看護師(特に民間病院勤務)は退職金が少ない or 不安定なケースが多く、個人での老後資金形成が重要。iDeCo と NISA の税制メリットを活用しましょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 掛金上限(看護師) | 月 23,000 円(職場 DC なし) |
| 職場 DC あり | 月 20,000 円(合計上限) |
| 引き出し | 60 歳まで不可 |
| 税制 | 掛金全額所得控除 + 運用益非課税 + 受取時控除 |
税制メリット例
年収 500 万円の看護師が月 23,000 円(年 276,000 円)を iDeCo に拠出:
- 所得税 20% + 住民税 10% = 30%
- 年間節税 = 276,000 × 30% = 約 83,000 円
- 30 年で節税総額 約 250 万円
NISA(少額投資非課税制度)
新 NISA(2024 年〜)
- つみたて投資枠:年 120 万円まで
- 成長投資枠:年 240 万円まで
- 生涯投資枠 1,800 万円
- 運用益非課税(通常 20% 課税)
- いつでも引き出し可能
税制メリット例
月 5 万円(年 60 万円)を 20 年運用、年利 5% 想定:
- 元本 1,200 万円 → 運用後 2,050 万円(運用益 850 万円)
- NISA で非課税 = 約 170 万円の節税(通常なら課税)
iDeCo vs NISA の使い分け
| 項目 | iDeCo | NISA |
| 引き出し | 60 歳まで NG | いつでも OK |
| 節税 | 拠出時 + 運用 + 受取 | 運用のみ |
| 向いてる人 | 老後資金専用 | 中長期の柔軟な資産形成 |
看護師特有の注意点
転職時の iDeCo
- 転職先に DC 制度あり → 資産移管
- 転職先に DC 制度なし → iDeCo 継続
- 放置すると自動移管で損失リスク
産休・育休中の拠出
- iDeCo:拠出停止 or 継続選択可能
- NISA:拠出は任意(無収入でも OK)
夜勤手当の扱い
夜勤手当は変動大。固定掛金にすると余裕ある月は投資に回すスタイルがおすすめ。
始め方
- 証券口座開設(SBI 証券・楽天証券・マネックス証券等)
- iDeCo は先に iDeCo 口座開設(2 ヶ月かかる)
- NISA は証券口座と同時開設可能
- 商品選択(インデックスファンド中心推奨)
- 月々自動積立設定
まとめ:退職金に頼らない老後設計
公立以外の看護師は退職金だけでは老後不安。iDeCo と NISA の併用で非課税で年金 + 貯蓄を構築するのが王道です。
よくある質問
Q. 投資が怖いです
A. インデックスファンド(全世界株式 or S&P500)を月々積立するのが最も安全で統計的に高リターン。投機ではなく仕組みで増やす発想。
Q. iDeCo と NISA どっちを先に始める?
A. まず NISA(引き出し自由で始めやすい)。余裕が出たら iDeCo 追加の順がおすすめ。
Q. 掛金はいくらから始める?
A. iDeCo は月 5,000 円から、NISA はほぼ無制限。無理ない額で長期継続が最も重要。


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