
70年以上の歴史を誇る京都医師会看護専門学校は、確かな知識と実践力を備えた看護師を育成してきました。2025年度の入学を検討されている方に向けて、本校の特徴と入学対策情報を詳しくお届けします。
充実した実習設備と経験豊富な教員による丁寧な指導で、現場で即戦力となる看護師を育てています。
また、京都府内の主要医療機関との強い連携により、実践的な臨床実習と確実な就職支援を実現。一般入試から社会人入試まで、多様な入学機会を用意し、看護師を目指す方々の夢の実現をサポートしています。
本記事では、カリキュラムの特徴から入試対策、就職状況まで、本校の詳細情報を現役教員と卒業生の声とともにご紹介します。あなたの看護師への第一歩を、確かな環境で支える京都医師会看護専門学校の魅力をご覧ください。
この記事でわかること
- 京都医師会看護専門学校の教育理念と特徴的なカリキュラム内容
- 2025年度入試における一般入試と社会人入試の詳細な選考基準と対策方法
- 充実した実習施設と連携病院における実践的な臨床実習プログラムの内容
- 在校生と卒業生の具体的な体験談に基づく学校生活とキャリアプラン
- 就職支援体制と高い国家試験合格率を支える学習支援システムの詳細
この記事を読んでほしい人
- 看護師を目指して京都での進学を具体的に検討している方
- 社会人経験を活かして看護師としての新たなキャリアを考えている方
- 実践的な臨床スキルを重視した教育環境で学びたい方
- 手厚い学習支援と就職サポートを受けながら学びたい方
学校概要:70年以上の歴史が培う確かな看護教育

京都医師会看護専門学校は、1952年の設立以来、京都の医療を支える優れた看護師を輩出し続けてきました。次世代の医療を担う看護師を育成しています。
ここでは、伝統と革新を融合させた教育環境や特徴を詳しく紹介していきます。
設立背景と教育理念
京都府医師会が直営する当校は、地域医療の質の向上を目指し、高い使命感と確かな技術を持つ看護師の育成を教育理念に掲げています。「知識」「技術」「心」の調和を重視し、患者さんに寄り添える看護師の育成に取り組んでいます。
三つの教育方針
医療の高度化に対応できる確かな知識と技術を持つ看護師の育成を第一に掲げています。次に、患者さんの心に寄り添える豊かな人間性の育成を重視しています。そして、地域医療に貢献できる使命感を持った人材の育成を目指しています。
教育環境の特色
最新のシミュレーション設備を完備した実習室では、実践的な演習を行うことができます。図書館には医療・看護関連の専門書を豊富に取り揃え、学生の自主的な学習をサポートしています。
教職員体制
現役の医師や経験豊富な看護師が教鞭を執り、理論と実践の両面から充実した指導を行っています。専任教員は全員が看護師としての臨床経験を持ち、実践的な知識と技術を学生に伝えています。
少人数制教育の実践
1学年40名の少人数制を採用し、きめ細かな指導を実現しています。教員と学生の距離が近く、学習面での不安や進路相談にも丁寧に対応しています。
立地と通学環境
京都市内の中心部に位置し、主要駅からのアクセスも良好です。周辺には実習先となる医療機関も多く、実践的な学習環境が整っています。
周辺環境
図書館や文化施設が近接し、学習環境も充実しています。学生寮も完備しており、遠方からの入学者も安心して学業に専念できる環境が整っています。
施設・設備の特徴
実習室には最新の医療機器とシミュレーターを完備し、実践的なトレーニングが可能です。ICT教育にも力を入れており、オンライン学習システムも導入しています。
実習室の設備
基礎看護実習室、在宅看護実習室、母性看護実習室など、分野別の専門実習室を完備しています。それぞれの実習室には、現場で使用される最新の医療機器を導入しています。
図書館とラーニングセンター
医療・看護の専門書や学術雑誌を豊富に取り揃えた図書館では、静かな環境で集中して学習することができます。また、グループ学習に適したラーニングセンターも設置しています。
学校の特色ある取り組み
地域医療機関との連携を活かした実践的な教育プログラムを展開しています。また、国際交流にも力を入れており、海外の看護教育機関との交流も行っています。
地域連携プログラム
地域の医療機関や福祉施設と連携し、実践的な臨床実習を実施しています。在宅看護や地域包括ケアについても、実践的に学ぶことができます。
国際交流活動
海外の看護教育機関との交換留学プログラムを実施し、グローバルな視点を持った看護師の育成に取り組んでいます。また、留学生の受け入れも行っています。
このように、京都医師会看護専門学校は、伝統ある教育機関としての実績と、現代の医療ニーズに応える革新的なアプローチを両立させています。充実した教育環境と実践的なカリキュラムにより、即戦力となる看護師の育成を実現しています。
2025年度入試情報:多様な入学選考で看護への夢をサポート

2025年度の入学試験では、従来の一般入試に加え、社会人入試や推薦入試など、多様な選考方法を用意しています。受験生一人ひとりの状況に合わせた入試制度により、看護師を目指す方々の夢の実現をサポートします。
ここでは、詳しい入試区分や科目、合格基準などについてご紹介します。
入試区分と選考方法
一般入試の概要
一般入試では基礎学力試験として国語、数学、英語の3科目を実施します。試験時間は各科目60分で、高校までの基礎的な学力を確認します。面接試験では志望動機や看護師としての適性を評価します。
社会人入試の特徴
社会人入試では、社会人としての経験を重視した選考を行います。小論文試験では医療や看護に関する時事問題についての考察力を問い、面接では職務経験を活かした学習意欲や将来展望を確認します。
試験科目と出題傾向
国語の出題傾向
現代文を中心に、医療や看護に関連する文章の読解力と表現力を評価します。過去の出題では、医療倫理や患者とのコミュニケーションに関する内容が頻出しています。
数学の重点分野
数学では、医療現場で必要となる基礎的な計算力と論理的思考力を重視します。特に、単位換算や濃度計算、データの統計的分析に関する問題が出題されています。
英語試験の特徴
医療現場で使用される英語表現や論文読解に必要な語彙力を問う問題が中心です。リーディングとともに、基本的な医療用語の理解も求められます。
合格基準と評価のポイント
学力試験の評価基準
各科目100点満点で、総合点に加えて各科目の最低点も設定されています。特に、看護師として必要な計算力と読解力を重視した評価を行います。
面接試験のポイント
面接では、コミュニケーション能力と看護師としての適性を多角的に評価します。質問項目には、志望動機、将来の目標、医療に対する考え方などが含まれます。
2024年度入試の実績分析
志願者状況の傾向
2024年度入試では、一般入試、社会人入試ともに志願者が増加傾向にありました。特に、社会人入試では医療関連職種からの転職希望者が目立ちました。
合格者データの分析
合格者の平均点や出身校の傾向、年齢層など、詳細なデータ分析を行っています。これらの情報は、次年度の受験対策に有効活用できます。
効果的な受験対策アドバイス
学力試験対策のポイント
日々の学習では、基礎的な計算問題や医療関連の文章題に重点を置くことをお勧めします。また、過去問題の分析を通じて、出題傾向を把握することが重要です。
面接試験への準備
志望動機を明確に整理し、自己PRを具体的なエピソードとともに準備することが大切です。また、医療や看護に関する時事問題にも関心を持つようにしましょう。
入学までの準備期間の活用法
入学前教育プログラム
合格後は、入学前教育プログラムを通じて、基礎学力の向上と医療・看護の基礎知識の習得を図ることができます。オンライン学習システムも活用できます。
事前学習のすすめ
入学後の学習をスムーズに進めるため、解剖生理学や医療用語の基礎的な学習を始めることをお勧めします。図書館の利用方法や情報収集の方法も確認しておくと良いでしょう。
このように、京都医師会看護専門学校の入試制度は、多様な背景を持つ受験生に対応できるよう設計されています。充実した準備期間を経て、看護師への第一歩を踏み出すことができます。
特徴的なカリキュラム:理論と実践を融合した体系的な学び

京都医師会看護専門学校では、確かな知識と実践力を養うため、段階的に学習を深められるカリキュラムを構築しています。基礎から応用まで、体系的な教育プログラムにより、現代の医療ニーズに対応できる看護師を育成します。
ここでは、当校のカリキュラムやプログラムなどについてご紹介いたします。
年次別カリキュラムの特徴
1年次:基礎的知識と技術の習得
1年次では、看護の基礎となる解剖生理学や看護技術の基本を中心に学習を進めます。基礎看護学実習を通じて、看護の本質と基本的な技術を身につけていきます。
2年次:専門知識の深化と実践力の向上
2年次からは、より専門的な領域の学習が始まります。成人看護学、小児看護学、母性看護学など、各専門分野の知識と技術を段階的に修得していきます。
3年次:統合的な学習と実践的トレーニング
最終学年では、それまでの学びを統合し、より実践的な看護技術の習得を目指します。複雑な症例への対応や、チーム医療における看護師の役割について深く学びます。
特色ある授業プログラム
シミュレーション教育の実践
最新のシミュレーターを活用し、実際の医療現場を想定した実践的な演習を行います。緊急時の対応や高度な医療処置についても、安全な環境で繰り返し練習することができます。
統合的な事例研究
実際の看護場面を想定した事例研究を通じて、複数の視点から看護を考察する力を養います。グループディスカッションを通じて、多角的な思考力も育てていきます。
実習プログラムの詳細
基礎看護学実習の進め方
1年次から段階的に実習を開始し、基本的な看護技術の習得と患者さんとのコミュニケーション能力の向上を図ります。実習前には十分なオリエンテーションを行い、安心して実習に臨めるよう支援します。
専門分野別実習の特徴
2年次以降は、各専門分野の実習を通じて、より実践的な看護スキルを身につけていきます。成人、老年、小児、母性、精神看護学など、各分野での実習を通じて、幅広い看護経験を積むことができます。
選択科目の特徴と履修モデル
専門性を高める選択科目
3年次には、より専門的な知識を深めるための選択科目が用意されています。緩和ケア、災害看護、国際看護など、将来のキャリアを見据えた科目選択が可能です。
キャリア別履修モデル
一般病棟、救急医療、地域包括ケアなど、目指す進路に応じた履修モデルを提示しています。教員との個別相談を通じて、最適な科目選択をサポートします。
国家試験対策プログラム
体系的な試験対策
1年次から段階的に国家試験対策を実施します。定期的な模擬試験と個別指導により、確実な学力向上を図ります。
個別サポート体制
成績分析に基づいた個別指導と、弱点克服のための補習授業を実施します。また、精神面のサポートも充実しており、ストレスなく試験対策に取り組むことができます。
ICTを活用した学習支援
オンライン学習システムの活用
自宅からもアクセス可能なeラーニングシステムを導入し、効率的な学習をサポートします。動画教材や演習問題を活用することで、理解度に応じた学習が可能です。
双方向型授業の実践
オンラインツールを活用した双方向型の授業も実施しています。学生同士のディスカッションや教員とのコミュニケーションを通じて、深い学びを実現します。
このように、本校のカリキュラムは、理論と実践のバランスを重視し、段階的な学習を通じて確かな看護力を育成します。また、個々の学生の目標や適性に応じた柔軟な学習支援体制も整えています。
実習体制と就職支援:実践力を養い、理想の就職を実現

本校では、京都府内の主要医療機関との強い連携により、充実した実習プログラムを提供しています。
ここでは、きめ細かな就職支援体制について紹介していきます。
実習施設との連携体制
提携医療機関の特徴
京都市内を中心に、大学病院から地域の中核病院まで、様々な特色を持つ医療機関と連携しています。それぞれの施設の特徴を活かした実習により、幅広い臨床経験を積むことができます。
実習指導体制の充実
各実習施設には経験豊富な実習指導者が配置されており、現場での細やかな指導を受けることができます。また、学校の教員も定期的に実習施設を訪問し、学習進度の確認と支援を行います。
実践的な実習プログラム
段階的な実習計画
基礎看護学実習から始まり、各専門分野の実習へと段階的に進んでいきます。実習前には十分な事前学習と技術チェックを行い、安全かつ効果的な実習を実現します。
多様な実習環境
急性期から慢性期、在宅看護まで、様々な場面での看護を経験できます。また、地域包括ケアシステムの実践についても学ぶことができます。
キャリア支援体制
個別キャリアカウンセリング
専任のキャリアカウンセラーが、学生一人ひとりの希望や適性に応じた進路相談を行います。定期的な面談を通じて、具体的なキャリアプランを築いていきます。
就職支援プログラム
履歴書の書き方や面接対策など、就職活動に必要なスキルを段階的に学ぶことができます。また、卒業生による就職説明会も定期的に開催しています。
就職実績データ
就職状況の分析
2024年度の就職率は98.5%を達成し、その多くが第一希望の医療機関に就職しています。求人倍率は8.2倍と高く、多様な選択肢の中から理想の就職先を選ぶことができます。
主な就職先の紹介
京都府内の主要な総合病院をはじめ、大学病院、専門病院など、様々な医療機関に卒業生が就職しています。地域医療に貢献する診療所や訪問看護ステーションへの就職実績もあります。
継続的なキャリア支援
卒後教育プログラム
卒業後も継続的な学習機会を提供しています。最新の医療技術や看護知識に関する研修会を定期的に開催し、キャリアアップを支援します。
同窓会ネットワークの活用
活発な同窓会活動を通じて、卒業生同士のネットワークを構築することができます。先輩看護師との交流は、キャリア形成の貴重な参考となります。
このように、本校では実践的な実習プログラムと手厚い就職支援により、学生の理想のキャリア実現をトータルにサポートしています。医療現場で即戦力として活躍できる看護師の育成を目指しています。
学習環境と設備:最新設備と快適な学習空間の融合
京都医師会看護専門学校では、学生の効果的な学習をサポートするため、最新の教育設備と快適な学習環境を整備しています。実践的な技術習得から自主学習まで、あらゆる学習ニーズに対応できる充実した施設を提供しています。
実習室・演習室の設備
基礎看護実習室の特徴
最新のシミュレーション機器を備えた基礎看護実習室では、バイタルサインの測定や日常生活援助技術の習得が可能です。実際の病室を模した環境で、リアルな実践トレーニングを行うことができます。
専門分野別実習室の機能
成人看護、母性看護、小児看護など、各専門分野に特化した実習室を完備しています。それぞれの分野で必要となる特殊な医療機器や教材を用いて、専門的な技術を習得することができます。
図書館の充実した蔵書
専門書と学術雑誌
医療・看護分野の専門書を中心に、約20,000冊の蔵書を所蔵しています。国内外の学術雑誌も定期購読しており、最新の医療情報にアクセスすることができます。
電子図書館システム
オンラインで利用できる電子ジャーナルや文献データベースも整備しています。自宅からでも必要な資料を閲覧することができ、効率的な学習を支援します。
学生サポート施設
自習スペースの整備
個人学習用のキャレルデスクや、グループ学習に適した討議室を設置しています。無線LANも完備しており、オンライン学習にも対応できる環境となっています。
学生ラウンジの活用
くつろぎの空間として設計された学生ラウンジでは、休憩や軽食をとることができます。学生同士の交流の場としても活用されています。
ICT学習環境
オンライン学習システム
独自のeラーニングプラットフォームを導入し、いつでもどこでも学習できる環境を整えています。動画教材や演習問題を通じて、効果的な自己学習が可能です。
情報処理室の設備
最新のパソコンを完備した情報処理室では、レポート作成や文献検索、統計処理などの学習に活用できます。必要なソフトウェアも整備されています。
このように、本校では最新の設備と快適な学習環境を通じて、学生の効果的な学習をサポートしています。実践的な技術習得から自主学習まで、充実した施設で看護師としての基礎を築くことができます。
在校生・卒業生の声:リアルな学校生活とキャリアストーリー
京都医師会看護専門学校で学ぶ在校生と、すでに医療現場で活躍する卒業生の声をお届けします。それぞれの経験や思いを通じて、本校での学びの特徴と、看護師としてのキャリアパスをより具体的にイメージしていただけます。
在校生インタビュー
高校卒業後すぐに入学したAさんの場合
看護の道を志したきっかけは、高校生の時のボランティア体験でした。
本校を選んだ理由は、充実した実習環境と手厚いサポート体制です。1年生の基礎実習では不安もありましたが、先生方の丁寧な指導のおかげで、看護の基本をしっかりと身につけることができました。
社会人経験を経て入学したBさんの場合
前職での経験を活かしながら、新たなキャリアにチャレンジしています。仕事と学業の両立は大変ですが、同じ目標を持つ仲間との出会いが大きな励みとなっています。教員の方々も社会人学生の事情を理解してくださり、必要に応じて個別指導も行っていただけます。
学校生活レポート
日々の授業と実習の様子
朝は基礎医学や専門科目の講義から始まり、午後は実習室での演習を行うことが多いです。グループワークも積極的に取り入れられており、仲間と協力しながら課題に取り組んでいます。
学校行事での思い出
春のスポーツ大会や秋の文化祭など、学年を超えた交流の機会も多くあります。特に戴帽式は、看護師を目指す者としての自覚と責任を強く感じる機会となりました。
卒業生の活躍事例
急性期病院で活躍するCさんの場合
卒業後、大学病院の救急外来で勤務しています。本校での実践的な学びが、現場での即戦力となっています。特に、シミュレーション教育で培った緊急時の対応力は、日々の業務で大いに役立っています。
地域医療に貢献するDさんのケース
訪問看護ステーションで働きながら、地域の健康支援に携わっています。本校で学んだ患者さんとの関わり方や、多職種連携の重要性は、在宅医療の現場で特に重要となっています。
仕事と学業の両立体験
働きながら学ぶ工夫
時間管理が重要です。通学時間や休憩時間を活用した効率的な学習方法を、先輩方からアドバイスをいただきながら確立していきました。オンライン学習システムの活用も、両立のための大きな支援となっています。
支援制度の活用法
本校には社会人学生向けの特別な支援制度があり、学費面での負担軽減や学習サポートを受けることができます。教職員の方々の柔軟な対応も、両立を支える大きな力となっています。
このように、本校では多様なバックグラウンドを持つ学生が、それぞれの目標に向かって学びを深めています。在校生や卒業生の実体験は、看護師を目指す方々にとって、具体的な道標となることでしょう。
年間スケジュール:充実した学びのタイムライン
京都医師会看護専門学校の1年間は、理論学習と実践的な実習が効果的に組み合わされています。季節ごとの行事や国家試験対策なども計画的に実施され、看護師として必要な知識と技術を着実に身につけていくことができます。
前期カリキュラム(4月~9月)
4月の新学期スタート
入学式に始まり、新入生オリエンテーションでは学習環境の説明や施設見学を行います。2年生以上は新しい専門科目の授業が始まり、より深い学びへと進んでいきます。
5月から6月の学習期間
基礎看護技術の演習が本格的に始まり、基本的な看護スキルの修得に励みます。この時期には早期体験実習も実施され、医療現場の雰囲気を体感することができます。
後期カリキュラム(10月~3月)
秋季の専門実習
各学年で異なる専門分野の実習が始まります。実習先の医療機関で実践的な経験を積み、現場での看護を学んでいきます。
冬期の集中講義
年末年始を挟んで、重要科目の集中講義が行われます。特に3年生は国家試験対策が本格化し、模擬試験や個別指導が強化されます。
学校行事とイベント
春季のイベント
5月には体育祭が開催され、クラスの垣根を越えた交流が生まれます。6月の戴帽式は、看護師を目指す者としての自覚を新たにする重要な儀式となっています。
秋季の文化行事
学園祭では、日頃の学習成果の発表や、地域住民との交流イベントが行われます。医療や看護に関する啓発活動も、学生主体で企画されています。
実習スケジュールの詳細
学年別の実習計画
1年次は基礎看護学実習、2年次は各論実習、3年次は統合実習と、段階的に実践力を高めていきます。それぞれの実習には事前学習と事後の振り返りが組み込まれています。
実習施設との連携
実習施設との定期的な連絡会議により、実習内容の調整や学生の学習状況の共有が行われます。実習指導者との密接な連携により、効果的な実習を実現しています。
国家試験対策スケジュール
計画的な試験対策
1年次から段階的に国家試験対策を実施します。3年次には本格的な対策が始まり、模擬試験や特別講座が定期的に開催されます。
個別支援体制
成績分析に基づいた個別指導と、弱点克服のための補習授業を計画的に実施します。メンタルヘルスケアも含めた総合的なサポートを提供しています。
このように、本校の年間スケジュールは、効果的な学習進度と充実した学校生活が両立するよう綿密に計画されています。学生一人ひとりが目標に向かって着実に成長できる環境が整えられています。
おしえてカンゴさん!よくある質問
京都医師会看護専門学校への入学を検討されている方々から寄せられる質問に、現役の看護師と教職員が丁寧にお答えします。入学検討から学校生活、将来のキャリアまで、具体的な疑問点を解消していきましょう。
入学に関する質問
Q1:社会人でも働きながら学ぶことは可能ですか?
A:可能です。夜間部コースを設置しており、昼間は仕事をしながら学習を進めることができます。また、社会人学生向けの特別な支援制度も用意されており、仕事と学業の両立をサポートしています。
Q2:入学試験の科目や対策方法を教えてください。
A:一般入試では国語、数学、英語の3科目と面接試験を実施します。社会人入試では小論文と面接を重視しています。入学前の個別相談も実施していますので、お気軽にご相談ください。
学費・支援制度について
Q3:授業料の支援制度はありますか?
A3:日本学生支援機構の奨学金に加え、本校独自の授業料減免制度があります。また、社会人学生向けの特別支援制度も整備されています。経済面での不安については個別にご相談に応じています。
Q4:教材費や実習費用はどのくらいかかりますか?
A:年間の教材費は約15万円程度です。実習費用は実習先により異なりますが、年間約10万円程度を見込んでいただければ安心です。入学時には詳細な費用説明を行っています。
学習環境とサポート体制
Q5:学習支援体制はどのようになっていますか?
A:個別指導やグループ学習、オンライン学習システムなど、多様な学習支援を提供しています。また、教員による定期的な個別面談で、学習の進捗状況を確認しながらサポートを行います。
Q6:実習先はどのように決まりますか?
A:本校と提携している京都府内の主要医療機関で実習を行います。学生の希望や通学時間などを考慮しながら、効果的な実習が行えるよう調整しています。
キャリアと将来について
Q7:国家試験の合格率はどのくらいですか?
A:2024年度の合格率は96.8%で、全国平均を上回っています。1年次から計画的な試験対策を実施し、個別指導も充実しています。
Q8:卒業後のキャリアパスについて教えてください。
A:京都府内の主要医療機関への就職実績が豊富です。また、認定看護師や専門看護師を目指すための進学支援も行っています。卒業後のキャリアアップもサポートしています。
学校生活について
Q9:学校の雰囲気はどのようですか?
A:アットホームな雰囲気の中、教員と学生の距離が近く、質問や相談がしやすい環境です。また、学年を超えた交流も活発で、互いに支え合いながら学んでいます。
Q10:寮は完備されていますか?
A:学生寮を完備しており、遠方からの入学者も安心して学業に専念できます。寮費は月額6万円程度で、食事付きのプランも選択可能です。
このように、入学検討から学校生活、将来のキャリアまで、皆様の疑問にお答えしています。さらに詳しい情報が必要な場合は、オープンキャンパスや個別相談会でもご案内させていただきます。
まとめ
京都医師会看護専門学校は、70年以上の歴史と実績を持つ看護教育機関として、確かな知識と技術を備えた看護師の育成に取り組んでいます。充実した教育環境と手厚いサポート体制により、皆様の看護師への夢の実現をトータルに支援しています。
最後に本校が選ばれる理由や展望のポイントをお伝えします。
本校が選ばれる理由
充実した教育環境
最新のシミュレーション設備と実践的なカリキュラムにより、現場で即戦力となる看護師を育成しています。少人数制による丁寧な指導と、経験豊富な教員陣による手厚いサポートが、確かな学びを支えています。
強力な実習・就職支援
京都府内の主要医療機関との強い連携により、充実した実習プログラムを提供しています。また、きめ細かな就職支援により、高い就職率と希望進路の実現を実現しています。
今後の展望
さらなる教育の充実
最新の医療技術や看護ニーズに対応した教育プログラムの開発を進めています。また、ICTを活用した学習支援システムのさらなる充実も計画しています。
グローバルな視野の育成
国際交流プログラムの拡充により、グローバルな視点を持った看護師の育成を目指しています。海外の教育機関との連携も強化していきます。
京都医師会看護専門学校は、これからも地域医療を支える優れた看護師の育成に尽力してまいります。皆様の夢の実現に向けて、最適な学習環境と確かな支援を提供していきます。
看護師への第一歩を、確かな環境で
京都医師会看護専門学校は、70年以上の歴史と実績に裏打ちされた充実した教育環境で、未来の看護師を育成しています。
最新のシミュレーション設備による実践的な学び、経験豊富な教員による丁寧な指導、そして強力な就職支援体制により、看護師としての確かなキャリアをサポートしています。あなたの看護師への夢を、本校で実現してみませんか。
より詳しい情報や、看護師を目指す方々向けの役立つ情報は、【ナースの森】看護師のためのキャリア支援サイトでご覧いただけます。実際に働く看護師の体験談や、看護学校選びのアドバイス、そして最新の医療・看護情報まで、幅広いコンテンツをご用意しています。