
医療現場で即戦力として活躍できる看護師の育成に定評のある香里ケ丘看護専門学校。40年以上の歴史を持つ本校は、充実した実習環境と手厚い学習支援体制により、98%を超える就職実績を維持しています。特に実践的な臨床実習プログラムは、大阪府内の主要医療機関との強力な連携により実現しており、即戦力となる看護師の育成に大きな成果を上げています。
2025年度の入試では、一般入試をはじめ、社会人入試、推薦入試など、多様な選考方法を用意。意欲ある方々に広く門戸を開いています。また、きめ細かな国家試験対策や就職支援により、高い国家試験合格率と就職率を実現しています。
本記事では、入試情報から、カリキュラム、実習プログラム、就職支援まで、すべての情報を徹底的に解説します。
この記事で分かること
- 香里ケ丘看護専門学校の特色と充実した教育環境
- 2025年度入試の選考方法と学費、奨学金制度
- 実践的な実習プログラムと提携医療機関の情報
- 手厚い学習支援体制と国家試験対策の具体的な内容
- 就職実績と充実したキャリアサポート体制
この記事を読んでほしい人
- 大阪府内で看護師を目指している高校生の方
- 看護師への転職を考えている社会人の方
- 実践的な実習環境での学びを重視している方
- 手厚い学習支援と就職サポートを求めている方
学校の特色と教育理念

香里ケ丘看護専門学校は、1980年の開校以来、「確かな知識と技術、豊かな人間性を備えた看護師の育成」を教育理念に掲げ、大阪の医療を支える人材を輩出してきました。充実した実習環境と経験豊富な教員陣による丁寧な指導により、高い国家試験合格率と就職実績を誇っています。
学校の沿革と歴史
創立から40年以上にわたり、香里ケ丘看護専門学校は時代のニーズに応える看護教育を提供してきました。1980年の開校当初から、実践的な臨床能力の育成を重視し、地域の医療機関との強い連携を築いてきました。2010年には校舎を全面改築し、最新の医療機器を備えた実習室やICT教育設備を整備。2015年からは、社会人の学び直しニーズに応えるため、夜間部を開設しています。
歴代の実績
2020年以降、国家試験合格率は95%以上を維持し、就職率は98%を超える実績を残しています。卒業生の多くは大阪府内の主要医療機関で活躍しており、なかには看護部長として病院経営に携わる方も輩出しています。
教育理念と特色
本校の教育は「知識」「技術」「人間性」の3つの柱で構成されています。医学的知識と看護技術の習得はもちろんのこと、患者さんの心に寄り添える豊かな人間性を育むことを重視しています。
少人数制教育の実践
1学年の定員は80名で、20名ずつの4クラス編成としています。各クラスに担任教員を配置し、学生一人ひとりの学習進度や生活面までケアする体制を整えています。
校舎・施設紹介
2010年に改築された校舎は、最新の教育環境を提供しています。各階には用途に応じた実習室があり、医療現場を想定した実践的な学習が可能です。
実習室の設備
3階建ての校舎には、基礎看護実習室、成人看護実習室、母性・小児看護実習室、在宅看護実習室を完備しています。各実習室には最新のシミュレーター人形や医療機器を設置し、実際の医療現場を想定した実践的な技術習得が可能です。
図書室とラーニングセンター
24時間利用可能な図書室には、医学書や看護専門書を中心に約15,000冊を所蔵。オンラインデータベースも利用でき、自己学習をサポートしています。
教員紹介
本校の教員陣は、臨床経験豊富な看護師と専門分野の研究者で構成されています。
専門領域別の指導体制
基礎看護学、成人看護学、老年看護学、母性看護学、小児看護学、精神看護学、在宅看護論の各分野に、専門性の高い教員を配置しています。全教員が臨床経験を有し、実践的な指導が可能です。
教員の研究活動
教員は各専門分野で研究活動を継続し、最新の医療知識と看護技術の習得に努めています。その成果は直接学生の教育に反映され、時代のニーズに応える看護師の育成につながっています。
以上のように、香里ケ丘看護専門学校は、充実した教育環境と経験豊富な教員陣による丁寧な指導を特徴としています。次のセクションでは、2025年度の入試情報について詳しく解説します。
2025年度入試情報
2025年度の入学試験では、多様な選考方法を用意し、意欲ある方々に広く門戸を開いています。一般入試をはじめ、社会人入試、推薦入試など、受験生の状況に応じた入試制度を設けています。ここでは、各入試制度の詳細と、学費・奨学金情報についてご説明します。
募集要項詳細
2025年度は全日制課程80名、夜間部40名の募集を予定しています。入試は複数回実施され、それぞれの試験で異なる選考方法を採用しています。
一般入試の概要
一般入試は年3回実施され、Ⅰ期(11月)、Ⅱ期(1月)、Ⅲ期(3月)の日程で実施されます。試験科目は国語総合、数学Ⅰ・A、英語、面接となっています。特にⅠ期試験では、合格者の90%以上が入学を決定しており、早期の受験をお勧めしています。
社会人入試の特徴
社会人入試では、職務経験を評価の対象としています。小論文と面接を中心とした選考を行い、医療や看護に対する理解度と意欲を重視しています。年齢制限は設けておらず、これまでの最年長入学者は45歳の方でした。
推薦入試制度
指定校推薦と公募推薦の2種類を設けています。指定校推薦は、提携している高校からの推薦を受けた生徒を対象としています。公募推薦では、評定平均値3.5以上を出願条件とし、面接と小論文による選考を行います。
学費・奨学金情報
入学から卒業までの総費用と、利用可能な経済的支援制度について詳しく説明します。
学費の詳細
初年度納入金として、入学金25万円、授業料80万円、実習費15万円、施設設備費10万円が必要となります。2年次以降は入学金を除いた金額となります。教科書代や実習衣代などの諸経費として、初年度約15万円が別途必要です。
奨学金制度の活用
日本学生支援機構の奨学金に加え、独自の奨学金制度を設けています。また、提携している医療機関からの奨学金制度も利用可能です。返還免除制度のある奨学金もあり、経済的な不安を抱えている方も安心して学業に専念できる環境を整えています。
入試対策アドバイス
これまでの入試データを分析し、効果的な対策方法をお伝えします。
学科試験のポイント
一般入試では特に数学の基礎力が重視されます。過去問題の分析によると、数学Ⅰ・Aの範囲から、医療現場で必要となる計算力を問う問題が多く出題されています。また、英語では医療用語の読解も含まれるため、医療に関連する英単語の学習もお勧めします。
面接試験の準備
面接では、志望動機や将来のビジョンについて具体的に聞かれます。医療や看護に関する時事問題にも触れられることがあるため、医療ニュースへの関心を持つことが重要です。過去の受験生の経験では、ボランティア活動や医療機関での職場体験なども、意欲をアピールする良い材料となっています。
以上が2025年度入試に関する主な情報となります。次のセクションでは、本校の特徴である充実した実習環境について詳しく解説します。
充実した実習環境

香里ケ丘看護専門学校の最大の特徴は、充実した実習環境です。大阪府内の主要医療機関と強力な連携体制を築き、実践的な臨床実習を提供しています。
ここでは、提携医療機関の紹介から実習プログラムの詳細まで、本校の実習環境について詳しく解説します。
提携医療機関紹介
本校は大阪府内の基幹病院を中心に、20以上の医療機関と実習提携を結んでいます。
主要実習施設の特徴
メイン実習施設となる大阪市立総合医療センターは、1,000床以上を有する特定機能病院です。救急医療から高度専門医療まで、幅広い診療科での実習が可能となっています。
また、地域医療支援病院である香里ケ丘中央病院では、地域に密着した医療の実際を学ぶことができます。
専門医療施設での実習
がん専門病院や小児医療センター、精神科病院など、専門性の高い医療施設での実習も実施しています。これにより、将来の専門分野を考える上での貴重な経験を得ることができます。
実習プログラムの詳細
1年次から段階的に実習を行い、確実な技術の習得を目指します。
基礎看護学実習
1年次前期から始まる基礎看護学実習では、看護の基本となるコミュニケーション技術や基本的な看護技術を学びます。実習室での演習を重ねた後、実際の医療現場で患者さんとの関わりを持ちます。
領域別実習の展開
2年次からは、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学などの領域別実習が始まります。各領域で4週間程度の実習を行い、専門的な知識と技術を習得します。
実習体制と指導方針
きめ細かな指導体制により、学生一人ひとりの成長をサポートしています。
実習指導体制
実習グループは6名程度の少人数制で編成され、各グループに1名の実習指導者が専任で付きます。また、実習施設の指導者との連携により、手厚い指導体制を確保しています。
実習記録の活用
毎日の実習記録は、学びの振り返りと今後の課題を明確にする重要なツールとなっています。教員は記録を細かくチェックし、個別指導やカンファレンスでのアドバイスに活用します。
実習前準備教育
実習開始前には、シミュレーション教育を実施しています。最新の実習モデルを使用し、実際の医療現場で必要となる技術を事前に練習することができます。また、医療安全や感染対策についても十分な事前学習を行います。
実習評価とフィードバック
実習終了後は、実習指導者と担当教員による詳細な評価とフィードバックを行います。達成できた点と今後の課題を明確にし、次の実習につなげていきます。カンファレンスでは、グループメンバーとの学びの共有も大切にしています。
以上のように、本校の実習プログラムは、理論と実践を効果的に結びつけ、確実な技術の習得を支援する内容となっています。次のセクションでは、充実した学習支援体制について解説します。
学習支援体制
香里ケ丘看護専門学校では、学生一人ひとりの学習進度に合わせた支援体制を整えています。特に国家試験対策には力を入れており、早期から計画的な対策を実施しています。また、個別指導体制の充実により、学習上の不安や課題にも丁寧に対応しています。
国家試験対策
合格率98%以上を維持している本校の国家試験対策は、1年次から段階的に実施されています。
年間対策スケジュール
1年次から基礎学力の向上に重点を置き、2年次では各専門分野の知識を深め、3年次には実践的な問題演習と弱点克服に焦点を当てています。毎月実施される模擬試験では、全国規模での自己の位置づけを確認することができます。
特別講座の実施
定期的に外部講師を招いた特別講座を開催しています。近年の出題傾向を踏まえた解説や、効率的な学習方法のアドバイスなど、実践的な指導を受けることができます。また、夏期休暇中には集中講座を実施し、弱点分野の克服を図ります。
オンライン学習支援
スマートフォンやタブレットで利用できる学習支援アプリを導入し、いつでもどこでも学習できる環境を整えています。問題の反復演習や、苦手分野の克服に効果を発揮しています。
個別指導体制
学生一人ひとりの学習状況を把握し、きめ細かな支援を提供しています。
チューター制度の活用
各学生に担当チューターを配置し、定期的な面談を通じて学習状況の確認と支援を行っています。学習上の悩みや生活面での相談にも応じ、充実した学生生活をサポートしています。
補習授業の実施
理解が不十分な分野については、放課後や長期休暇を利用した補習授業を実施しています。少人数制の補習では、個々の理解度に合わせた丁寧な指導を行います。
学習環境とサポート
効果的な学習を支援する環境づくりにも力を入れています。
自習室の整備
24時間利用可能な自習室を設置し、個人の学習スタイルに合わせた環境を提供しています。グループ学習用のスペースも確保しており、仲間との学び合いも促進しています。
学習相談窓口の設置
専門の相談員が常駐する学習相談窓口では、学習方法の相談から精神的なサポートまで、幅広い支援を提供しています。特に国家試験前には、相談時間を拡大して対応しています。
学習リソースの充実
図書室には最新の医学書や看護専門書を完備し、電子ジャーナルへのアクセスも可能です。また、実技練習用の機器や模型も充実しており、自主的な技術練習もサポートしています。
成績管理システムの活用
学習の進捗状況や成績をオンラインで確認できるシステムを導入しています。学生自身が学習の課題を把握し、計画的な学習を進めることができます。また、保護者の方もシステムを通じて学習状況を確認することが可能です。
以上のように、本校では充実した学習支援体制により、学生の成長をしっかりとサポートしています。次のセクションでは、高い就職実績を支える就職支援について詳しく解説します。
就職実績
香里ケ丘看護専門学校は開校以来、98%を超える就職率を維持しています。充実した就職支援プログラムと強固な医療機関とのネットワークにより、学生一人ひとりの希望に沿った就職先の確保を実現しています。
ここでは、就職データの分析から具体的な支援内容まで詳しく解説します。
就職データ分析
2024年度の就職実績を詳しく分析すると、医療機関の特性や地域性など、興味深い傾向が見えてきます。
医療機関別の就職状況
大学病院や大規模総合病院への就職が全体の35%を占め、続いて地域の中核病院が30%、専門病院が20%となっています。残りの15%は診療所や訪問看護ステーション、企業の健康管理室など、多様な医療機関に就職しています。
地域別の就職動向
就職先の約80%は大阪府内の医療機関となっています。特に北摂地域と大阪市内の医療機関への就職が多く、地域医療に貢献する人材を多数輩出しています。
就職支援プログラム
3年間の教育課程の中で、計画的なキャリア支援を実施しています。
キャリアガイダンスの実施
2年次から定期的にキャリアガイダンスを開催し、医療機関の特徴や求人動向、就職活動の進め方などについて詳しく説明しています。実際の医療現場で活躍する卒業生を招いた講演会も実施し、現場の生の声を聞く機会を設けています。
個別進路相談の体制
専任のキャリアカウンセラーが常駐し、個々の希望や適性に応じた進路相談を行っています。履歴書の添削や面接指導も個別に実施し、きめ細かなサポートを提供しています。
主な就職先実績
提携医療機関を中心に、多くの卒業生が活躍しています。
主要医療機関での活躍
大阪府立病院機構や市立総合医療センター、大学病院など、大規模医療機関での活躍が目立ちます。これらの医療機関では、新人教育プログラムが充実しており、卒業後も安心してスキルアップを図ることができます。
専門医療機関での専門性発揮
がん専門病院や小児医療センター、循環器専門病院など、専門性の高い医療機関でも多くの卒業生が活躍しています。実習時の経験を活かし、専門分野でのキャリアを築いています。
地域医療への貢献
地域の中核病院や診療所、訪問看護ステーションなど、地域医療を支える施設でも卒業生は重要な戦力として活躍しています。地域に密着した医療サービスの提供に貢献しています。
以上のように、本校では充実した就職支援と強固な医療機関とのネットワークにより、高い就職実績を実現しています。次のセクションでは、在校生や卒業生の具体的な体験談をご紹介します。
在校生・卒業生の声

香里ケ丘看護専門学校で学ぶ在校生と、すでに医療現場で活躍している卒業生の声をご紹介します。実際の学校生活や実習での経験、就職後のキャリアなど、リアルな体験談をお届けします。
在校生インタビュー
現在本校で学んでいる学生たちの生の声から、学校生活の実態をお伝えします。
1年生の声
1年生のAさんは、基礎看護学実習での経験を次のように語っています。
「最初は患者さんとの関わり方に不安がありましたが、実習指導の先生が丁寧にアドバイスしてくださり、徐々に自信がついてきました。実習室での練習を重ねることで、基本的な看護技術も着実に身についていると実感しています。」
2年生の声
2年生のBさんは領域別実習について次のように話しています。
「各専門分野の実習では、教科書で学んだ知識が実際の現場でどのように活かされているかを学べます。特に救急病棟での実習では、迅速な判断と確実な技術の重要性を実感しました。先輩看護師の方々からも多くのことを学ばせていただいています。」
卒業生の体験談
医療現場で活躍する卒業生たちの声から、本校での学びがどのように活かされているかをご紹介します。
急性期病院での活躍
大学病院の救命救急センターで勤務するCさんは、本校での学びについてこう振り返ります。
「在学中の実習で培った基礎力が、現場での実践に大きく活きています。特に多職種連携の重要性について学べたことは、日々の業務で非常に役立っています。新人教育担当として後輩の指導にも携わっていますが、本校で学んだ経験が指導する際にも活かされています。」
専門病院でのキャリア
小児専門病院に勤務するDさんは、専門性を活かした看護について語ります。
「在学中から小児看護に興味があり、実習でその思いが更に強くなりました。現在は小児がん病棟で勤務していますが、学校で学んだ家族支援の考え方が、患者さんやご家族との関係づくりに大変役立っています。」
社会人学生の両立体験
社会人経験を経て入学した学生たちの、学業と生活の両立についての体験をお伝えします。
働きながらの学び
夜間部で学ぶEさんは、仕事と学業の両立について次のように話します。
「昼間は医療事務として働きながら、夜間に授業を受けています。学校の先生方が理解があり、勤務状況に配慮した実習スケジュールを組んでいただけるので、無理なく学習を進めることができています。オンライン学習システムも、時間を有効活用する上で大変役立っています。」
学生生活詳細

香里ケ丘看護専門学校での学生生活について、日々の授業スケジュールから年間行事、課外活動まで詳しくご紹介します。充実した学習環境と活気あふれる学生生活の様子をお伝えします。
日常の学校生活
看護師を目指す学生たちの1日は、充実した学びで構成されています。
1日のスケジュール例
朝は8時30分から始まり、午前中は主に講義を行います。昼休みをはさんで午後からは実習や演習が中心となり、基礎的な看護技術の習得に取り組みます。放課後は自主練習や補講、サークル活動など、学生それぞれが目的を持って時間を活用しています。
実習室の活用方法
実習室は18時まで開放されており、放課後に自主練習を行うことができます。実習前の技術練習や課題の確認など、学生たちは積極的に実習室を活用しています。教員も適宜サポートを行い、技術の向上を支援しています。
年間スケジュール
季節ごとの行事や実習期間など、年間を通じて様々な活動が計画されています。
学校行事の特徴
4月の入学式から始まり、5月には新入生歓迎会、7月にはオープンキャンパス、10月には学園祭が開催されます。12月のクリスマス会では、地域の子どもたちを招いての交流会も実施しています。3月の卒業式では、3年間の学びの集大成を祝います。
実習期間の組み立て
実習は段階的に進められ、1年次は基礎看護学実習、2年次からは各専門分野の実習が始まります。実習期間中は現場での学びが中心となり、臨床での実践力を養います。
課外活動紹介
学習以外の活動も、学生生活を豊かにする重要な要素となっています。
サークル活動の展開
看護技術研究会やボランティアサークルなど、複数のサークルが活動しています。特に看護技術研究会は、高度な技術の習得を目指す学生たちが集まり、放課後に自主的な練習を重ねています。
ボランティア活動
地域の健康フェスティバルや高齢者施設での活動など、様々なボランティア活動に参加する機会があります。これらの活動を通じて、地域社会との関わりを深めると同時に、実践的なコミュニケーション能力も養っています。
学園祭での取り組み
毎年10月に開催される学園祭では、各学年がテーマを決めて健康教育や救急処置の体験コーナーなどを企画します。地域の方々との交流の場となるとともに、学生たちの企画力や実行力を養う機会にもなっています。
以上のように、本校では充実した学習環境に加え、様々な活動を通じて豊かな学生生活を送ることができます。次のセクションでは、入学に向けた準備について詳しくご説明します。
入学準備ガイド
合格から入学までの期間を有意義に過ごすために、準備しておくべき事項や推奨される学習内容についてご説明します。本校では入学前教育プログラムも用意しており、スムーズな学習開始をサポートしています。
入学前準備事項
入学までに必要な手続きや準備について、優先順位を付けて解説します。
必要書類の準備
入学手続きには、高等学校の調査書や健康診断書などの提出が必要です。また、奨学金を申請する場合は、収入に関する証明書なども必要となります。これらの書類は発行に時間がかかる場合もあるため、早めの準備をお勧めします。
健康管理の開始
看護学生として健康管理は特に重要です。入学前から規則正しい生活リズムを整え、必要な予防接種を計画的に受けることをお勧めします。特にB型肝炎やインフルエンザなどの予防接種は、実習前に必要となります。
必要教材リスト
入学後すぐに必要となる教材や物品について説明します。
教科書・参考書
専門書を中心に約30冊程度の教科書が必要となります。教科書は学校での一括購入となりますが、英和医学辞典などの参考書は事前に購入しておくことをお勧めします。
また、解剖生理学や基礎看護技術に関する入門書に目を通しておくと、入学後の学習がスムーズになります。
実習用具の準備
白衣や看護靴、聴診器などの実習用具は、入学後にオリエンテーションで詳しい説明があります。ただし、基礎看護学実習は入学後すぐに始まるため、必要な物品は速やかに準備する必要があります。
スケジュール管理
入学までの時間を効果的に使うためのスケジュール管理について説明します。
入学前学習プログラム
本校では入学前教育プログラムを実施しています。基礎学力の確認テストや課題レポートの提出、スクーリングへの参加などが含まれます。これらのプログラムは入学後の学習にスムーズに入るための重要な準備となります。
生活環境の整備
通学時間や学習環境の確保など、生活面での準備も重要です。特に一人暮らしを始める方は、早めに住居を決定し、生活環境を整えることをお勧めします。学生寮を利用する場合は、入寮に必要な手続きや物品の準備も計画的に進めましょう。
以上のような準備を整えることで、入学後の学習にスムーズに取り組むことができます。次のセクションでは、本校の地域医療への貢献について詳しくご説明します。
地域医療への貢献
香里ケ丘看護専門学校は、地域の医療・福祉の向上に積極的に貢献しています。学生たちは地域連携活動やボランティア活動を通じて、地域医療の重要性を学びながら、実践的な経験を積んでいます。
地域連携活動
本校は地域の医療機関や福祉施設と密接に連携し、様々な活動を展開しています。
健康教育活動
地域の公民館や小中学校での健康教育活動を定期的に実施しています。学生たちは教員の指導のもと、手洗い指導や生活習慣病予防の啓発活動などを行い、地域住民の健康増進に貢献しています。
地域医療連携プログラム
地域の診療所や訪問看護ステーションと連携し、在宅医療の実際について学ぶ機会を設けています。この経験を通じて、学生たちは地域包括ケアシステムの重要性を実感しています。
ボランティア実績
学生たちは様々なボランティア活動に参加し、地域社会との関わりを深めています。
地域イベントへの参加
地域の健康フェスティバルや防災訓練などのイベントに積極的に参加し、健康相談や応急処置の指導を行っています。これらの活動は、学生たちのコミュニケーション能力の向上にも役立っています。
高齢者施設での活動
近隣の高齢者施設でのレクリエーション活動や話し相手ボランティアなどを通じて、高齢者との関わり方を学んでいます。この経験は、老年看護学の実習にも活かされています。
以上のように、本校は地域に開かれた教育機関として、医療・福祉の向上に貢献しています。これらの活動は、将来地域医療を支える看護師の育成に大きな役割を果たしています。
よくある質問(Q&A)
受験を検討されている方々からよく寄せられる質問について、具体的にお答えします。入試や学校生活、実習、就職に関する疑問点を解消し、皆様の進路選択にお役立てください。
入試に関する質問
Q1: 入試の難易度はどのくらいですか?
一般入試の合格率は例年50%前後となっています。数学と生物の基礎的な学力が特に重視されます。推薦入試では、面接と小論文の評価が重要となり、医療や看護に対する関心と意欲が問われます。
Q2: 社会人入試の年齢制限はありますか?
社会人入試に年齢制限は設けていません。これまでの最高齢入学者は45歳の方でした。社会人の方には、豊富な社会経験を活かした学びが期待できます。
学習環境に関する質問
Q3: 学習と仕事の両立は可能ですか?
夜間部では多くの社会人学生が学んでいます。授業スケジュールは仕事との両立を考慮して組まれており、オンライン学習システムも活用できます。個別の相談にも応じていますので、ご心配な方はご相談ください。
Q4: 補講や個別指導はありますか?
理解度に応じて補講を実施しています。また、各学生にチューターが付き、学習面での個別指導を行っています。放課後の質問対応も充実しています。
実習に関する質問
Q5: 実習先はどのように決まりますか?
実習先は本校の提携医療機関の中から、学生の居住地や希望を考慮して決定します。公共交通機関でのアクセスも配慮しています。
以上が主な質問への回答となりますが、その他のご質問についても随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
香里ケ丘看護専門学校は、充実した実習環境と手厚い学習支援体制を特徴とする看護専門学校です。98%を超える高い就職率と国家試験合格率は、本校の教育の質の高さを示しています。
地域医療に貢献する看護師の育成を目指し、実践的な教育プログラムを提供しています。在校生や卒業生の活躍からも、本校での学びが確かな成果につながっていることがわかります。2025年度入試では、様々な入試制度を用意し、意欲ある方々に広く門戸を開いています。
看護師を目指す皆様の夢の実現に向けて、本校は全力でサポートいたします。詳しい情報や個別の相談については、お気軽に本校までお問い合わせください。
より詳しい情報や、看護師としてのキャリアプランについて知りたい方は、【ナースの森】看護師のためのサイト・キャリア支援サイトもご活用ください。当サイトでは、看護学生から現役看護師まで、様々なステージに応じたキャリア支援情報を提供しています。
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