プリセプター役は看護師のキャリアの節目。しかし新人指導と自分の業務の両立、責任の重さ、新人との温度差でつぶれる人が少なくありません。
本記事ではプリセプターが辛い原因と乗り越え方、サポート要請のコツを解説します。
プリセプターが辛い 5 つの原因
1. 責任の重さ
新人のミスが自分の評価に直結。新人の成長遅れ = 自分の指導力不足と見られる無言の圧力。
2. 自分の業務と指導の両立
受け持ち患者の看護 + 新人の観察・指導で業務負荷が倍。残業時間も増えがち。
3. 新人との温度差
自分が 1 年目で必死だった感覚と、今の新人の価値観にギャップ。叱り方・褒め方のバランスが難しい。
4. 教え方のノウハウ不足
「自分はこう教わった」の再現では今の新人に届かない。教育学的アプローチを学ぶ機会も少ない。
5. フィードバックが少ない
上司からの「プリセプターとしての評価」が曖昧で、自分が良くやれているか不安になる。
乗り越え方 5 つのコツ
1. 完璧主義を手放す
新人が全てを 1 年で習得するのは不可能。3 ヶ月ごとのマイルストーンで「できた」を小さく積み上げる。
2. 新人の話を聞く時間を作る
週 1 回 15 分の 1on1 で「今困ってること」を聞く。教えるより聞く姿勢のほうが信頼関係が深まる。
3. 他のプリセプターと情報交換
病棟内で同時期のプリセプター同士で相談会を作る。ノウハウ共有とストレス発散の両立が可能。
4. 業務調整を師長に相談
プリセプター業務負荷を明確化し、夜勤回数・受け持ち人数の調整を依頼。黙って抱え込まない。
5. 自分の勉強時間を確保
指導のために復習する時間は必要経費。勤務時間内に確保する権利があると認識を。
