「看護師なのに給料安い」と感じる人は多い。それは個人の問題ではなく、医療業界の構造的問題。本記事で原因と抜け出しルートを整理します。
看護師の給料が「低い」と感じる 6 つの理由
理由 1: 労働時間に対して安い
- 夜勤・残業・オンコールの肉体労働
- 命を預かる精神的負担
- 時給換算すると 2,000 円前後(夜勤含めても)
- 他の専門職(医師・薬剤師)と比較して相対的に低い
理由 2: 基本給の伸びが遅い
- 年功序列で毎年 5,000-10,000 円の微増
- 10 年働いても基本給 +5-8 万円程度
- 夜勤減らすと年収ガクッと下がる
理由 3: 昇格ポスト限定的
- 主任・師長・看護部長のピラミッド
- ポスト争い激しい
- 能力あっても年次待ち
理由 4: 診療報酬に縛られる
- 病院収入は診療報酬(国の点数)で固定
- 看護配置加算(7 対 1・10 対 1)が主財源
- 個別業績で収入拡大しにくい
理由 5: 女性職の歴史的低賃金
- 看護師の 90% が女性
- 女性職全般の賃金低下傾向
- 専業主婦パートモデルの名残
理由 6: 業界全体の横並び
- 隣の病院と 10-30 万円しか変わらない
- 人材流動性低く競争働きにくい
- 公立は公務員給与表に縛られる
看護師の「実は稼いでる」データ
- 女性全職種平均:406 万円
- 看護師:480 万円(女性平均 +74 万円)
- 日本の中央値 443 万円より上位
- 大卒女性サラリーマンと同等以上
- ただし労働時間・負担比では低い感じる
