小児科看護師

【看護師のバイタルサイン完全ガイド2024】測定方法から解釈まで徹底解説

看護師の仕事をするうえで切り離せないものに「バイタル」があります。バイタルは、患者の健康状態を数値で表される情報であり、看護師にとって基本中の基本といえるでしょう。しかし、現場によっては測定する機械が違うことで、戸惑う看護師が多い業務でもあります。

 

そこで本記事では、バイタルの基本的な測定方法を中心に、バイタルの目的や小児科に努める看護師向けに、小児に対するバイタル測定の注意点などもご紹介していきます。

 

バイタルとは?

 

無料写真 美しいスマートアジア医師と患者が議論してクリップボードで何かを説明

 

バイタルとは、患者の生命徴候を示す基本的な情報を指します。これは、患者の状態や緊急性を数値化し、客観的に把握・伝達するための重要なデータとなります。バイタルは、簡易的な測定器や視覚・触診でも測定可能であり、数値から患者の健康状態を迅速にチェックすることができます。

 

バイタルには、「脈拍(心拍)」「呼吸」「血圧」「体温」の4つが含まれます。一方で、救急医療現場や集中治療室では、「バイタル」としてこれに加えて「意識レベル」と「尿量」の2項目を追加することもあります。一般的には、朝・昼・晩の1日3回、バイタルを測定して記録します。

 

バイタルを測定する目的

 

バイタルを測定する目的は、患者の状態が正常値や基準値から逸脱していないか、および前回の測定値との変化を把握することです。正常値から大きく逸脱していれば、適切な処置が急務となり、生命の維持に関わる可能性があります。

 

また、前回の測定値と比較することで、状態の悪化や改善の傾向を把握し、治療方針の見直しを行います。バイタルの正常値や基準値は患者個人の状況によって異なるため、個々の状態に適した判断を重視します。

 

日常的にバイタルを記録しておくことで、異常を早期に発見し、患者の生命活動を保護する役割を果たします。

 

バイタルを測定する際の注意点

 

まず第一に、正確な測定器を使用し、標準的な手順に従うことが重要です。適切な測定位置を選び、患者が安静でリラックスしている状態で測定することもポイントです。測定中に患者とのコミュニケーションを保ち、不安や疑問を解消することも心掛けましょう。

 

また、測定データは正確に記録し、過去のデータと比較して変化を把握することで、状態の変動を的確に判断できます。最後に、バイタルの異常値や変化は適切な専門家や医療チームに報告し、必要な対応を迅速に行うことが重要です。

 

バイタルの基準値

 

バイタルの正常値は、一般的な基準範囲ですが、個人の健康状態や年齢、性別、活動レベルなどによって異なる場合があります。以下は一般的な正常値の範囲です。

 

1.体温(Temperature)

 

・正常範囲:36.0°Cから37.0°C

 

2.脈拍(心拍数)(Pulse Rate)

 

・正常範囲:60~100拍/分

 

3.呼吸数(Respiratory Rate)

 

・正常範囲:14~20呼吸/分

 

4.血圧(Blood Pressure)

 

・正常範囲:収縮期血圧(Systolic BP)80~120mmHg

 

・拡張期血圧(Diastolic BP)60~80mmHg

 

これらの数値は一般的な正常範囲であり、異なるケースでは医師や看護師が患者の個別の状態に応じて評価します。患者のバイタルがこれらの範囲から逸脱する場合には、注意が必要であり、適切な評価と対応が求められます。

 

バイタルの測定方法

 

無料写真 医者は患者の体温を測定するために体温計を見ています。

 

ご紹介したように、バイタルの正常値は人によって個人差があるため幅広くとられています。そのため、患者の数値を把握しておかなければ、除隊の変化に気付くことができません。ここでは、バイタルの正しい測定方法を解説していくので、以上がみられる場合はすぐに医師に報告するようにしましょう。

 

脈拍測定

 

脈拍測定は、血液が心臓の拍動によって動脈に駆出され、末梢血管まで到達する際の波動を感知することです。通常の脈拍の基準値は、1分間に60〜100回です。脈が100回/分以上である場合は頻脈、50回/分以下である場合は徐脈といいます。

 

測定を行う際には、一般的に最も脈が触れやすい橈骨動脈が選択されます。ただし、血圧が低い場合には撓骨動脈では脈拍が感知できないことがあります。また、膝窩動脈や後脛骨動脈、足背動脈は通常は使わず、下腿の循環動態を把握する際に選択されることがあります。

 

測定方法は、指先を軽く当てて15秒または30秒間の脈拍をカウントし、その後「15秒間の測定値×4」または「30秒間の測定値×2」で1分間の脈拍数を算出します。不整脈や脈拍欠損がある場合は、1分間継続して測定する必要があります。左右の差も確認するポイントです。測定者の手指が冷たくないか事前に確認することも大切です。

 

血圧測定

 

血圧は、心臓が血液を拍出し、それが血管抵抗を通って血管内に及ぼす圧力を指します。血圧は日内変動があり、昼に高く、夜は低くなる傾向があります。正常値は、収縮期血圧が120mmHg以下かつ拡張期血圧が80mmHg以下です。

 

血圧を測定する際には、動いた直後は血圧が高くなるため、5分程度安静にしてから、坐位か仰臥位で測定します。測定の際には、常に同じ体勢と部位で測定することが重要です。一般的には上腕部が測定されますが、特定の理由がある場合には大腿部や下腿部での測定も行います。

 

血圧の測定方法には、観血的測定法と非観血的測定法があります。観血的測定法は、血管内に管を留置して血圧を直接測定する方法であり、非観血的測定法では血圧計を使用します。近年は水銀を使用しない上腕式電子血圧計が推奨されています。

 

血圧測定の際のポイントは、マンシェットを巻く位置と心臓の高さが同じになるよう腕の位置や体位を調整することです。このような注意点を踏まえて、正確な血圧の測定を行います。

 

呼吸測定

 

呼吸測定は患者の健康状態を把握する重要な要素です。正常な呼吸数は1分間に14〜20回ですが、患者が測定を意識することなく自然な呼吸数を求めます。測定時に患者がリラックスしている状態で、脈拍を測定する際などに一緒に呼吸数を計測する工夫が必要です。

 

呼吸音の聴診では、患者に大きめな呼吸を繰り返してもらい、左右対称に聴取します。聴取部位、呼吸音の大きさや左右差、異常音の有無を確認します。特に異常音が聞こえた場合には、その種類や体位、咳嗽による違いも注視します。呼吸数は敗血症の指標qSOFAにも含まれており、急変の徴候を捉えるためにも重要です。

 

呼吸数を測定する際のポイントは、患者が意識することなく自然な呼吸数をカウントすることです。患者に「呼吸数を測りますね」と伝えるのではなく、自然な状態で呼吸数を測定します。

 

体温測定

 

体温の測定は患者の健康状態を把握する重要な手段です。体温は表面体温、口腔温・腋渦窩温、深部体温の3種類あり、医療者が使用する「体温」は一般的に「深部体温」を指します。

 

深部体温測定時は、体温計の先端を腋窩最深部に差し込み、できるだけ密着させて測定します。特定の状況下では、尿道バルーンや肛門から計測器を差し込んで測定することがあります。

 

腋窩検温法では、腋窩が発汗していないことを確認し、身体の軸に対して30〜45度の角度で体温計の先端を挿入します。口腔検温法では、手袋を装着し、口唇・口腔内に異常がないか確認した後、体温計を挿入して舌下に感温部を当てます。

 

測定の際のポイントとしては、体温は早朝から夕方にかけて高まる傾向があるため、毎日一定の時間帯に同じ方法で測定することが重要です。また、検温時の室温は25度を目安にし、運動や入浴、食事の直後は避けて、測定前に30分ほど安静状態を保つことがすすめられています。これにより正確な体温の測定が可能となります。

 

意識レベル

 

バイタルだけでは不十分な患者の場合、全身状態を正確に把握するために意識レベルと合わせて判断することもあるため重要です。

 

簡易的な意識レベルの評価方法として、声をかける、刺激を与える、痛み刺激を与える、という順序で行います。ただし、激しく揺さぶるなどの行為は首の骨折などを考慮し避ける必要があります。医療現場では、より詳細な意識レベルの評価のために、JCSやGCS(などの専用スケールが利用されます。

 

JCSは、短時間で意識レベルを評価する簡便な方法で、間脳・中脳・延髄への侵襲の目安として判定できる特徴があります。一方でGCSは、「開眼・最良言語反応・最良運動反応」の3つの側面で評価します。評価がやや複雑であることと、1項目でも判定が困難な場合は意味をなさないという課題があります。

 

意識レベルの適切な評価は、患者の状態把握と適切な医療介入のために不可欠であり、緊急時や重症患者の管理において重要な役割を果たします。

 

尿量測定

 

尿量の測定は患者の健康状態や腎臓機能を評価する重要な手段です。正常な尿量の基準は、1回につき約200~400mlであり、1日の総量として約1,000~2,000mlです。尿量が異常に少ない場合、乏尿と呼ばれ、1日の尿量が500~600ml以下の場合に該当します。更に、無尿は1日の尿量が50ml未満の状態を指します。

 

異常な尿量が示される場合、泌尿器の疾患や腎臓機能の異常が疑われます。正確な尿量の評価のためには、膀胱留置カテーテルなどを使用して尿の量を定量的に測定することが必要です。これにより、適切な医療介入や処置が可能となり、患者の健康状態を適切に管理するうえで重要です。

 

<看護師・ナースのリアルな声>バイタル測定で気を付けていることはありますか?

 

<看護師・ナースのリアルな声>バイタル測定での失敗談を教えてください

 

バイタルの測定の流れ

 

無料写真 病院のベッドの患者-医療とヘルスケアのシニアコンセプトでシニア高齢女性患者を調べる医師

 

ここからは、バイタルを測定するまでの流れを簡単に解説していきます。

 

バイタル測定に必要なもの

 

まず、バイタルの測定には以下のものが必要です。

 

1.聴診器

 

2.秒針付き時計

 

3.電子体温計

 

4.電子血圧計

 

5.アルコール綿

 

バイタル測定する前の準備

 

バイタル測定の事前準備では、まず聴診器を適切に装着し、音が正しく伝わるか確認します。血圧計のマンシェットが正しく加圧されているか、目盛りが反応するかも確認します。患者の肌に触れる部分はアルコール綿で消毒し、衛生的な状態を保ちます。これらの準備が整ったら、正確なバイタルサインの測定に移ることができます。

 

患者さんへの説明

 

バイタルサインの測定を行う際には、患者さんに対して適切な説明と同意を得ることが重要です。まず、測定の目的やその重要性について丁寧に説明します。患者さんが理解しやすいように言葉を選び、質問や疑念があれば丁寧に答えます。測定に対して拒否的な患者さんには無理強いせず、配慮が必要です。

 

もし患者さんが拒否の意思を示す場合は、無理に測定を行わず、時間をおいて再度アプローチするか、別の対応者が担当することを検討します。また、医師に相談して、測定回数や時間帯の変更を検討するなど、患者さんの状況や意向に適した対策を講じます。

 

測定開始

 

バイタルサインの測定を開始する際には、特定の順序が厳格に決まっているわけではありません。ただし、患者さんへの刺激や影響を最小限に抑えるため、マンシェットの装着や体温計の挟むなどの侵襲が少ないものから始めることが重要です。

 

患者さんによっては、測定結果に過敏な反応を示す場合もあるため、そのようなケースでは医療者同士で情報を共有し、適切な配慮を行います。時には、患者さんが測定結果を聞いてきた際に、適切に情報を伝えることも求められます。

 

<看護師・ナースのリアルな声>バイタル測定を行うときに困った患者はいますか?

 

小児相手のバイタル測定方法

 

無料写真 母と娘の聴診器で医者を演奏

 

小児のバイタルサイン測定は、成人と比較して生理機能が未熟であり、外部刺激に敏感でバイタルサインが変動しやすい特徴があります。加えて、年齢が低いため症状や苦痛を的確に表現できないことが挙げられます。このため、客観的なバイタルサインが異常の早期発見や治療判断の重要な要素となり、看護ケアにおいて不可欠です。

 

小児のバイタルサイン測定では、体動や泣き声が測定値に影響する可能性があるため、ストレスを最小限に抑えることが重要です。適切な測定方法と道具の選択、遊びを取り入れる工夫が求められます。

 

また、発達段階や状況に応じて臨機応変にアプローチすることが必要です。家族の協力を得ることも重要で、保護者と連携しながら情報収集や子どもの状態変化の把握を行います。

 

バイタルサイン測定の順番

 

バイタルサイン測定の順番は、患者の年齢や状態によって異なる要素があります。一般的な大人の場合では、「体温」→「脈拍」→「呼吸」→「血圧」という順序が一般的です。

 

しかし、小児の場合はその生理機能の未熟さや感受性が影響を与えるため、「呼吸」→「脈拍」→「体温」→「血圧」の順で測定するのが基本です。ただし、患児の発達段階や理解力、機嫌、病状などに応じて順番を工夫することが重要です。柔軟な対応が必要です。

 

小児相手にバイタル測定するときのポイント

 

小児相手にバイタルサインの測定を行う際は、子供たちの心地よく安心できる雰囲気を作り出すことが大切です。ここでは、小児相手のバイタル測定での大事なポイントをご紹介していきます。

 

優しく説明してあげる

 

まず第一に、優しさと理解をもって接することが大切です。子供たちが緊張せず、安心感を持てるように、笑顔で声をかけ、やさしく説明します。「全然怖くないから安心してね」「ちょっと体のこと見てみようか」など、優しい声掛けで恐怖心を取り除くことが可能です。

 

また、おもちゃや珍しい機械などを触れさせてあげることで、そちらの集中させて穏やかな状態でバイタル測定を行うことが可能になります。

 

終わったら褒める

 

測定が終わったら、子供たちを褒めてあげましょう。「すごく良くできました!お利口さんだね。」と褒めることで、子供たちが測定を良い経験として覚えることができます。

 

<看護師・ナースのリアルな声>小児のバイタルで気を付けていることはありますか?

 

<看護師・ナースのリアルな声>子供たちがすんなりバイタル測定を行ってくれるコツを教えてください

 

まとめ

 

この記事では、看護師の業務でも基本となるバイタルについて詳しく解説してきました。

 

バイタルサインは、患者の健康状態を理解する上で重要な情報源です。正常値との比較を通じて、患者の状態を把握し、変化を敏感に察知することができます。定期的な測定を行うことで、異常を早期に発見できるため、日々の健康管理だけでなく、異常の早期発見にもつなげることができます。

 

医療従事者としては、各測定のポイントや手順を熟知し、いつでもスムーズに実行できるよう努めることが大切です。このような取り組みが、患者の安全と適切な治療につながることを覚えておきましょう。

【看護師が選ぶ大変な科ランキングTOP5】激務の実態と対策を現役看護師が徹底解説!

看護師として働くなら、どの科が大変なのか知っておきたいですよね。本記事では、現役看護師の声をもとに、大変だと感じる科のランキングTOP5を紹介します。

循環器科や脳神経外科など、激務の実態や対策まで詳しく解説。さらに、やりがいを感じられる人気の科や、自分に合った職場の選び方までカバー。看護師を目指す学生さんから転職を考えるベテランナースまで、必見の情報が満載です。あなたのキャリアプランに役立つヒントが見つかるはず!

看護師の仕事で激務といわれる仕事

 

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看護師としての仕事は、医療現場で重要な役割を果たす一方で、その過酷な労働環境も広く知られています。様々な業務が詰まった看護師の日常は、非常にハードであるといえるでしょう。まずは、看護師の仕事で激務といわれる仕事のTOP3をご紹介していきます。

夜勤

夜勤勤務は、通常の昼夜のリズムを逆転させるため、生活リズムに大きな影響を与えます。これにより、睡眠不足や不規則な生活リズムが生じ、身体の免疫力や体調管理に影響を及ぼし、身体の調子を崩すことがあります。

また、友人や家族との交流が難しくなる一方で、夜間の状況や患者の緊急事態への対応が求められるため、ストレスやメンタルな負担も増加します。これが続くと、うつ病や不安障害といった心の健康の問題が引き起こされる可能性もあります。

さらに病院によっては、ほとんど何もなく夜勤を終えるというところもあるようですが、大きな病院や人手不足の病院になると、一人で多くの業務をこなさなければいけません。そのため、十分な睡眠を確保できず、判断ミスなどを起こしやすくなり、ミスや過失が発生するリスクが高まり、ミスへの恐怖心もストレスになるようです。

下の世話

下の世話とは、患者の身の回りのケアを行う業務です。入浴の介助、排泄のお手伝い、食事のサポートなど、日常生活において患者が自分で行うことが難しい活動を支援する役割になります。新人だけでなくベテランの看護師でも大変だと思う業務の一つです。

特に寝たきりの患者の排泄のケアや、便意や尿意を感じる患者のサポートなど、人の排泄物に触れるという行為は、精神的な苦痛を伴うといいます。また、自力で入浴や食事ができない患者には、清潔な状態を保つために浴槽やシャワーでの介助や食事のサポートを行わなければいけません。

このような業務は体力的にもかなり大変で、ハードな仕事だと感じる看護師も多くいるようです。

看取り

看取りは看護師にとっても感情的な負担が大きい瞬間で、看護師自身のメンタルケアが重要です。体力的な負担というよりは、精神的な負担が大きい瞬間といえるでしょう。

患者が安らかに最期を迎えるためには、看護師の落ち着いた存在が大切です。また、患者とのコミュニケーションも重要です。声をかけ、手を握り、安心感を伝えることで、患者が孤独を感じずに安心して最期を迎えてもらわければいけません。

さらに患者だけではなく、家族へのサポートも大きな仕事です。しっかりコミュニケーションを取りながら、最期の瞬間に立ち会う方法や心構えを伝えなければいけません。このような場面が続くことで、メンタルが持たないという看護師が多くいるようです。

看護師がつらいと感じる大変な科とは?

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看護師は、医療現場において不可欠な存在です。しかし、同じ病院勤務の看護師でも、特につらいと感じる科もあるようです。ここでは、看護師がつらいと感じる大変な科についてご紹介していきます。

循環器科

循環器科は学ぶことも多く、知識向上や看護師としてのスキルアップを図るにはもってこいの科です。給料自体も高めで、看護師の職場としては花形といえるでしょう。しかし、その分つらいと感じる場面が多い科でもあります。

循環器科の患者は、命にかかわることが多く、緊急手術や処置が必要な場合が急変する患者のケアや手術の準備、モニタリングなど、正確な判断と的確な対応が求められます。また、24時間体制で看護師が対応する必要があり、長時間の勤務や緊張感が続くことで、身体的な疲労やストレスがたまる職場になります。

このように、循環器科での看護師の仕事は非常に専門的であり、高い責任が伴うため、精神的な負担が大きく、ストレスや疲労が蓄積されることで、心身ともに疲れ果ててしまうという看護師も多くいます。

脳神経外科

脳神経外科は、ほかの病棟よりも高い給与を期待でき、看護師としてのスキルアップを期待できる科ですが、他の科と比べてもハードルが高いとされています。

脳神経外科の特徴として手術が多いことがあげられます。脳神経外科手術は非常に繊細で複雑なもので、手術室での準備や患者のアシスト、手術中の器具や薬の管理など、高度なスキルが求められるため、緊張感のある業務を求められることが多くなります。

また、重度の患者については、生活のサポートやケアなどをしなければいけないため、患者一人の対応に時間を要し、残業も多くなる傾向にあります。

やりがいを感じることも多い科ではありますが、手術の準備やアシスト、急変時の対応、リハビリテーションのサポートなど、多岐にわたる役割があり、精神的な負担も大きく大変な科の一つとして数えられています。

整形外科

整形外科は、交通事故やスポーツ傷害などにより介助を必要とする患者が多く、体力面の負担が大きい科として知られています。そのため、他の科よりもナースコールも頻繁に鳴り、休んでいる暇がないと感じる方も多いようです。

また、手術が終わると自宅療養というケースも多く、患者が常に入れ替わるため、一人に関わる時間が短いだけでなく、新しい患者に必要な対応を覚えなければいけないため、必然的に業務量が増えてしまいます。

さらに、手術後のリハビリテーションをサポートし、運動指導や筋力トレーニングなどを行う必要もあり、長時間行うことは体力的に厳しいと感じてしまうようです。

内科

内科は、幅広い疾患を扱うため患者数が多いのが特徴です。そのため、常に多忙な状況で働くことが多く、体力的に大変だと感じる看護師もいるようです。

また、多くの患者と関わる内科では、患者や家族からのクレームも多い科として知られています。その都度、クレーム対応に追われる必要があり、それが精神的な負担になるということもあるようですね。

産婦⼈科

産婦人科は、女性の妊娠・出産から女性特有の健康管理までを担当します。新しい命が誕生する場面に立ち会う看護師は、家族とともに喜びを分かちあえることが多いです。

しかし、妊娠や出産は喜びとともに、不安や恐れも抱えることがあります。特に流産や死産などの悲しい出来事に対する感情的なサポートも必要であり、指針的な負担が大きいと感じる看護師も多くいるようです。

また、妊娠中の女性は、精神的にもナーバスになりがちで、接し方を間違えると妊婦に大きなストレスを与えることになるため、常に気の張った仕事が求められるといいます。そのような部分にストレスを感じるという看護師も多いようですね。

看護師に人気の科は?

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ここまで、看護師がつらいと感じる科についてご紹介してきましたが、逆に看護師に人気のある科というのも多くあります。ここでは、特に人気の4つの科についてご紹介していきます。

小児科

看護師に人気の科として王道ともいえるのが小児科です。小児科では、子どもたちと密接に関わる機会が多いです。治療や診療後のケア、家族へのサポートなど行う業務は多いですが、子どもたちの笑顔や成長を見守ることは、やりがいを感じる要因となるでしょう。

また、小児科の医師は、子どもたちの健康や成長をサポートする重要な役割を果たすため、子どもたちやその家族との関わりが深く、優しさや思いやりのある医師が多いとされています。医師によって差はあるでしょうが、仕事がスムーズに⾏いやすく、それも人気の原因とされています。

さらに、子どもたちは言葉や表現が未熟なことがあり、その状態や感情を理解するために、優れたコミュニケーションスキルが必要となります。これにより、自然と観察眼が磨かれ、他の科でも活かすことができるというメリットもあります。

内科

つらいと感じる科でも名前のあがった内科ですが、看護師の中では人気の科でもあります。先ほどもご紹介したように、内科では様々な疾患に対処する機会があり、総合的なスキルが求められます。

注射や点滴、診療や検査のサポートなど、患者一人ひとりと深く向き合うことが多く、やりがいを感じるという看護師も多くいます。スキルアップにつながりやすい科としても人気があるようですね。

産婦人科

産婦人科も、つらいと感じる看護師がいる一方で、人気のある科として名前のあがることが多い科です。

産婦人科での看護は、新たな命が誕生する瞬間や家族の喜びに立ち会うことができる点で特別な魅力があります。この瞬間に、幸せを感じて働くことができるといわれています。出産の現場は、何度⽴ち会っても感動するということです。

また、産婦人科では、女性の健康に関連する幅広いケアが必要です。不妊治療から更年期のサポートまで、その女性に合わせた看護を提供することが求められるため、スキルアップにつながるという部分も魅力となっています。

リハビリテーション科

リハビリテーション科は、患者の運動機能を回復させるための科になります。根気よく時間をかけて、患者のサポートをしますが、成果が徐々に現れ、患者の回復を実感することができます。患者の努力や進歩を共有し、ともに成果を喜ぶことは、看護師にとって大きな喜びとなります。

配属先や勤務先を選ぶときのポイント

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看護師には「つらいと感じる職場」「人気の職場」があることがお分かりいただけたと思いますが、ここからは配属先や勤務先の選び方について解説していきます。

やりがいを求めるのか、楽な職場を求めるのか、どんな仕事をしたいのかなど、看護師としてどのような目的をもって仕事をするのかによって、配属先や勤務先は変わってきます。自分にとって、どんな働き方がいいのかをしっかり考えてみましょう。

自分の特性を活かせるか考える

看護師は個々に異なるスキルや特性を持っています。自分がどのようなスキルや性格を持っているかを理解し、それをどのように活かせるかを考えることは、適切な配属先や勤務先を選ぶ上で非常に重要です。

人には得意不得意があります。例えば、外科手術が得意な看護師は外科で活躍することができるでしょうし、コミュニケーションが得意な方は、小児科や内科など人間関係を築きやすい環境を選ぶのがいいでしょう。一方、体力に自信がある方は、整形外科がおすすめです。

また、看護師の仕事はストレスがかかるものです。そのため、自分がストレスに強い人間かどうかを判断することが必要になります。もし強いと判断すれば、忙しい病院や救急医療の現場で働くことが向いているでしょうし、そうでなければ、ストレスの感じることが少ない職場を選ぶのがいいでしょう。

目標を明確にする

看護師としてのキャリアにおいて、どのような目標を持っているかを明確にすることは、自分に合った配属先や勤務先を選ぶ際に重要です。

自分の専門分野を明確にし、その分野でのスキルアップやスペシャリストとしての道を選ぶのか、あるいは幅広い経験を積むために異なる分野を経験するのかを考えてみましょう。目標達成のために必要なスキルや資格を獲得するため、勤務先の環境が自身の成長に適しているかどうかも重要です。

また、家庭を持っていたりお子様がいる方は、その状況に合わせて、勤務時間や勤務体制を選択することも重要です。仕事とプライベートのバランスを保ちつつ、キャリアを築いていく方法を検討してください。

働き方を考える

看護師の資格を活かせる仕事は、診療所や病院だけではありません。幅広い視野をもって、自分に合った職場を見つける看護師も多くいます。看護師の資格を活かせて活躍できる職場には、以下の3つがあります。

検診センターの看護師

検診センターでは、おもに血液検査、心電図の取得、生活習慣アドバイスなど業務を行います。検診センターの勤務は、比較的定期的で予定が立てやすいことが多く、週末や夜間勤務が少ない場合があるため、ワークライフバランスを確保しやすい環境のため人気を集めています。

また、急患の対応も少なく、患者の生死にかかわる場面も滅多にないため、精神的な負担が少ないというところも人気を集めている要因の一つといえます。

検診センターでの経験は、看護師としてのスキルや専門知識を向上させることにつながります。さらに、新たな医療技術や設備に触れる機会もあり、専門知識の広がりが期待されます。スキルアップと同時に、患者の健康をサポートする重要な役割を果たすことで、充実感とやりがいを得ることができるでしょう。

訪問看護師

訪問看護師は、患者の自宅などでケアするのがおもな業務になります。訪問看護師は、病院などのチームプレイではなく単独で仕事を行います。そのため、患者と密接な関係を築く機会が多く、長期間にわたって患者と接することで、信頼関係を構築し、より深いコミュニケーションを図ることができます。

また訪問看護師は、患者の家族とも連携することが多いです。家族のニーズや意向を理解し、連携をとることで、総合的なケアを提供することができます。

スケジュールの調整や急変時の対応など、状況に応じた自己判断と管理が求められますが、患者と関わることが多く、やりがいを感じる職種の一つといえるでしょう。

産業看護師

産業看護師は、企業の看護師として従業員の健康管理を担当します。検診センター同様、夜勤もなく規則正しい生活を送ることができるので、プライベートな時間も確保でき、体力的な負担は少ないです。

おもにデスクワークがメインで、社員に健康診断や健康相談を行うことで、生活習慣のアドバイスや健康プログラムの提供をします。そのため、急患や生死にかかわるような場面に遭遇することがないため、ストレスのかかりにくい職業といえるでしょう。

産業看護師として、新たな資格取得を目指す方も多いですが、その場合、大学で保健師養成課程を修了して、保健師国家試験に合格する必要があるので、時間的な余裕のある方におすすめとなるでしょう。

まとめ

この記事では、看護師がつらいと感じる科についてご紹介してきました。

病院には様々な科がありますが、それぞれの職場で看護師はやりがいをもって仕事にあたっています。しかし、想像以上の出来事に遭遇したり、思ってた以上の激務、ストレスによって、つらいと感じる場面の多い科があります。

しかし、「体力的」「精神的」など、つらいと感じる価値観というのは人によって異なります。充実したキャリアを築くため、自分の強みや興味を考えながら、やりがいのある適切な職場を選択するようにしていきましょう。

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看護師が共感できるあるあるって何?

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看護師の日常は、多くのシチュエーションやエピソードで彩られています。同じ職場や分野で働く仲間たちと共有できる「あるある」の瞬間は、笑いや励ましを生み出し、絆を深めるものでもあります。まずは、看護師の職業病ともいえる「あるある」を見ていきましょう。

看護師あるある【職業病編】

看護師として長い間働くと、特有の「職業病」に悩まされることがあります。日常生活でついついやってしまう行為。思わず「あるある」と共感してしまうものをご紹介していきます。

 

・いつもポケットがいっぱい

・食事のスピードが早くなった

・初めての給料をもらった時、その金額にびっくりする

・退職願を出しても、実際辞めれるのは1年後

・休憩室にはお菓子が常にある

・ご飯を食べようとした瞬間に呼び出される

・曜日の感覚が分からなくなる

・患者が隠れてタバコを吸っても、100%分かる

・台風や地震などの災害時でも仕事は休めない

・定時にあがれるのが奇跡

・勤務交代ぎりぎりの緊急患者は、誰が担当するのか腹の読み合い

 

看護師あるある【夜勤編】

看護師といえば夜勤はつきもの。そんな夜勤中や夜勤明けなど、看護師ならではの「あるある」が多く存在するようですね。

 

・勤務中に「今日落ち着いてますね」は絶対に禁句

・夜勤のときのメイクは薄めかすっぴん

・夜勤明けはなぜか衝動買いをしてしまう

・夜勤明けになぜか遠出をする

・夜勤が終わり外に出たときの太陽のまぶしさにやられる

・夜勤明けに、炭酸やジャンクフードを欲しがち

・夜勤の前日、なぜか眠れない

・夜勤にお菓子を非常食として持っている

・気付いたら夜勤明けにマッサージ

・休憩室にコーヒーやエナジードリンクが多い

・夜間の見回りで、患者さんを見かけると思わずびっくりしてしまう

・いつも同じ看護師が仮眠から起きてこない

 

看護師あるある【プライベート編】

制服を脱いでも、ついつい出てしまう看護師「あるある」。休みの日でも、無意識のうちに看護師としての性(サガ)が発揮されてしまうものです。

 

・シフト制のため、友達と休みが合わない

・医療ドラマを見ていると、ついついツッコミをいれてしまう

・外出中に他人の腕を見るとついつい血管を見てしまう

・知らない番号から電話がかかってくると、病院からの電話だと思ってしまう

・救急車のサイレンに敏感になる

・ナースコールが鳴った気がする

・家族や友人から体調に関する質問をよくされる

・DMという文字を見ると「糖尿病」を思い出す

・患者として病院に行くと、思わず専門用語が出てしまう

・規則正しい生活を患者にはすすめるが、実は自分は不規則な生活をしている

 

看護師あるある【新人編】

ドキドキワクワクの看護師新人時代。そんな新人時代にも「そんなこともあったね」と思わず共感してしまうような「あるある」があるようです。

 

・医療用語が分からなくなる

・神様と呼べるような先輩看護師が一人はいる

・ナースステーションでウロウロしてしまう

・「根拠は?」と聞かれるタイミングを、なんとなく察知できるようになる

・ナースコールに「もしもし」と出てしまう

・激務についていけず、体調がすぐれない

・課題やレポートの時間がまったくとれない

・病院が広くて迷子になる

 

職業別看護師あるある

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看護師といっても、働いている部署は様々です。そこで、職業別に思わずうなずいてしまうような「あるある」をご紹介していきます。

 

看護師あるある【救急看護師編】

命に関わる最前線で頑張っている救急看護師。そんな救急看護師にも、ついほっこりとしてしまうような「あるある」があるものです。

 

・入院患者が歩いていると思わず心配になってしまう

・血を見てもなんとも思わない

・医師よりも知識が豊富な救急看護師がいる

・患者より自分の方が顔色が悪い

・点滴が上手だと思われがち

・大きな事故や災害現場をテレビで見ると、自分の病院に運ばれたことをイメージしてしまう

 

看護師あるある【採血編】

看護委の登竜門ともいえる採血。この採決をとる行為に対しても、思わず納得してしまうような「あるある」がありました。

 

・いい血管をみるとテンションが上がり、同僚に話してしまう

・難しい血管を一発で攻略したときは、なんともいえない達成感を感じる

・血管が細いと患者にいわれると燃える

・毛深い人の腕の毛を剃りたくなる

・「この血管に注射をして」といわれるとイライラしてしまう

 

看護師あるある【精神科看護師編】

近年は、精神科に通う患者も増えているといわれています。そんな現場で頑張っている精神科看護師には、他の看護師には理解しがたい、精神科看護師ならではの「あるある」があるようです。

 

・少々のことではまったく動じない

・コードや刃物に敏感になる

・常に鍵の施錠が気になる

 

看護師あるある【小児科看護師編】

お子様を中心に診察を行っている小児科では、小児科看護師だから分かる、看護師「あるある」があります。

 

・子供が喜びそうなキャラクターのグッズを集めがち

・検査やケアをしたいときに限って、お子様が寝ていてできない

・ナースコールの内容が、子供ならではの可愛すぎる内容

 

看護師あるある【産婦人科看護師編】

新しい命を預かる産婦人科看護師。他の看護師には感じることができない出来事も多く、精神科看護師であれば、思わず納得の「あるある」が多くあります。

 

・新しい命の誕生に思わずもらい泣き

・新生児室が癒しの場になっている

・赤ちゃんの扱いが上手すぎる

 

看護師あるある【看護学生編】

看護師を目指して頑張っている看護学生。卒業間近には実習を経験することになります。そんな実習現場で見た光景に、看護学生ならではの「あるある」があるんです。皆さんも、学生時代を思い出してみてください。

 

・看護学校の先生が予防接種を打ってくれた

・実習中、肌荒れがひどくなりメイクが薄くなる

・実習中、看護師と間違えられる

・「根拠は?」という言葉は二度と聞きたくない

・休日は、課題と睡眠で終わる

・教科書が重すぎる

・どんな場所でも寝られるようになった

・実習中は常に落ち込んでいる

 

他にもある看護師あるある

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仕事以外にも多くの看護師「あるある」があります。ファッション・恋愛など、「自分だけかな」と思っていることが、実は看護師「あるある」だったとなれば、ちょっとホッとしますよね。最後に、看護師「あるある番外編」を見ていきましょう。

 

看護師あるある【ファッション・スキンケア編】

女性であれば気になるファッションやスキンケア。看護師さんの中にも、おしゃれをしたいと思う女性は多くいるようですが、そんな分野でも思わず納得してしまう「あるある」があるということですよ。

 

・病院のルールを守りながら、インナーや足元など細かいおしゃれに力を入れる

・爪を清潔に保たないといけないので、ペディキュアに力を入れている

・とにかく年中汗をかく

・看護師の仕事を始めて、化粧のノリが悪くなった

・たまにスカートを履いて出勤すると、「この後何かあるの?」と聞かれる

・ハンドクリームは必須アイテム

・化粧は眉毛だけ描ければいい

・愛想笑いが上手になる

・とにかく仕事終わりの足が臭い

 

看護師あるある【恋愛編】

業務に追われて恋愛は特に興味がない、という方もいれば、素敵な男性と知り合いたいと思う看護師さんもいます。そんな恋愛事情にある看護師「あるある」を見てみましょう。

 

・実は医師との恋愛はほとんどない

・仕事が忙しすぎて恋愛は考えられない

・看護師というだけでなぜか人気

 

看護師あるある【同僚編】

同僚の行動や様子を見ていると、思わず「そうだよね!」と納得してしまう「あるある」がたくさんあるようですよ。皆さんも同僚の様子を思い浮かべてご覧になってください。

 

・喫煙する同僚が異常に多い

・男性看護師は変わり者が多い

・実習生の髪のまとめ方が上手だと話題になる

・休憩室の飲食物に名前を書いていないと、いつの間にか無くなっている

・苦手な看護師といつも夜勤がかぶる

・お局看護師の機嫌が急に変わる

・女だらけの職場なので人間関係は結構ドロドロしている

・実は女医嫌いが多い

・離婚率が高い

・シングルマザー率が高く、そんな看護師は経済力とたくましさを持っている

¥・患者に評判が良い看護師は実は病院内の評価が低め

 

まとめ

この記事では、誰もが共感できる看護師あるあるをご紹介してきました。看護師として働いている方の中には、共感できる「あるある」がいくつもあったのではないでしょうか。

「自分だけが思っていること?」ということが、「まわりのみんなも同じように思ってたんだ!」と共感しあえるだけで、気持ちが少し楽になりますよね。今回ご紹介した「あるある」の中にも、情景が思い浮かぶほど共感できるものがあったと思います。

看護師は日々忙しい職業です。同じ職業だからこそ分かり合える「あるある」は、ちょっとした息抜きに、ついつい笑ってしまう話のネタとして、ぜひ参考にしてみてください。