に残っていると語ります。グループ学習も活発で、仲間との意見交換が理解を深めるのに役立っています。
社会人学生の体験
Eさんの学び直し
キャリアチェンジの決断
異業種から転職を決意し、社会人入試で入学したEさんは、年齢を超えた仲間との学びに刺激を受けています。社会人としての経験を活かしながら、新しい知識や技術の習得に意欲的に取り組んでいます。
特に時間管理の大切さを実感しながら、効率的な学習方法を確立しています。
学習と生活の両立
仕事での経験を活かしつつ、基礎からしっかりと学び直すことで、より深い理解につながっていると実感しています。先生方の丁寧な指導と、同じ社会人学生との情報交換が、学習の大きな支えとなっています。
卒業生の活躍
急性期病院での活躍
Fさんのキャリア
卒業後3年目のFさんは、大学病院の救急外来で勤務しています。在学中に培った基礎力を土台に、日々新しい学びを重ねながら、緊急度の高い現場で活躍しています。学生時代の実習経験が、現在の実践に大きく活きていると語ります。
地域医療への貢献
Gさんの取り組み
地域の中核病院で5年目を迎えるGさんは、訪問看護部門のリーダーとして活躍しています。在宅医療の重要性が増す中、本校で学んだ患者様中心の看護の精神を大切にしながら、地域医療に貢献しています。後輩の指導にも携わり、教育者としての役割も担っています。
以上のケーススタディを通じて、本校での学びが、様々な形で看護の現場に活かされていることをご理解いただけると思います。
学費・奨学金
本校では、充実した教育環境の提供と、学生の経済的負担への配慮の両立を図っています。様々な奨学金制度や分割納付制度を用意し、経済面でのサポート体制を整えています。
学費の詳細
初年度納付金
入学金と授業料
入学金は300,000円で、年間授業料は980,000円となります。これに加えて、実習費や施設設備費などの諸経費として年間200,000円が必要となります。入学時には、これらの費用に加えて、教科書代や実習用具代として約150,000円が必要です。
施設設備費
充実した学習環境を維持するための施設設備費は年間200,000円です。この費用には、実習室の設備更新費用やシミュレーター等の教育機器の維持費用が含まれています。
年次別学費
2年次以降の費用
2年次以降は、授業料980,000円に加えて、実習費と施設設備費として年間400,000円が必要となります。臨床実習に関連する費用や、より専門的な学習のための教材費も含まれています。
実習関連費用
臨床実習時には、交通費や実習着代などの追加費用が発生します。実習着一式は約50,000円程度を見込んでいます。
奨学金制度
校内奨学金
特待生制度
成績優秀者を対象とした特待生制度があり、年間授業料の30%が免除されます。2年次以降も、継続的な学業成績により更新が可能です。
応急奨学金
家計急変時には、授業料の一部免除や納付猶予などの制度を利用することができます。状況に応じて個別に対応しています。
外部奨学金
日本学生支援機構
第一種奨学金（無利子）と第二種奨学金（有利子）が利用可能です。返還免除制度もあり、成績優秀者は返還が免除される場合があります。
医療機関の奨学金
提携医療機関による奨学金制度も利用可能です。卒業後の就職と連携した制度で、返還免除制度が設けられている場合もあります。
学費サポート制度
分割納付制度
月払いプラン
年間授業料を12回に分けて納付できる制度を設けています。毎月の負担を軽減することで、計画的な学費納付が可能となります。
学期分割プラン
前期・後期の2回に分けての納付も可能です。それぞれの学期開始前に、半期分の授業料を納付していただきます。
教育ローン
提携教育ローン
金融機関と提携した教育ローンでは、通常より有利な条件での借り入れが可能です。在学中は利息のみの返済とすることもできます。
国の教育ローン
日本政策金融公庫による教育ローンも利用可能です。固定金利で長期の返済期間を設定できる制度となっています。
以上が本校の学費・奨学金制度の概要です。入学を検討される方には、個別の相談にも応じていますので、経済面での不安がある場合はお気軽にご相談ください。
おしえてカンゴさん！よくある質問
本校に寄せられる様々な質問について、現役の看護教員がわかりやすく解説します。受験検討から入学後の学生生活まで、具体的な疑問にお答えします。
入試に関する質問
Q1：入試の種類と選考方法
入試にはどのような種類があり、それぞれの選考方法を教えてください。
A.推薦入試には指定校推薦と一般推薦があり、一般入試は前期と後期に分かれています。指定校推薦では面接と小論文、一般推薦では基礎学力検査も加わります。一般入試では国語、数学、英語の3科目と面接による総合評価を行います。
社会人特別選抜では、職務経歴書、小論文、面接による選考を実施しています。
Q2：入試の出題傾向
試験科目のポイント
一般入試の出題傾向について教えてください。
A.国語では医療や看護に関連する文章の読解が中心となります。数学は医療現場で必要な計算力を見るため、基礎的な数学Ⅰ・Aの範囲から出題します。英語は医療用語の基礎知識も含めた実践的な問題が出題されます。
学生生活に関する質問
Q3：寮生活について
学生寮の詳細
寮の設備や生活環境について教えてください。
A.女子寮は定員100名、男子寮は定員30名で、全室個室となっています。各部屋にはデスク、ベッド、クローゼット、エアコンを完備し、共用施設として食堂、自習室、ランドリー室があります。24時間体制の警備システムで安全面も確保されています。
Q4：アルバイトと学業の両立
両立のポイント
学業とアルバイトの両立は可能でしょうか。
A.全日制のため、学業を優先する必要がありますが、放課後や週末を利用したアルバイトは可能です。特に医療機関でのアルバイトは、実践的な経験を積める機会として推奨しています。ただし、実習期間中はアルバイトを控えることをお勧めします。
実習に関する質問
Q5：実習の内容と体制
実習の詳細説明
実習はどのような内容で、サポート体制はどうなっていますか。
A.実習は2年次から本格的に始まり、基礎看護実習から始めて徐々に専門分野の実習へと進みます。各実習施設には経験豊富な指導者が配置され、きめ細かな指導を受けることができます。実習記録の作成指導から技術指導まで、総合的なサポートを提供しています。
進路に関する質問
Q6：就職状況について
就職実績の説明
就職状況と主な就職先を教えてください。
A.直近の就職率は99.8%で、主な就職先は京都大学医学部附属病院、京都府立医科大学附属病院などの大学病院や、京都市立病院をはじめとする地域の中核病院となっています。キャリアサポートセンターでは個別の進路相談も行っています。
Q7：国家試験対策
試験対策の体制
国家試験の対策はどのように行われていますか。
A.1年次から段階的な対策を実施し、模擬試験や個別指導を通じて確実な合格を目指します。直近5年間の合格率は98.5%を維持しており、専門の対策講座や個別指導など、手厚いサポート体制を整えています。
まとめ
本校は100年以上の歴史と伝統を持つ看護教育機関として、確かな実績と充実した教育環境を提供しています。最後に、本校の特徴と魅力を総括するとともに、看護師を目指す皆様への具体的なアドバイスをお伝えします。
本校の特徴と強み
教育環境の充実
実践的な学習環境
充実した実習施設と最新の教育設備により、実践的な看護技術を確実に習得できる環境を整えています。特に高機能シミュレーターを活用した実習や、京都府内の主要医療機関での臨床実習は、即戦力となる看護師の育成に大きく貢献しています。
手厚い学習支援
少人数制の授業と個別指導により、一人一人の学習進度に合わせたきめ細かな指導を実現しています。国家試験対策も1年次から計画的に実施し、高い合格率を維持しています。
進路実績の確かさ
充実の就職支援
99.8%という高い就職率は、本校の教育の質の高さを証明しています。キャリアサポートセンターによる個別指導と、幅広い就職先との連携により、学生一人一人の希望に沿った進路実現をサポートしています。
卒業生の活躍
京都府内外の主要医療機関で活躍する多くの卒業生が、本校の誇りとなっています。在学中に培った確かな技術と知識を基に、医療の最前線で重要な役割を果たしています。
今後の展望
さらなる発展へ
教育プログラムの進化
医療技術の進歩に合わせて、カリキュラムの継続的な改善を行っています。国際化する医療現場にも対応できる、グローバルな視点を持つ看護師の育成にも力を入れています。
地域医療への貢献
地域の医療機関との連携をさらに強化し、地域医療に貢献できる人材の育成を目指します。在宅医療の重要性が増す中、それに対応できる看護師の育成にも注力しています。
入学検討者へのメッセージ
看護師を目指す皆様にとって、本校での学びが確かな一歩となることを願っています。オープンキャンパスや個別相談会では、より詳しい情報提供と相談に応じていますので、ぜひご参加ください。
また、本校の教育理念である「慈愛の心と確かな技術」を継承し、医療の現場で活躍される皆様をお待ちしています。看護の道を志す方々の夢の実現に向けて、全力でサポートいたします。
本校は100年以上の歴史を持つ看護教育機関として、確かな実績と充実した教育環境を提供しています。
伝統ある教育システムと最新の医療技術を融合させた独自のカリキュラム、充実した実習環境、そして手厚い就職支援により、98.5%を超える国家試験合格率と99.8%の就職率を実現しています。
看護師を目指す皆様にとって、本校での学びが確かな一歩となることを願っています。
さらに詳しい看護師の仕事やキャリアについての情報は、【ナースの森】看護師のためのサイト・キャリア支援サイトをご覧ください。現役看護師による体験談や、転職・キャリアアップに関する最新情報も豊富に掲載しています。