失業保険(雇用保険の基本手当)は退職後の生活資金。看護師は需要が高く早期就職できるため満額受給は少ないですが、制度を知ることで有利な退職ができます。
失業保険の基本
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 雇用保険加入者(週 20 時間以上 + 31 日以上雇用) |
| 金額 | 賃金日額の 50〜80%(年齢・金額で変動) |
| 期間 | 自己都合 90〜150 日、会社都合 90〜330 日 |
| 給付制限 | 自己都合 2 ヶ月、会社都合 なし |
自己都合 vs 会社都合
自己都合
- 待期 7 日 + 給付制限 2 ヶ月
- 受給期間 90〜150 日
- 「転職したい」「家庭事情」等
会社都合(特定受給資格者)
- 待期 7 日のみ(給付制限なし)
- 受給期間 90〜330 日
- 倒産・解雇など
特定理由離職者(重要)
自己都合だが特定理由があれば会社都合と同等の扱い。
- パワハラ・いじめによる離職
- 疾病・ケガ(医師の就労困難証明)
- 配偶者の転勤
- 家族の介護
- 妊娠・出産・育児
受給金額の計算例
賃金月額 30 万円 = 日額 1 万円の場合:
- 基本手当日額 = 約 6,000〜6,500 円(60% 前後)
- 自己都合 150 日で約 97 万円
- 会社都合 180 日で約 117 万円
申請手順
- 離職票(会社から受領、退職後 2 週間以内)
- ハローワーク来所・求職申込
- 受給資格決定(離職理由判定)
- 待期 7 日 + 給付制限(自己都合のみ)
- 雇用保険説明会参加
- 失業認定(4 週ごと)
- 振込(1 週間程度)
看護師で受給するコツ
- パワハラ・体調悪化は特定理由離職者申請を検討
- 診断書や証拠の保管
- ハローワークでの就職活動実績が必要(求人検索・面接等)
- 看護師は求人多く 90 日で決まることも
早期就職手当
受給期間中に就職すると残日数に応じて就業促進手当(基本手当残額の 70%)が支給。残日数多いほど有利。
まとめ:離職理由次第で大きく変わる
失業保険は離職理由で受給条件が大差。体調悪化・ハラスメント離職なら特定理由離職者申請で 2 ヶ月の給付制限を回避できます。
よくある質問
Q. 転職先が決まっていても失業保険もらえる?
A. 退職日時点で次の就職先が決まっていれば基本受給不可。ただし早期就職手当の対象になる可能性あり。
Q. 退職後すぐ転職活動して 2 週間で決まった
A. 受給せずに就職 → 早期就職手当の対象に。ハローワークで相談を。
Q. 妊娠で退職した場合は?
A. 特定理由離職者に該当 + 受給期間延長申請で最大 3 年間延長可能。出産後に求職活動しやすくなってから受給開始できる。


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