「新人に冷たい」「特定の先輩から無視される」「理不尽な指導」——看護師の職場いじめは残念ながら珍しくありません。厚生労働省調査では、職場いじめ被害経験者は看護師の約 3 割にのぼります。
本記事では職場いじめの実態、見分け方、対処法、そして環境を変えるための選択肢を整理します。
看護師の職場いじめ 典型 5 パターン
- 無視・仲間はずれ:挨拶無視、情報共有されない、昼休みの会話から除外
- 過剰指導・叱責:人格否定発言、みんなの前での晒し上げ
- 業務の押し付け:本来他人の業務を無理に担当させる、夜勤シフトの不公平
- 情報遮断:重要な申し送りを意図的に省く、インシデント時の情報共有なし
- 陰口・噂:本人がいない場所で悪評の拡散
いじめを受けていると自覚するサイン
- 出勤前に気分が沈む / 吐き気
- 休憩時間が孤立している
- ミスを過剰に責められる
- 仕事の進捗が他人より遅れる情報格差
- 睡眠障害・食欲不振が出始める
我慢しないで対処する 5 ステップ
STEP 1: 記録を取る
いつ・誰に・何を言われたか・目撃者をメモ。業務日誌・メール・LINE 記録は証拠になります。
STEP 2: 信頼できる上司に相談
師長・看護部長・院内相談窓口(ハラスメント相談窓口がある病院も)。記録を持参して事実ベースで説明。
STEP 3: 外部相談窓口
改善されない場合は外部へ。都道府県労働局・労働基準監督署・日本看護協会のいじめ相談窓口が利用できます。
STEP 4: 心療内科受診
不眠・気分の落ち込みが 2 週間以上続くなら受診。診断書は休職や転職時の材料になります。
STEP 5: 環境を変える
病院内の異動(希望が通らないケースあり)より、転職で職場ごと変える方が確実。いじめの 7 割は職場文化の問題で、個人努力では変わりません。
いじめのない職場の見極め方
- 面接で師長の人柄を確認
- 離職率・平均勤続年数をチェック
- 見学時に職場の空気感を観察
- 口コミで現場ナースの声を確認
- ハラスメント相談窓口の設置有無
まとめ:1 人で抱え込まないで
職場いじめは加害者の問題であって、被害者の責任ではありません。我慢ではなく、記録+相談+環境変更 で解決しましょう。転職エージェントは職場の内情を把握しているので、いじめの少ない職場を紹介してもらえる可能性が高いです。
よくある質問
Q. 師長がいじめの加害者の場合、どこに相談?
A. 看護部長、院内のハラスメント相談窓口、それでも解決しなければ都道府県労働局のあっせん制度や労働基準監督署が使えます。
Q. 転職先でも同じことが起きないか不安
A. エージェント経由で職場内情(離職率・師長の評判)を事前確認すれば大幅に確率を下げられます。面接時の直感も大切。
Q. いじめで休職、その間の給与は?
A. 有給消化後、健康保険の傷病手当金(給与の約 2/3 を最大 1.5 年)が使えます。診断書が必要。


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