半世紀にわたり、地域医療の最前線で活躍する看護師を輩出してきた香川看護専門学校。充実した実習環境と確かな就職実績を誇る本校は、2025年度の入学生募集を開始します。
100%の就職率と98%を超える国家試験合格率が示す教育力、そして県内主要医療機関との強固な連携による実践的な学びの環境が、皆様の夢の実現をサポートします。
本記事では、入試情報から学校の特色、実習プログラム、就職支援体制まで、受験検討者の皆様に必要な情報を徹底解説します。次世代の医療を支える看護師を目指す皆様に、ぜひご一読いただきたい内容となっています。
この記事でわかること
- 香川看護専門学校の教育理念と特色ある学習環境
- 2025年度入試における選考方法と準備のポイント
- 段階的な実習プログラムと提携医療機関の詳細
- 充実した就職支援体制と卒業生の活躍状況
- 学生生活における支援制度と施設環境の全容
この記事を読んでほしい人
- 香川県で看護師を目指す高校生
- 地域医療に貢献したい看護師志望者
- 看護師として転職を考えている社会人
- お子様の進路として看護師を検討する保護者
- 実践的な臨床実習を重視する方
香川看護専門学校の特色と強み
香川看護専門学校は、1974年の創立以来、地域医療の最前線で活躍する看護師を数多く輩出してきました。
本セクションでは、50年近い歴史で培われた教育理念と、充実した学習環境について詳しくご説明します。
教育理念と歴史
揺るぎない教育方針
本校は「人間性豊かな看護師の育成」を第一の理念に掲げています。医療技術の習得だけでなく、患者様に寄り添える豊かな人間性を育むことを重視しています。
創立以来、この理念のもと、18,000名を超える卒業生を輩出してきました。
半世紀にわたる実績
1974年の開校以来、香川県の地域医療を支える中核的な教育機関として発展を続けてきました。2015年には新校舎を建設し、最新の設備を整えた実習室や、ICT教育にも対応した学習環境を実現しています。
充実の教員体制
経験豊富な指導陣
現役の看護師や医師を含む40名以上の教員が、それぞれの専門分野で学生の指導にあたっています。実務経験を活かした実践的な指導により、現場で即戦力となる人材を育成します。
少人数制教育の実現
1学年の定員は80名で、クラスは2クラス編成としています。各クラス40名の少人数制により、きめ細やかな指導を実現しています。実習グループは6〜7名で構成され、全ての学生が十分な実践機会を得られる環境を整えています。
特色ある教育プログラム
シミュレーション教育の導入
最新のシミュレーション機器を活用し、実践的な技術習得を支援しています。高機能な患者シミュレーターを用いた演習により、実際の医療現場で必要となる判断力と技術を養います。
ICT活用教育の推進
全ての教室にWi-Fi環境を完備し、タブレット端末を活用した授業を展開しています。電子カルテの操作演習や、オンラインでの症例検討など、現代の医療現場に即した学習環境を提供しています。
充実の施設・設備
最新の実習室環境
基礎看護実習室、成人看護実習室、母性小児看護実習室など、領域別の実習室を完備しています。各実習室には最新の医療機器を設置し、実践的な技術習得を支援しています。
図書室とラーニングコモンズ
医学・看護学の専門書を中心に、15,000冊以上の蔵書を備えた図書室を設置しています。また、グループ学習に適したラーニングコモンズでは、学生同士の学び合いを促進しています。
2025年度入試情報
2025年度の入学試験では、多様な選考方法を用意し、意欲ある方々に広く門戸を開いています。
本セクションでは、各入試区分の詳細から、試験対策のポイントまで、受験に必要な情報を詳しく解説します。
入試区分と選考方法
推薦入試の概要
推薦入試は2024年10月に実施され、指定校推薦と一般推薦の2種類があります。指定校推薦では、高校からの推薦基準を満たす必要があります。評定平均値は3.5以上を求めており、面接試験と小論文試験を実施します。
一般推薦では、課外活動やボランティア経験なども評価の対象となります。
一般入試（前期）の特徴
2024年12月に実施される前期試験では、国語総合、数学I、英語の3科目による学力検査を行います。面接試験も実施され、看護師としての適性や意欲を総合的に評価します。
一般入試（後期）のポイント
2025年2月実施の後期試験は、前期試験と同様の科目構成ですが、募集人員は若干名となります。後期試験では特に面接での評価を重視し、将来の目標や学習意欲を丁寧に確認します。
社会人特別選抜の制度
既卒者や社会人経験者を対象とした選抜制度です。小論文と面接、適性検査により選考を行います。年齢制限は設けていませんが、2年以上の就業経験が必要となります。
試験科目と出題傾向
学力検査の特徴
国語総合では、医療現場で必要となる読解力と表現力を重視しています。現代文を中心に、医療や看護に関連する題材も出題されます。
数学Iでは、データの分析や確率統計の基礎的な問題が中心となります。
英語は、医療用語や看護場面での会話文も含まれます。
小論文試験の対策
医療や看護に関する時事問題、生命倫理に関するテーマなどが出題されます。800字程度で論理的な文章を組み立てる力が求められます。過去の出題テーマには「高齢化社会における看護師の役割」「医療技術の進歩と看護」などがありました。
面接試験のポイント
個人面接の進め方
面接時間は一人15分程度で、志望動機や将来の目標、看護師を目指すきっかけなどについて質問されます。自己PRでは、部活動やボランティア活動での経験を具体的に述べることが重要です。
グループ討議の特徴
社会人入試では、医療や看護に関するテーマでグループ討議を行います。協調性やコミュニケーション能力、リーダーシップなどを評価します。
学費・奨学金制度
学費の詳細
入学金20万円、年間授業料80万円、施設設備費15万円が基本的な学費となります。その他、実習費や教材費として年間約20万円が必要です。学費の納入は年2回に分けて行うことが可能です。
充実の奨学金制度
日本学生支援機構の奨学金に加え、香川県独自の看護師育成奨学金制度があります。県内の指定医療機関で5年間勤務することを条件に、月額5万円の奨学金を受けることができます。また、提携医療機関による独自の奨学金制度も用意されています。
実習環境
香川看護専門学校の特徴である充実した臨床実習について詳しく解説します。
県内の主要医療機関と連携し、段階的に実践力を養う実習プログラムを展開しています。
実習施設の詳細紹介
香川県立中央病院での実習
香川県の基幹病院である県立中央病院では、最新の医療設備と充実したスタッフ体制のもと、高度な医療技術を学ぶことができます。救命救急センターから一般病棟まで幅広い診療科での実習が可能です。指導担当の看護師から丁寧な指導を受けられる体制を整えています。
高松赤十字病院での学び
地域医療の中核を担う高松赤十字病院では、多様な症例を経験できます。特に周産期医療センターでの実習は、母性看護・小児看護の実践的なスキルを習得する貴重な機会となっています。
地域の専門医療機関との連携
精神科病院、リハビリテーション病院、訪問看護ステーションなど、20以上の専門医療機関と連携しています。それぞれの特色ある医療現場で、専門的な看護技術を学ぶことができます。
年次別実習カリキュラム
1年次：基礎看護学実習
看護の基本となるコミュニケーション能力と基礎的な看護技術を習得します。病院での見学実習を通じて、医療現場の雰囲気に慣れることから始めます。バイタルサインの測定や療養環境の整備など、基本的な看護ケアを実践します。
2年次：領域別実習の展開
成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学など、各専門分野での実習を行います。疾患や症状に応じた看護計画の立案と実施を通じて、専門的な知識と技術を深めていきます。
3年次：統合実習での総仕上げ
夜勤実習を含む複数患者の受け持ちや、チーム医療の実践など、就職後を見据えた総合的な実習を行います。看護管理の視点も学び、リーダーシップの基礎を身につけます。
実習記録の書き方講座
看護過程の展開方法
アセスメント、看護診断、計画立案、実施、評価という看護過程の各段階について、具体的な記載方法を指導します。実際の症例に基づいた記録の書き方を、経験豊富な教員が丁寧に指導します。
効果的な記録作成のコツ
客観的な観察事項と主観的な情報を適切に区別し、簡潔かつ正確な記録を作成する技術を習得します。電子カルテでの記録方法も含めて実践的に学びます。
実習でのポイント解説
コミュニケーション能力の向上
患者様やご家族との信頼関係構築に必要なコミュニケーションスキルを、実践を通じて磨いていきます。医療チームの一員としての報告・連絡・相談の方法も学びます。
看護技術の確実な習得
基本的な看護技術から高度な医療処置の補助まで、段階的に技術を習得していきます。シミュレーション教育と実習を組み合わせることで、確実な技術の定着を図ります。
在校生の実習体験談
Aさんの急性期病棟での経験
3年生のAさんは、急性期病棟での実習を通じて、重症度の高い患者様へのケアを学びました。特に人工呼吸器を装着している患者様の観察ポイントや、急変時の対応について、貴重な経験を得ることができました。
Bさんの在宅看護実習での学び
訪問看護ステーションでの実習では、医療機関とは異なる在宅での看護の特徴を学びました。生活環境に合わせた看護計画の立案や、ご家族への指導方法など、在宅看護の醍醐味を感じることができました。
就職支援と実績
香川看護専門学校では、充実したキャリアサポート体制を整え、学生一人ひとりの希望に沿った就職実現をサポートしています。
ここでは具体的な支援内容と、近年の就職実績についてご紹介します。
就職支援体制の詳細
キャリアサポートセンターの活用
専任のキャリアカウンセラーが常駐し、個別の進路相談に対応しています。履歴書の書き方から面接対策まで、きめ細かな支援を提供します。また、定期的な個別面談を通じて、学生の志望動向を把握し、最適な就職先の提案を行っています。
就職支援プログラムの特徴
2年次後半から始まる体系的な就職支援プログラムでは、自己分析や職場研究、面接練習など、段階的にキャリア形成をサポートします。特に面接対策では、現役の看護師長経験者による模擬面接を実施し、実践的な対策を行っています。
具体的な求人情報
県内医療機関からの求人状況
香川県内の主要医療機関から、毎年多数の求人をいただいています。2024年度は県内の公立病院、私立病院合わせて約500件の求人がありました。特に実習先となっている医療機関からは、継続的に高い評価をいただいています。
県外就職のサポート
県外就職を希望する学生には、全国の医療機関の求人情報を提供しています。特に関西圏や首都圏の大学病院との連携も強く、毎年数名が大規模医療機関への就職を果たしています。
就職活動のスケジュール
3年次の就職活動計画
4月から本格的な就職活動が始まります。5月には学内合同説明会を開催し、約30の医療機関の採用担当者との面談機会を設けています。6月以降は個別の病院見学や採用試験が本格化します。
採用試験対策の実施
願書提出から内定までの流れを詳しく解説し、各段階での注意点をアドバイスします。特に面接試験では、よくある質問への対応方法や、自己PRのポイントなど、実践的な指導を行っています。
卒業生インタビュー
県立中央病院に就職したCさんの場合
救命救急センターに配属され、やりがいのある日々を送っています。学生時代の実習で経験した急性期看護の基礎が、現場で大いに役立っています。先輩看護師の丁寧な指導もあり、日々成長を実感しています。
診療所に就職したDさんの声
地域に密着した医療機関で、幅広い年齢層の患者様と接しています。在学中に学んだコミュニケーション技術が、患者様との信頼関係構築に活かされていると実感しています。
大学病院に就職したEさんの経験
高度医療を提供する現場で、最新の医療技術に触れながら看護師としての専門性を高めています。学校での基礎教育が、専門的な医療現場でも十分通用することを実感しています。
学生生活
香川看護専門学校での充実した学生生活をサポートする環境や制度について詳しくご紹介します。
学業に専念できる環境づくりと、心身ともに健康な学生生活を送るためのサポート体制を整えています。
充実の学生生活サポート
1日のスケジュール
1年次の典型的な1日は、朝8時30分から始まります。午前中は主に講義を行い、午後からは実習や演習を実施します。
放課後は自習室やシミュレーション室を活用した自主学習の時間となります。講義と実習のバランスを考慮したカリキュラムにより、効率的な学習を進めることができます。
年間行事の紹介
4月の入学式から始まり、5月の体育祭、10月の学園祭など、季節ごとに様々な行事を実施しています。
12月のクリスマス会では、地域の医療施設でボランティア活動を行うなど、学びと交流の機会を設けています。3月の卒業式では、3年間の集大成として、看護への決意を新たにします。
学生寮の環境
設備と費用
女子寮は学校から徒歩5分の場所に位置し、全室個室となっています。各部屋にはエアコン、ベッド、机、椅子、クローゼットを完備しています。
共用施設として、食堂、浴室、ランドリールーム、談話室があります。月額寮費は40,000円で、朝夕2食付きとなっています。
セキュリティ対策
24時間体制の警備システムを導入し、寮生の安全を確保しています。各階に防犯カメラを設置し、夜間は施錠管理を行っています。寮母が常駐し、生活面でのサポートも行っています。
サークル活動の様子
看護研究会の活動
最新の看護研究や医療技術について学ぶ研究会では、定期的に勉強会を開催しています。外部講師を招いた講演会も実施し、より専門的な知識の習得を目指しています。
ボランティアサークルの取り組み
地域の福祉施設や医療機関でのボランティア活動を行っています。高齢者施設での話し相手や、小児病棟での遊び相手など、様々な形で地域貢献を実践しています。
通学・住居サポート
通学のための支援
最寄り駅からスクールバスを運行しており、通学の利便性を確保しています。自転車通学も可能で、駐輪場を完備しています。また、県外からの入学者には、アパート等の住居情報を提供し、住まい探しをサポートしています。
周辺環境の紹介
学校周辺には、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、飲食店があり、生活に便利な環境が整っています。また、図書館や公園も近く、学習とリフレッシュのバランスを取りやすい立地となっています。
おしえてカンゴさん！よくある質問
受験検討の際によく寄せられる質問について、本校の教員であるカンゴさんが詳しく回答します。入試や学校生活、実習、就職など、様々な疑問や不安について、具体的にお答えしています。
入試に関する質問
Q1：入試の難易度はどのくらいですか？
倍率は例年2〜3倍程度で推移しています。一般入試では特に数学と理科の基礎力が重要となります。また、面接では看護師を目指す意志の強さや適性を丁寧に確認させていただいています。合格に向けては、基礎学力の充実と並行して、医療や看護に関する情報収集も大切です。
Q2：社会人入試の特徴を教えてください
社会人の方には、豊富な社会経験を活かせる選考方法を用意しています。小論文と面接が主な試験科目となり、これまでの職務経験と看護師を目指す動機を中心に評価を行います。年齢制限は設けていませんが、2年以上の就業経験が必要です。
学習・実習に関する質問
Q3：国家試験対策はどのように行われていますか？
1年次から段階的な対策を実施しています。3年次には模擬試験を定期的に実施し、弱点分野を把握して個別指導を行います。直前期には特別講座を開講し、合格に向けた総仕上げを行います。近年の合格率は98％以上を維持しています。
Q4：実習はいつから始まりますか？
1年次の前期から基礎看護実習として、病院見学や基本的なケアの実習を開始します。2年次からは各専門分野の実習が本格的に始まり、3年次には夜勤実習も含めた総合的な実習を行います。段階的に実践力を養えるカリキュラムを組んでいます。
学生生活に関する質問
Q5：アルバイトは可能ですか？
学業に支障のない範囲でのアルバイトは可能です。ただし、実習期間中は学習に専念していただくため、アルバイトは控えていただくことをお勧めしています。医療機関でのアルバイトについては、事前に学校への相談が必要です。
Q6：寮生活について教えてください
女子寮は全室個室で、セキュリティ面も充実しています。寮費には朝夕2食の食事代が含まれており、月額40,000円です。寮母が常駐し、生活面でのサポートも充実しています。また、寮生同士の交流も活発で、学習面での情報交換も盛んです。
就職に関する質問
Q7：就職状況はどうですか？
直近3年間の就職率は100％を維持しています。県内の主要医療機関との強い連携があり、多くの学生が希望する職場に就職しています。県外就職を希望する場合も、全国の医療機関との連携を活かしたサポートを行っています。
まとめ
香川看護専門学校は、地域医療の担い手として活躍できる看護師の育成に力を入れています。本校の特徴と魅力について、改めて重要なポイントをまとめてご説明します。
教育環境の特徴
充実した実習体制
県内の主要医療機関との強固な連携により、実践的な臨床実習を実現しています。基礎から応用まで、段階的に実力を養成できる環境が整っています。シミュレーション教育と実習の効果的な組み合わせにより、確かな技術力を身につけることができます。
手厚い学習支援
経験豊富な教員による少人数制指導と、最新の設備を活用した実践的な教育を展開しています。国家試験対策も1年次から計画的に実施し、高い合格率を維持しています。
入試から就職までのサポート
多様な入試制度
推薦入試、一般入試、社会人入試など、受験生の状況に応じた選考方法を用意しています。特に面接試験では、看護師としての適性を丁寧に確認させていただいています。
確かな就職実績
就職率100％を継続的に達成しており、多くの卒業生が香川県内の医療機関で活躍しています。キャリアサポートセンターによる個別指導と、充実した就職支援プログラムにより、希望する進路の実現をサポートしています。
香川看護専門学校は、充実した実習環境と手厚い学習支援体制により、確かな実践力を持つ看護師を育成しています。地域医療との強い連携を活かした教育プログラムと、100％の就職率が示す確かな実績。あなたの看護師としての夢を、本校で実現してみませんか。
さらに詳しい情報は【ナースの森】で
看護師を目指す方へのキャリアサポートやより詳しい学校情報は、【ナースの森】看護師のためのキャリア支援サイトでご覧いただけます。
▼【ナースの森】看護師キャリア支援サイトはこちら