訪問看護ステーションは「同じ街でも事業所によって天と地の差」。規模 10 人でも雰囲気良く育つ所もあれば、30 人規模でもギスギスしとる所もある。本記事は見学/面接時に見抜く 10 のチェックポイントを、採用経験のある所長視点で整理する。
10 の判断ポイント
1. 所長の顔と話し方
所長が訪問帰りで疲れ切って目が死んでたら、現場は人手不足。話しながらスタッフの名前が出るか、スタッフへの敬意があるかを観察。
2. 事務所の空気
訪問終了時間帯(16-17 時)に見学依頼。帰ってきたスタッフが疲弊顔で無言なら黄色信号。雑談・笑い声があるか。
3. 記録業務の時間確保
「訪問と訪問の間に 30 分の記録タイム確保してますか?」と直接質問。「訪問後まとめて」と言われたら残業確定パターン。
4. オンコール体制の具体
- 月何回担当?
- オンコール翌日の扱い(AM 休/時短)?
- オンコール専任チームの有無?
5. 研修・同行訪問の期間
未経験入職の場合、同行 2 週間以下は少なすぎ。最低 1 ヶ月、理想は 2-3 ヶ月。短い事業所は人手不足で新人を即戦力扱いしたがっとる。
6. 利用者層のバランス
ターミナル・小児・精神・リハ・認知症の比率を質問。偏りが極端だと必要スキルが限定される。看取り 40% 以上は精神負担要確認。
7. カルテ・記録システム
紙カルテのみの事業所はデジタル化遅れ、業務効率低い。クラウド型(iBow / NazCa / ケアコラボ) ならスマホ記録可能で残業減る。
8. 離職率と勤続年数
「直近 1 年で何人入職、何人退職?」「最古参は何年目?」。答えを濁す所長は要警戒。健全なら「昨年 3 人入職 1 人退職、最古参 8 年」レベル。
9. 看護師間の連携ツール
LINE グループ / Slack / チャットワーク等の運用。「全員 LINE 」の事業所は 24 時間気が休まらん傾向。業務用ツールと個人 SNS の切り分けが重要。
10. 直行直帰 vs 事務所集合
直行直帰可なら通勤時間ゼロ、プライベート確保しやすい。事務所集合は情報共有しやすい反面、拘束時間長い。自分のライフスタイル次第で選ぶ。
NG サイン 5 つ
- 「残業代はみなし残業で」と曖昧説明(労基法的にグレー)
- 「仕事は慣れるまでタダ働きも」と冗談で言う
- 見学時に先輩看護師が誰も挨拶してこない
- 所長がずっとスマホ対応で見学者放置
- 「私たちアットホームだから」連呼(雰囲気で都合悪いことを誤魔化す定番ワード)
